Sun Management Center 3.5 Update 1 追補マニュアル

システム稼働統計レポート

PRM のシステム稼働時間レポートは、shutdowninit などの Solaris コマンドによって記録された /var/adm/wtmpx ファイルの内容に基づいて、システムの稼働時間と停止時間を計算します。

エージェントマシンの PRM モジュールは、5 分ごとに更新されるタイムスタンプを管理することによって、電源停止または wtmpx ファイルを更新しないコマンドによるシステム停止時間を計算します。 wtmpx に状況が記録されていない場合は、判明している最後のタイムスタンプをおおよその停止時間の記録として使用することによって、システム停止時間を計算します。

電源停止または wtmpx ファイルを更新しないコマンドによるシステム停止時間を計算するには、エージェントとサーバーの両方のマシンに PRM 3.5 Update 1 インストールが必要です。

Sun Management Center 3.5 Update 1 では、稼働時間に関する 3 つの新しい標準レポートが追加されました。


注 –

稼働時間ステータスレポート、稼働時間率 (合計) レポート、および 総稼働時間 (合計) レポートを生成できるのは、エージェントをサーバーホストのトポロジに追加してから 90 分後です。

稼働時間率 (詳細) レポートと総稼働時間 (詳細) レポートを生成できるのは、サーバーを起動してから 1 日後です。