nsrls プログラムをオプションを指定せずに呼び出すと、クライアントファイルインデックス内のファイル数、クライアントファイルインデックスが現在必要とする K バイト数、および UNIX ファイルに割り当てられている K バイト数に対するクライアントファイルの利用率が出力されます。
nsrls プログラムに使用する形式とオプションは、次のとおりです。
nsrls [client-name...] nsrls -f file-name... |
client-name オプションを使用すると、特定の Backup クライアントファイルインデックスを指定して調査できます。デフォルトでは、現在のシステムがインデックスを調査する対象のクライアントであるとみなされます。
-f file-name オプションを使用すると、Backup クライアント名のリストではなく、ファイル名のリストを入手するように nsrls に指示できます。それぞれ正当なインデックスファイルが指定されると、nsrls プログラムは、内部ボリューム ID とファイル名を出力し、統計情報バナーの後に、インデックス内の各内部ファイルに関する統計情報を続けて出力します。各内部ファイルの統計情報としては、内部ファイル ID (Fid)、ファイルが消費した K バイト数 (Kbytes)、ファイル内の論理レコード数 (Count)、および内部ファイルの内容を表す名前 (Name) があります。内部ファイルについては、nsrls(1m) のマニュアルページを参照してください。