このリリースノートには、Sun JavaTM System Web Server 7.0 Update 3 (Web Server) リリースに関する重要な情報が含まれています。このノートでは、新機能や拡張機能、インストール時の注意点、既知の問題、およびその他の最新の問題について扱っています。Web Server Update 3 をお使いになる前に、このリリースノートをお読みください。
このリリースノートは、次の節で構成されています。
Web Server Update 3 は、Web Server 7.0 へのアップデートリリースです。Web Server 7.0 および Web Server 7.0 Update 1、Update 2 リリースの諸機能および拡張機能に加えて、Web Server 7.0 Update 3 リリースでは、次のような付加価値のある諸機能および拡張機能が製品に導入されています。新機能および拡張機能については、次の節で説明します。
Web Server Update 3 リリースでは、AIX 5.3 および 6.1 プラットフォームのサポートが提供されています。
この Web Server アップデートリリースで導入された自動配備機能を使えば、1 つ以上の Web アプリケーションを指定されたディレクトリに配置するだけで、それらを配備できます。自動配備する Web アプリケーションは、WAR ファイル、Web アーカイブが展開されたディレクトリ、Web アーカイブが展開されたディレクトリへのシンボリックリンクのいずれかになります。
Web Server の自動配備機能の詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 Developer’s Guide to Java Web Applications』の「Auto Deploy」を参照してください。
Web Server Update 2 は、Web Server 7.0 へのアップデートリリースです。Web Server 7.0 および Web Server 7.0 Update 1 リリースの諸機能および拡張機能に加えて、Web Server 7.0 Update 2 リリースでは、次のような付加価値のある諸機能および拡張機能が製品に導入されています。新機能および拡張機能については、次の節で説明します。
この Web Server アップデートリリースには、SSL/TLS 処理の一部で PKCS#11 層をバイパスするよう NSS に指示するオプションが導入されています。PKCS#11 層をバイパスすると、パフォーマンスが向上します。デフォルトでは、PKCS#11 層はバイパスされます。サーバーの起動時に、サーバーはサーバーキーを格納している各トークンに問い合わせて、各トークンが PKCS#11 のバイパスをサポートできることを確認します。いずれのトークンもバイパスをサポートできない場合は、バイパスは無効になります。したがって、PKCS#11 のバイパスによるパフォーマンス向上の利点を最大限に活用するために、ユーザーによる操作は必要ありません。サーバーではバイパスが自動的に活用され、トークンが現在の構成で使用できない場合は自動的にバイパスが無効になります。
Web Server では、バイパスを有効または無効にするための CLI および 管理コンソールのサポートが提供されています。管理コンソールまたは CLI を使用して、PKCS11 のバイパスを有効または無効にする方法の詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 管理ガイド』の「PKCS#11 トークンを有効にしてバイパスする」を参照してください。
この Web Server アップデートリリースは、JavaTM プラットフォーム向けの Solaris 10 サービス管理機能 (SMF) と統合されています。SMF は、Solaris Operating System の新機能で、各 Solaris システムのサービスおよびサービス管理のための基盤となる、統一されたモデルを作成します。また、Solaris 用に長時間動作するアプリケーションサービスを定義、配信、および管理するメカニズムです。サービスはサービスマニフェスト (サービスおよびそのサービスに関連付けられたインスタンスを記述する XML ファイル) で定義されます。
Web Server における SMF のサポートの詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 管理ガイド』の「Java プラットフォーム向けサービス管理機能の Web Server への統合」を参照してください。
この Web Server のリリースでは、アクセラレータキャッシュから非同期に処理できる要求の処理がサポートされています。その結果、サーバーのパフォーマンスが向上します。付加価値のある機能は、次のとおりです。
動的再構成の処理
非同期キャッシュをオフにするための AsyncAccelerator フラグが magnus.conf に導入された
要求が非同期アクセラレータから統計までで処理される
