マシンにクライアントライセンスが 1 つしかなくても、そのデータの個々の部分を異なるタイミングでバックアップできます。これは、クライアントが大量のデータを保持している場合に便利です。このためには、クライアントマシンのバックアップを、複数のクライアント/セーブセットのバックアップに分けてスケジュールを設定します。大規模なファイルシステムを複数のクライアント/セーブセットのインスタンスとして定義し直すことによって、大規模なクライアントファイルシステムを自動でバックアップでき、さらに、ファイルシステム全体のフルバックアップが一度に行われるのを避けることでシステムの負荷を軽減できます。