GNOME 2.2 ユーザーズガイド (Linux 版)

キーボード設定の構成

Keyboard Behavior 設定ツールは、キーボードの自動リピート設定を選択したり、キーボードの音声設定を構成するために使用します。

次の機能領域内では、キーボード設定ツールの設定をカスタマイズできます。

キーボード設定

「キーボード」タブセクションを使用して、一般的なキーボードの環境を設定します。キーボードアクセシビリティ設定ツールであるAccessX を起動するには、「アクセシビリティ」ボタンをクリックします。

表 10–9 は、構成可能なキーボード設定を示します。

表 10–9 キーボードの設定

オプション 

機能 

「キーが押されているときのキーボードリピートを有効」

キーボードの繰り返しを有効にする。キーボードの繰り返しが有効な場合、キーを押したままにすると、そのキーと関連付けられる操作が繰り返し実行される。たとえば、文字キーを押したままにすると、その文字が繰り返し入力される 

「遅延」

キーを押したときから、操作が繰り返されるまでの遅延を指定する 

「速度」

操作が繰り返される速度を指定する 

「テキストボックスやフィールド内で点滅」

フィールドおよびテキストボックスでカーソルを点滅させる 

「速度」

スライダを使用して、フィールドおよびテキストボックスでのカーソルの点滅速度を指定する 

サウンド設定

「サウンド」タブセクションを使用して、キーボードサウンドの環境を設定します。

一部のアプリケーションは、キーボードの入力エラーを知らせるベルの音を鳴らします。「サウンド」タブセクションのオプションを使用して、ベル音を構成できます。表 10–10 は、構成可能なキーボードサウンド設定を示します。

表 10–10 システムベルの設定

オプション 

機能 

「オフ」

キーボードのベル音を無効にする 

「ビープ音」

キーボードのベル音を有効にする