要求が非同期アクセラレータで処理されるときにアクセスログの書き込みをバッチ処理する
この Web Server アップデートリリースでは、例外スタックトレースまたは JSP コンパイラエラーをブラウザに表示する機能が導入されています。以前の Web Server のリリースでは、要求時にサーブレットコンテナで例外が発生すると、内部アプリケーションの詳細は表示せずにクライアントで「サーバーエラー」が表示されます。この機能が有効と無効のいずれの場合でも、常に例外がエラーログに記録されます。
デフォルトでは、例外スタックトレースまたは JSP コンパイラエラーをブラウザに表示する機能は無効になっています。set-servlet-container-prop コマンドを使用するか、または管理コンソールの「サーブレットコンテナ」タブにある「表示例外」チェックボックスを使用すると、この機能を有効化できます。この機能は、開発の目的で役立ちます。本番稼動システムでは、この機能を無効にすることをお勧めします。
この Web Server のリリースでは、次の主要な機能が導入されたことにより管理エクスペリエンスが改善されました。
Web Server では、配備済みの構成のロールバックがサポートされています。現在、Web Server 管理では、管理者はすべての配備済み構成で自動的にバックアップを取得できます。管理 CLI を使用すると、バックアップの一覧表示および指定したバックアップの復元が可能です。
この Web Server のリリースでは、管理サーバーのユーザーパスワードをリセットできます。ただし、この機能は管理サーバーのノードにおいてローカルでのみ動作します。
管理コンソールを使用すると、CA 証明書、証明書チェーン、および CRL のインストール、削除、フィルタが可能です。さらに、サーバーは間もなく期限切れになる証明書についてユーザーに警告します。
管理コンソールまたは Update Center を使用すると、Web Server を Sun Connection に登録できます。Web Server を Sun Connection に登録することには、次のような利点があります。
パッチ情報およびバグのアップデート
ニュースおよびイベント
サポートおよびトレーニングの提供
管理機能の詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 管理ガイド』を参照してください。
このリリースでは、Web Server の 64 ビットスタンドアロンバージョンがサポートされています。Web Server 7.0 64 ビット Linux は、別々のスタンドアロンのみのディストリビューションであり、Web Server 7.0 32 ビット Linux とは共存できません。Web Server 7.0 64 ビット Linux では、64 ビット Java 開発キット 5.0 アップデート 12 以上が必要です。管理サーバーとサーバーインスタンスのどちらも、64 ビットサーバーのみがサポートされています。Linux 用の Web Server 7.0 64 ビットでは、以前のリリースからの移行はサポートされていません。
この Web Server のアップデートリリースでは、NetBeans 6.0 IDE への接続がサポートされているため、ユーザーはアプリケーションの開発、デバッグ、および Web サーバーへの配備を行うことができます。NetBeans 6.0 IDE を使用すると、アップデートセンターから NetBeans のプラグインをダウンロードできます。
Web Server では、NetBeans 6.0 IDE のサポートに加えて、IDE の NetBeans 5.0 および 5.5.1 バージョンがサポートされています。
Web Server 7.0 Update 1 は、Web Server 7.0 メジャーリリースのアップデートリリースです。
このリリースノートで後述される Web Server 7.0 の諸機能および拡張機能に加えて、Web Server 7.0 Update 1 は Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) 5.0 および Web 2.0 テクノロジをサポートします。これらの諸機能および拡張機能の詳細については、次の節で説明されています。
Web Server には、Java Platform, Enterprise Edition (Java EETM) 5 に準拠する、Java Servlet 2.5 および JavaServer PagesTM (JSPTM) 2.1 テクノロジ仕様の実装が含まれています。Web Server により、Java テクノロジ標準準拠の Web アプリケーションの設計と配備に必要な柔軟性と信頼性が提供されます。
Java Servlet テクノロジは、Web 開発者に、Web Server の機能を拡張したり既存のビジネスシステムにアクセスしたりするためのシンプルで一貫したメカニズムを提供します。JSP テクノロジを使用することで、簡単にすばやく動的な Web コンテンツを作成することができます。JSP テクノロジによって、サーバーとプラットフォームに依存しない Web ベースのアプリケーションを迅速に開発することが可能になります。
