Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0 補足マニュアル Sun Fire X4800 サーバー

 

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コマンド行インタフェースを使用して ILOM およびシステム BIOS を更新する方法

始める前に

注 - ファームウェアの更新プロセスは、完了するまでに 15 分から20分程度を要します。これは、使用しているシステムが 4 ソケットシステムであるか 8 ソケットシステムであるかによります。この間、ほかの ILOM タスクを実行しないでください。ファームウェアの更新が完了すると、システムが自動的に再起動します。


  1. ILOM CLI にログインします。

    詳細は、『Sun Fire X4800 サーバー設置マニュアル』の「ILOM への接続」を参照してください。

  2. 次のコ\'83\'7dンドを入力して、ILOM ファームウェアイメージをロードします。

    ->load –source supported_protocol ://server_ip/path_to_firmware_image /filename.ima

    TFTP、FTP、HTTP、または HTTPS を使用します。

    ファームウェア更新プロセスについての注意が表示され、続いてイメージをロードするためのメッセージプロンプトが表示されます。この注意の内容は、使用しているサーバープラットフォームによって異なります。

  3. 指定したファイルをロードするためのプロンプトに対し、「はい」の場合は「y」、「いいえ」の場合は「n」を入力します。

    設定の保存を確認するプロンプトが\'95\'5c示されます。

  4. 設定の保存についてのプロンプトで、「はい」の場合は「y」、「いいえ」の場合は「n」を入力します。

    ILOM の既存の設定を保存して更新プロセスの完了後に復元する場合は、「y」と入力します。

    このプロンプトで「n」と入力すると、これとは別のプラットフォーム固有のプロンプトが表示されます。

    また、BIOS の更新を延期するかどうかを尋ねるプロンプトが表示されます。

  5. サーバーを強制終了して BIOS をアップグレードするかどうかを尋ねるメッセージに対して、「はい」の場合は「y」、「いいえ」の場合は「n」を入力します。

    注 - プロンプトで「n」(「いいえ」) を入力すると、システムの次回再起動時まで BIOS の更新が延期されます。プロンプトで「y」(「はい」) を入力すると、ファームウェア更新の際、必要であれば BIOS が自動的に更新されます。


    指定されたファームウェアファイルがロードされると、システムが自動的に再起動して、ファームウェアの更新が完了します。

  6. 手順 1 で入力したユーザー名とパスワードを使用して、SSH 接続経由で ILOM サーバーの SP または CMM に再接続します。

    ファームウェア更新の前に ILOM の設定を保存しなかった場合は、ILOM の初期セットアップ処理を実行して ILOM に再接続する必要があります。 詳細は、『Sun Fire X4800 サーバー設置マニュアル』の「ILOM およびシステムコンソールとの通信」を参照してください。

  7. 正しいファームウェアバージョンがインストールされたことを確認するため、CLI プロンプトで次のコマンドを入力します。

    -> version