Solstice Backup 5.1 管理者ガイド

Backup でのプール基準によるデータのソート方法

Backup を構成するときには、プールを追加作成し、プールのタイプと次に示す 4 つの基準を任意に組み合わせて、データをソートできます。

「Group」属性にグループ名を入力すると、プールには、指定したグループに関連付けられたデータだけが入ります。「Group」属性にさらにグループ名を追加すると、プールにはどちらかのグループに関連付けられたデータが入り、それ以外のグループのデータは入りません。1 つの属性に対して指定したエントリは OR 句として扱われます。つまり、そのプールには、指定したいずれかのグループのクライアントのデータが入ります。

ただし、上に示した 4 つの構成基準については、これらの基準を組み合わせて指定すると、それらのエントリは AND 句として扱われます。つまり、「Group」属性と「Save Set」属性の両方に構成基準を入力すると、指定したプールのボリュームには、「Group」基準と「Save Set」基準の両方を満たすデータだけが書き込まれます。

プールタイプ、グループ、クライアント、セーブセット、あるいはレベルについて、まったく同じ設定内容のプールを複数作成することはできません。新しいプールの設定内容が既存のプールの設定内容と一致している場合には、警告メッセージが表示されます。重複する設定を変更してから、プールリソースを保存します。

セーブセットの詳細は、「バックアップするデータの指定」を参照してください。グループまたはバックアップレベルの詳細は、「バックアップレベル」を参照してください。