これらのテクノロジについては、http://java.sun.com/javaee/5/docs/tutorial/doc/ を参照してください。
JavaServer Pages Standard Tag Library は、多くの Web アプリケーションに共通するコア機能をカプセル化したカスタムタグを提供します。JSP 標準タグライブラリには、繰り返しや条件などの構造にかかわる一般的なタスクのサポートが含まれています。XML ドキュメントを操作するためのタグ、国際化タグ、および SQL タグも提供されています。また、既存のカスタムタグを JSP 標準タグライブラリタグに統合するためのフレームワークも提供しています。
Web Server は JavaServer FacesTM テクノロジをサポートします。JavaServer Faces は Web アプリケーションを構築するためのユーザーインタフェースフレームワークです。
これらのテクノロジについては、http://java.sun.com/j2ee/1.4/docs/tutorial/doc/index.html を参照してください。
Web Server は、32 ビット版の Java Platform, Standard Edition (Java SETM) 5.0 と Java Platform, Standard Edition (Java SE) 6 をサポートします。64 ビット版の Web Server に対しては、64 ビット版の Java Development Kit (JDKTM) ソフトウェアサポートが利用可能になっています。
Solaris、Linux、および Windows では、JDK 5.0 Update 15 が Web Server 7.0 Update 3 リリースの一部として提供されます。
次の表に、さまざまなプラットフォームでサポートされている JDK バージョンの一覧を示します。
表 1 サポートされている JDK バージョン
オペレーティングシステム |
サポートされている Java SE バージョン |
Web Server に同梱されているかどうか |
64 ビットのサポート (あり/なし) |
---|---|---|---|
Solaris SPARC |
1.5.0_15 1.6.0_06 |
はい いいえ |
はい |
Solaris x86/AMD、AMD64 |
1.5.0_15 1.6.0_06 |
はい いいえ |
はい |
Linux (32 ビット) Linux (64 ビット) |
1.5.0_15 1.6.0_06 |
はい いいえ |
いいえ はい |
Windows |
1.5.0_15 1.6.0_06 |
はい いいえ |
いいえ |
HP-UX |
1.5 (1.5.0.12–_21_mar_2008_11_52) 1.6 (1.6.0.00–jinteg_12_nov_2007_21_58–b00) |
いいえ |
いいえ |
AIX |
1.5.0 pap32dev-20080315 (SR7) |
いいえ |
いいえ |
インストール時には、JDK の有効なパスを指定する必要があります。製品に同梱されていない JDK バージョンを使用するには、次の場所からソフトウェアをダウンロードします。
JDK Version 1.6.0: http://java.sun.com/javase/downloads/index.jsp
JDK Version 1.5.0: http://www.hp.com/products1/unix/java/java2/jdkjre5_0/index.html
AIX プラットフォーム上で JDK 1.5.0 を使用すると、管理サーバーが起動に失敗し、「管理サーバーの証明書データベースを検出/オープンできません」というエラーメッセージが表示される可能性があります。これは、インストールされた JDK の制限されたセキュリティーポリシーと、キーサイズの制限が原因です。
SDK のセキュリティー情報の詳細については、http://www.ibm.com/developerworks/java/jdk/security/50/ を参照してください。
この問題を解決するには、「IBM SDK ポリシーファイル」をクリックして制限されていないセキュリティーポリシーをダウンロードします。ダウンロードした ZIP ファイルを展開すると、2 つの JAR ファイルが JRE ディレクトリ (jre/lib/security/) 内に配置されます。
Web Server には、サイズの小さいファイルの伝送速度を上げるアクセラレータキャッシュテクノロジが新たに組み込まれています。アクセラレータキャッシュは自動的に有効になるため、設定する必要はありません。詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 Performance Tuning, Sizing, and Scaling Guide』の「File Cache Statistics Information」を参照してください。
