SNMP 暗号化の現在の状態を表示するには、es-config コマンドを引数なしで実行します。
次のコマンドを入力して、SUNWcry パッケージ (/usr/lib/libcrypt_d.so 暗号化ライブラリを含む) がインストールされていることを確認します。
% pkginfo | grep SUNWcry |
パッケージがインストールされていれば、次のようなメッセージが表示されます。
application SUNWcry |
SUNWcry パッケージは Solaris Encryption Kit の一部です。 Solaris Encryption Kit を入手する方法については、Sun の販売代理店に問い合わせてください。 セキュアなシステムの管理についての詳細は、Solaris システム管理マニュアルを参照してください。
サーバーのホストからスーパーユーザーとして、次のコマンドを実行します。
# es-config -r |
SUNWcry パッケージの存在が検出されると、Sun Management Center のすべてのコンポーネントは自動的に停止されます。 次に、セキュリティーシードを入力するよう求められます。
セキュリティーシードを入力します。
次に、 SNMPv1 コミュニティー文字列を入力するよう確認されます。
暗号化された通信を開始するかどうか確認されたとき、暗号化された通信を開始するには y を入力し、開始しないときには n を入力します。
自動ネゴシエーション機能を有効にするかどうかを確認されたとき、自動ネゴシエーション機能を有効にするには y を入力し、無効にするには n を入力します。
自動ネゴシエーション機能についての詳細は、ネゴシエーション機能を参照してください。
エージェントの初期設定後に SUNWcry パッケージを追加または削除した場合、es-config スクリプトを使用すると、エージェントの SNMP 暗号化を有効にできます。