Solstice Backup 5.1 管理者ガイド

「Notifications」リソース

Backup には、ライセンスの状態、クライアントファイルインデックスのサイズ、メディアアテンション、およびスケジュールされたバックアップの結果など、Backup の動作に関して事前構成済み通知メッセージが用意されています。

通知は Backup 管理リソースに表示され、電子メールまたはページャを介して管理者に送信したり、プリンタに直接送信したりできます。事前構成済みの通知の一覧を表 2-7 に示します。

表 2-7 事前構成済みの通知

通知 

Backup の応答 

「Bootstrap」 

Backup サーバーのデフォルトプリンタにブートストラップ情報を出力します 

「Cleaning cartridge expired」 

スーパーユーザーへ電子メールで報告します : 期限切れのクリーニングカートリッジを交換してください 

「Cleaning cartridge required」 

スーパーユーザーへ電子メールで報告します : クリーニングカートリッジを挿入してください 

「Device cleaned」 

スーパーユーザーへ電子メールで報告します : デバイスのクリーニングが完了しました 

「Device cleaning required」 

スーパーユーザーへ電子メールで報告します : デバイスをクリーニングしてください 

「Device disabled」 

スーパーユーザーへ電子メールで報告します : デバイスが自動的に無効になりました 

「Index size」 

スーパーユーザーへ電子メールで報告します : クライアントファイルインデックスの使用可能スペースがなくなるので、サイズをチェックしてください 

「Log default」 

UNIX の syslog 機能 (/usr/bin/logger) に、すべての Backup イベントに関するメッセージを記録し、配布するように指示します

「Migration attention」 

スーパーユーザーへ電子メールで報告します : マイグレート操作の状態をチェックしてください 

「Migration completion」 

スーパーユーザーへ電子メールで報告します : マイグレート操作が完了しました 

「Registration」 

スーパーユーザーへ電子メールで報告します : 登録の状態をチェックしてください 

「Savegroup completion」 

スーパーユーザーへ電子メールで報告します : スケジュールされたバックアップ、クローン作成、アーカイブ操作の完了レベルに関する情報 

「Tape mount request1」 

「Tape mount request2」 

「Tape mount request3」 

メディアをデバイスにマウントするように要求します 

1. 未処理のメッセージを表示します  

2. 電子メールを送信します  

3. syslog にメッセージを記録します 

Backup サーバーのブートストラップの印刷

Backup は、Backup サーバーを含むスケジュールされたバックアップを完了すると、サーバーインデックス、メディアデータベース、および Backup 構成ファイルから成るブートストラップセーブセットを作成します。ブートストラップセーブセットの中のデータは、障害の発生時に Backup サーバーを再作成するために必要なデータです。Backup はブートストラップファイルをメディアに書き込み、ブートストラップ情報を自動的にデフォルトプリンタで印刷します。


注意 - 注意 -

ブートストラップファイルは安全な場所に保管してください。ブートストラップ情報は障害からの復旧に非常に重要です。詳細は、『Solstice Backup 5.1 障害復旧ガイ』を参照してください。


Backup 管理ウィンドウの表示

GUI 版の Backup 管理プログラムでは、バックアップの状態を示す進捗メッセージと完了メッセージが表示されます。