単一の FastCGI アプリケーションの設定は、管理コンソールでもコマンド行インタフェース (CLI) でも行えます。また、設定ファイルを使用して Web Server で FastCGI を設定することもできます。
複数の FastCGI アプリケーションを設定するには、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 管理ガイド』の「複数の FastCGI アプリケーションの構成 」を参照してください。
Web Server が提供するプラグインを使えば、NetBeansTM 統合開発環境 (IDE) Version 5.0、5.5、および 5.5.1 と統合して Web アプリケーションの配備やデバッグを行えるようになります。NetBeans は、標準コンポーネントを使って Java Platform Enterprise Edition (Java EE) ベースの Web アプリケーションを作成するための、完全な開発環境です。
このプラグインは、Web アプリケーションの配備のほかに、次のアクティビティーもサポートします。
サーバーインスタンスの開始や停止など、インスタンスの管理
アプリケーションの有効化または無効化
JDBC リソースや JDBC 接続プールなど、サーバー全体のリソースの作成
NetBeans については、http://www.netbeans.org/kb/index.html を参照してください。
Web Server での NetBeans の使用方法の詳細については、http://webserver.netbeans.org を参照してください。
Web Server は、管理コンソールを使用して obj.conf ファイル内に正規表現を作成するための機能を提供します。ただし、管理コンソールで作成する正規表現は、URL リダイレクトの <If>..</If> 条件の形式に限定されます。
管理コンソールを使用して正規表現を作成する方法の詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 管理ガイド』を参照してください。
Web Server は、管理コンソールおよび管理 CLI を使用して URI、URI プレフィックス、URI ワイルドカードパターンのプロパティーを設定するための機能を提供します。
管理コンソールを使用して URI パターンプロパティーを設定する方法の詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 管理ガイド』を参照してください。
CLI コマンドを使用して URI パターンプロパティーを設定する方法の詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 CLI Reference Manual 』を参照してください。
SolarisTM、SPARC®、および AMD64 プラットフォーム上で、Web Server を 64 ビットアプリケーションとして実行するように設定できます。
Web Server は、包括的なコマンド行インタフェースのサポート、統合された構成、楕円曲線暗号方式 (ECC) のサポートによって強化されたセキュリティー、およびクラスタリングのサポートを提供します。また、これには堅牢な組み込み移行ツールも付属していて、Web Server 6.0 や Web Server 6.1 から Web Server 7.0 にアプリケーションと構成を移行する際に役立ちます。
Sun Java System Web Server には次の新機能が含まれています。
Web Server の管理インフラストラクチャーは、最新の分散 JMXTM (Java Management Extensions) テクノロジに基づいています。JMX テクノロジは、デバイス、アプリケーション、およびサービス駆動型ネットワークの管理と監視のための分散ソリューション、Web ベースソリューション、モジュール化ソリューション、および動的ソリューションを構築するツールを提供します。JMX は、クラスタ化された複数の Web Server 配備をまたがってインスタンス、設定、および Web アプリケーションを管理および監視する際に役立ちます。
管理サーバーとは、管理アプリケーションの配備先となる、特別に設定された Web Server インスタンスのことです。サーバーファームの各ノード上では、管理インスタンスが 1 つずつ実行されます。これらのノードのうち、1 つのノードが管理サーバーとして設定され、残りは管理ノードとして設定されます。
Web ベースの管理サーバーは、共通のタスクによりアクセスしやすいように、かつ複雑なタスクをより実行しやすいように再設計されています。
管理サーバーには次の新機能が含まれています。
もっとも一般的なタスクを実行するための、Web ベースのウィザード
サーバー設定タスクやサーバー管理タスク向けの包括的なコマンド行インタフェース (CLI) のサポート
集約された設定ストア
Web Server の設定情報を複数のマシン上に配備する機能のサポート。この機能は、サーバーファームやサーバークラスタ内の Web Server をサポートするように拡張されています。
