N1 Provisioning Server では、コマンド行からの、構成済みイメージおよび手動で作成したイメージのインポートがサポートされています。
image -c コマンドを使用して、構成済みイメージをインポートします。 -c オプションにより、データベースにサーバーイメージのエントリが作成されます。
イメージの内容が、イメージサーバーの NFS 共有ディレクトリでアクセスできることを確認します。
N1 Provisioning Server で十分な記憶領域が利用できることを確認します。また、イメージ保存用に独立したサーバーを使用している場合は、そのサーバーで十分な記憶領域が利用できることを確認します。
構成済みイメージは、N1 Provisioning Server エージェントなどの構成を使用してパッケージ化されています。 イメージが配備不能状態に設定されてしまうため、image -c コマンドと-n オプションは併用しないでください。
image -c -s -L nfs://3001/image/s9u5-img -S 4096M -A sun4ublade -o solaris s9u5-js 'Solaris 9 update 5 jumpstart for sparc blades' |
この例のイメージの作成とインポートでは、名前に s9u5-img、サイズに 4096MB、デバイス位置に 3001、ディレクトリパスに /images/s9u5-js が使用されています。 イメージは sun4ublade アーキテクチャー用です。
JumpStart サーバーを設定します。
「JumpStart 設定の作成」を参照してください。
ブートおよび構成 JumpStart サーバーをカスタマイズします。
「JumpStart ブートおよび構成サーバーのカスタマイズ」を参照してください。
次のコマンドを使用して、JumpStart 環境を N1 Provisioning Server 環境にインポートします。
image -c -s -n -L nfs://3001/images/jumpstart -S image size -A sun4ublade -O solaris -T jumpstart -P /images/jumpstart/dhcp-options.txt sun4ublade-js-image "*description*"
例:
image -c -s -n -L nfs://3001//images/jumpstart-3 -S 1 -A sun4ublade -O solaris -T jumpstart -P dhcp-options.txt solaris-jumpstart-validate-img "Jumpstart validation desc" Created server image: 92 |
イメージロケータ URL は一意である必要があります。 -n オプションは必須です。
この操作により、配備不能状態のイメージが新規作成されます。 イメージをファームに配備する前に、イメージを検証する必要があります。