この節では、コンポーネントまたは単純プランのどちらでも使用できる手順を示します。 該当する手順は次のとおりです。
<call> (「call 手順」 で説明)
<checkDependency> (「CheckDependency 手順」 で説明)
<execJava> (「execJava 手順」 で説明)
<execNative> (「execNative 手順」 で説明)
<if> (「if 手順」 で説明)
<pause> (「pause 手順」 で説明)
<processTest> (「processTest Step」 で説明)
<raise> (「raise 手順」で説明)
<reboot> (「reboot 手順」 で説明)
<retarget> (「retarget 手順」 で説明)
<sendCustomEvent> (「sendCustomEvent 手順」 で説明)
<transform> (「transform 手順」 で説明)
<try> (「try 手順」 で説明)
<urlTest> (「urlTest 手順」 で説明)
以下の表の「構成可能」列は、個々の属性に置換変数参照が「:[varName]」という形式で含まれるかどうかを示します。
<call> 手順は、対象ホスト上にインストールされたコンポーネントに関連付けられた制御プロックの実行に使用できます。
名前 |
型 |
必須 |
構成可能 |
説明 |
blockName |
文字列 |
はい |
不可 |
インストール済みコンポーネントに対して実行する制御ブロックの名前 |
名前 |
数 |
説明 |
argList |
0 または 1 |
制御ブロックに渡す引数の一覧 |
installed component targeter |
0 または 1 |
実行する制御ブロックを含んでいるコンポーネントを特定する。 指定しないと、<thisComponent> が使用される |
<argList> 要素は、<call>、<install>、<uninstall>、<execSubplan>、および <addSnapshot> 手順の子です。 この要素は、呼び出されるサービスに引数として渡される一連の変数を指定します。 呼び出されるサービスの方は、待ち受ける変数を <paramList> 要素を使用して宣言します。 <argList> 内の変数と呼び出される <paramList> 内の変数は同じである必要はありません。 しかし、呼び出される <paramList> 内の変数のうちデフォルト値を持たないものについては、<argList> 内に同じ名前の変数が存在しなければなりません。この条件が満たされない場合、実行時にプリフライトエラーが発生します。 呼び出される <paramList> 内の変数のうち <argList> 内に対応する変数が存在するものは、呼び出されるサービスの実行時に <argList> 内の対応する変数の値をその値として取得します。
<argList> 内の変数のうち 呼び出される <paramList> 内の変数に対応しないものは、単純に無視されます。 このような処理がなされることで、1 つのプランで新旧両方のサービスバージョンを呼び出すことができる下位互換性を維持しながら、追加されたパラメタによるサービスの再定義が可能となります。
<argList> 要素の引数は属性として表現されます。 たとえば、次の <argList> は 2 つの引数、「password」と「path」を宣言しています。
<argList password=”:[password]” path=”/tmp”/> |
順序は重要ではありません。
<argList> 要素には、属性を少なくとも 1 つは指定する必要があります。 各属性は、呼び出されるサービスに渡される名前付き変数として扱われます。 各属性の名前は置換変数参照のない識別子でなければならず、呼び出されるサービス内のパラメタの名前に一致したものでなければなりません。 各属性の値は任意の文字列であり、包含するスコープ内の変数の参照を含むことができます (<argList> 内のほかの引数の参照は含むことができない)。