組み込み型のサーバークラスタ管理/監視機能
管理インタフェースを使って管理タスクを実行する方法の詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 管理ガイド』を参照してください。
コマンド行インタフェースを使えば、サーバーを容易に設定および管理できます。
管理 CLI の主要機能は次のとおりです。
スクリプティング用の組み込み Java コマンド言語 (jacl) シェル
拡張可能な CLI。これにより、他社製のプラグインを使ってほかのコマンドを追加できるようになります
ローカルおよびリモートでの管理、設定、および 1 つ以上のサーバーインスタンスの管理に対するサポート
1 つ以上の文字を入力してから Tab キーを押すと、コマンドが自動的に補完されます
シングルモード、シェルモード、およびファイルモードを含む、使いやすい CLI ベースの操作モード
コマンドの詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 CLI Reference Manual』を参照してください。
Web Server は Sun N1TM Service Provisioning Server 5.2 と統合されています。Sun N1 Service Provisioning System はアプリケーションプロビジョニングツールであり、これを使えばカスタムスクリプトを使う必要がなくなります。Web Server は Sun N1 Service Provisioning System と統合されているため、管理者は、データセンター環境やサーバーファームで複数の Web Server をインストールするためのカスタムスクリプトを記述する必要がありません。
Web Server の設定ファイルは、管理を単純化するために再配置および統合化されています。
以前のバージョンの Web Server では、userdb 内の設定ファイルがすべてのインスタンスによって共有されていましたが、それらのファイル内に格納された情報がインスタンス固有のものであることがしばしばでした。Web Server 7.0 では、userdb ディレクトリの設定ファイルが削除されています。それらの機能は、config ディレクトリの server.xml ファイル内に組み込まれています。alias および httpacl ディレクトリの構成ファイルは、config ディレクトリに移動されています。これらの変更により、インスタンス固有の config ディレクトリ内のインスタンス固有の構成情報は強化されています。
構成ファイルについては、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 Administrator’s Configuration File Reference 』を参照してください。
Java Naming and Directory InterfaceTM (J.N.D.I.) API は、さまざまな企業のネーミング/ディレクトリサービスへのシームレスな接続を提供します。
Web Server は、すぐに使えてシームレスな JDBCTM (Java DataBase Connectivity)、テクノロジを提供し 、業界標準の JDBC ドライバからカスタマイズされた JDBC ドライバまでを幅広くサポートしています。
Web Server は、JDBC 接続プール、つまり特定のデータベースに対する再利用可能な一連の接続をサポートします。新しい接続をそれぞれ作成するには時間がかかるので、パフォーマンス向上のために、サーバーは利用可能な接続のプールを保持しています。アプリケーションが接続を要求すると、プールから 1 つの接続が取得されます。アプリケーションが接続を閉じると、接続はプールに返されます。
JDBC 接続プールの作成方法については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 管理ガイド』を参照してください。
Web Server には、Java Web Services Developer Pack (Java WSDP) 2.0 テクノロジと XML テクノロジが含まれています。Java WSDP を使って開発された Web サービスは、wadm コマンドを使用することで Web アプリケーションとして Web Server 上に配備できます。
Web Server 7.0 は、XML 暗号、XML デジタル署名などのセキュリティー機能をサポートするほか、メッセージセキュリティープロバイダもサポートします。
Java WSDP 2.0 の詳細については、次のリソースを参照してください。
http://java.sun.com/webservices/jwsdp/index.jsp
Java WSDP 2.0 のサンプルは次の場所にあります。これらのサンプルは Web Server 7.0 に配備可能です。
http://java.sun.com/webservices/downloads/2.0_preview_webservicespack.html
