Windows NT 用の Backup クライアントでは、次に示すファイルを手動で更新し、確認する必要があります。
DNS または WINS (Windows Internet Naming Service) を使用していない場合は、%SYSTEMROOT%¥SYSTEM32¥DRIVERS¥ETC¥HOSTS ファイルには、Backup クライアントと Backup サーバーのインターネットアドレスが必要です。HOSTS ファイルは単純な ASCII テキストファイルで、各行に IP (Internet Protocol) アドレスが入っています。各行の最初に IP アドレスがきて、そのあとにホスト名とそのマシンのすべての別名が続きます。次に例を示します。
127.0.0.1 localhost loopback 137.69.8.1 server server.companyname.com 137.69.8.2 client client.companyname.com |
%SYSTEMROOT%¥SYSTEM32¥DRIVERS¥ETC ディレクトリには、HOSTS ファイルにエントリを追加する方法を示すサンプルの HOSTS ファイルがあります。ローカルホストループバックのエントリを削除したりコメントにしたりしないでください。
DNS または WINS を使用する場合には、DNS または WINS のサーバーに Backup クライアントと Backup サーバーの両方のエントリが入っていることを確認してください。
SERVERS ファイルは、通常は C:¥WIN32APP¥NSR¥RES に置かれています。このファイルの内容に基づいて、誰がこのクライアント上でのプログラムの実行を要求する権限を持つかを指定します。
このクライアントに他の Backup サーバーへのバックアップを行わせる場合には、SERVERS ファイルにその Backup サーバー名を追加する必要があります。1 行に 1 つのサーバー名を指定します。
別のクライアントから、このクライアントに対して指示に従った復旧処理を行わせる場合には、その名前を ¥nsr¥res¥servers ファイルに追加します。1 行に 1 つのクライアント名を指定します。
どの Backup サーバーからもこの Backup クライアントをバックアップできるようにする場合には、SERVERS ファイルを削除します。
変更を保存したら、Backup Remote Exec Service を再起動して、変更内容を有効にします。
どの Backup サーバーからもこの Backup クライアントをバックアップできるようにするには、SERVERS ファイルを削除します。
Windows NT 用の Backup クライアントには、Microsoft 提供の最新のサービスパックが適用されている必要があります。
次のサービスが実行されていることを確認します。
Backup Remote Exec Service (nsrexecd.exe)
Backup Portmapper Service (portmap.exe と呼ばれる)
Backup Portmapper Service は Backup クライアント用のオプションのサービスです。このサービスを有効にするには、Backup Remote Exec Service よりも前に起動してください。