ニーモニックとは、マウスに代わる、もう一つのキーボード操作のことです。 メニュータイトルやメニュー項目などのインタフェースコンポーネントにおいて下線が付いた英数字がニーモニックです。 Alt キーを押しながら、このニーモニックを示す英数字キーを押すと、そのニーモニックに対応するコマンドが実行されます。
キーボードフォーカスがテキスト要素にない場合は、Alt キーを使用する必要がないこともあります。 たとえば、「ファイル」メニューから「終了」コマンドを選択するには、まず、Alt キーを押しながら F キーを押して、「ファイル」メニューを表示し、次に、Alt キーを離して、X キーを押します。
キーボードショートカットでメニューを表示させると、次に押すキーは表示されているメニュー内のコマンドだけに対応します。 たとえば、 Alt+F で「ファイル」メニューを表示した後で A キーを押した場合は「名前を付けて保存」コマンドが実行されますが、Alt+E で「編集」メニューを表示した後で A キーを押した場合は「すべて選択」コマンドが実行されます。
Sun Management Center 3.5 Update 1 では、すべてのメニュー項目にニーモニックがあります。 同じ文字でも、メニューやウィンドウによって、実行される機能は異なります。