対話型の nsr_ize プログラムは、Backup ソフトウェアとファイルをマシンにインストールしたり、マシンから削除したりする場合に使用します。質問が表示されて、ユーザーがそれに対して答えるというかたちで進められます。ほとんどの質問には、標準的な環境で使用するためのデフォルトの答えが用意されています。
nsr_ize プログラムでは、/etc/rpc などの一部のシステム管理ファイルを変更します。使用しているシステムが YP の場合は、nsr_ize プログラムによって /etc/rpc のローカルコピーが変更されたとおりに YP マスターの /etc/rpc ファイルを変更してください。
nsr_ize プログラムに使用する形式とオプションは、次のとおりです。
nsr_ize [-i | -r -u] [-c | -s] [-kmnqxv> |
-c オプションは、クライアントソフトウェアだけをインストールまたは削除する場合に使用します。
-i オプションは、Backup ソフトウェアと関連ファイルをインストールする場合に使用します。
-k オプションは、Backup デーモンを確認せずに削除する場合に使用します。
-m オプションは、Backup マニュアルページのインストールまたは削除を行わない場合に使用します。
-n オプションは、ファイルシステムを変更するアクションを実行しない場合に使用します。-n オプションを使用すると、実際にコマンドは実行されずに、インストールスクリプトが印刷されます。
-q オプションは、nsr_ize をクワイエットモードで実行する場合に使用します。
-r オプションは、Backup ソフトウェアと関連ファイルを削除する場合に使用します。
-s オプションは、サーバーソフトウェアだけをインストールまたは削除する場合に使用します。
-u オプションは、Backup ソフトウェアのアップグレード用にシステムを準備する場合に使用します。既存の Backup ソフトウェアは削除されますが、nsr.res ファイル、クライアントファイルインデックス、サーバーブートストラップ、メディアデータベースは保持されます。
-v オプションは、冗長モードで nsr_ize を実行する場合に使用します。
-x オプションは、デバッグフラグを設定する場合に使用します。