GNOME 2.2 ユーザーズガイド (Linux 版)

ファイルマネージャでのドラッグ&ドロップ

ファイルマネージャの一部の作業は、ドラッグ&ドロップで実行できます。ドラッグ&ドロップすると、マウスポインタは、実行する作業に関するフィードバックを示します。表 7–4 は、ドラッグ&ドロップで実行できる作業を説明します。また、ドラッグ&ドロップしたときに表示されるマウスポインタも示します。

表 7–4 ファイルマネージャでのドラッグ&ドロップ

作業 

処置 

マウスポインタ 

項目の移動 

項目を別の場所にドラッグする 

移動ポインタを表します。

項目のコピー 

項目をグラブし、Ctrl キーを押したままにする。項目を別の場所にドラッグする

コピーポインタを表します。

項目へのシンボリックリンクを作成する 

項目をグラブし、Ctrl + Shift キーを押したままにする。シンボリックリンクを配置する場所に項目をドラッグする

シンボリックリンクポインタを表します。

ドラッグした項目で行う動作を尋ねる 

項目をグラブし、Alt キーを押したままにする。配置する場所に項目をドラッグする。マウスボタンを放す。ポップアップメニューが表示される。ポップアップメニューから次の項目のいずれか 1 つを選ぶ

  • 「ここへ移動」

    項目をその場所まで移動

  • 「ここにコピー」

    項目をその場所にコピー

  • 「リンク先」

    その場所に項目のシンボリックリックを作成

  • 「背景として設定」

    項目が画像の場合、その画像をデスクトップ背景に設定。このコマンドを使用して、デスクトップおよび表示区画の背景を設定できる

  • 「取消し」

    ドラッグ&ドロップ操作を取り消す

質問ポインタを表します。