「Policies」リソースを使って、バックアップしたデータのブラウズポリシーと保持ポリシーの両方のライフサイクルを作成します。クライアントリソースには、すでにデフォルトのブラウズポリシー「Month」と、デフォルトの保持ポリシー「Year」が割り当てられています。
ブラウズポリシーは、クライアントファイルインデックスがどれだけの期間、ブラウズ可能なエントリを保持しているかを決定します。ブラウズポリシーが期限切れになっていなければ、nwrecover プログラムを使って、バックアップされたファイルシステムをグラフィカルに表示できます。ブラウズポリシーが期限切れになったあとでも、セーブセット情報はメディアデータベースに格納されているので、セーブセット復旧機能か scanner プログラムを使ってデータを復旧できます。
保持ポリシーは、メディアデータベースにセーブセット情報が格納されている期間と、ファイルがバックアップボリュームから取り出し可能になっている期間を決定します。ボリューム上のセーブセットと、それに依存する、他のボリュームに格納されているセーブセットのすべての保持ポリシーが期限切れになると、ボリュームはリサイクル可能状態になり、Backup はこれを再利用できるようになります。ただし、ボリュームのラベルが付け直されるまでは、scanner コマンドを使って、期限切れになったセーブセットを復旧できます。