Web Server は、クラスタベースのセッションレプリケーションおよびフェイルオーバーをサポートします。セッションレプリケーションとフェイルオーバーを使えば、あるサーバーインスタンスから同じサーバークラスタ内の別のインスタンスへ HTTP セッションをレプリケートすることで、Web アプリケーションの可用性を高めることができます。HTTP セッションはそれぞれリモートインスタンス上にバックアップコピーが作成されるため、クラスタ内のあるインスタンスが利用不可能になるようなサーバー障害が発生しても、セッションを問題なく継続できます。
軽量セッションレプリケーションサポートの詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 管理ガイド』を参照してください。
Web Server 7.0 では、obj.conf 設定ファイルにおける正規表現と条件処理のサポートが強化されました。
主な拡張内容は次のとおりです。
正規表現のサポート
新しい URI で要求を再開するための restart SAF (Server Application Function)
式、変数、正規表現後方参照など、動的 SAF パラメータのサポート
条件処理用の <If>、<ElseIf>、および <Else> タグ
and、or、および not 演算子を使用した複合条件のサポート
要求および応答の本体をリライトするための、sed-request および sed-response フィルタ
これらの新機能を使えば、Apache HTTP サーバーからの mod_rewrite を使って定義できる規則と同様に、柔軟な URL リライティングとリダイレクションの規則を定義できます。mod_rewrite の場合とは異なり、Web Server 7.0 の正規表現と条件処理は要求処理の任意の段階で使用でき、他社製プラグインと合わせて使用することもできます。
正規表現や URL リライト機能の詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 Administrator’s Configuration File Reference』を参照してください。
以前のバージョンの Web Server の監視機能に加え、Web Server には次の拡張機能が追加されています。
サーブレット、JSP、および JSP 標準タグライブラリのコンテナ特性を監視する
管理サーバー内からプロセスおよび仮想サーバーの統計情報を監視する
Solaris 10 プラットフォームのシステム管理エージェントと統合する。Java Enterprise System Monitoring Framework (Java ES Monitoring Framework) と統合されています。このため、Web Server の監視情報が Java ES Monitoring Framework 内で利用可能になります。
Java Monitoring and Management Console (jconsole) スクリプト、Java ES Monitoring Framework、または JMX (Java Management Extensions) に準拠した任意のクライアントアプリケーションを使用して、監視データに管理 Beans (MBeans) としてアクセスする。
Web Server の監視機能の詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 管理ガイド』を参照してください。
Web Server には逆プロキシが統合されています。逆プロキシは内部モジュールとして実行できます。
逆プロキシは、クライアントに対しては Web サーバー (元のサーバー) として表示されますが、実際は受信した要求を 1 つ以上の元のサーバーに転送します。逆プロキシは自身を元のサーバーとして提示するため、逆プロキシを使用するようにクライアントを構成する必要はありません。指定された逆プロキシが、同じ構成の複数の元のサーバーに要求を転送するように設定することで、逆プロキシをアプリケーションレベルのソフトウェアのロードバランサとして動作させることができます。通常の配備では、ブラウザと元のサーバーの間に 1 つ以上の逆プロキシが配備されます。
統合された逆プロキシでは、公共のインターネットと元の Web Server との間に追加の保護層が提供されます。Web Server は、Tomcat や Sun Java System Application Server 9 などのバックエンドアプリケーションサーバーの逆プロキシサーバーとして構成できます。
Web Server は、逆プロキシを設定するための GUI および CLI サポートを提供します。
逆プロキシの設定方法については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 管理ガイド』を参照してください。
Web Server は、データの暗号化と検証、要求の認証、およびサーバープロセスの保護を可能にするさまざまなテクノロジをサポートしています。セキュリティー機能の主な強化点は、次のとおりです。
Solaris 10 プラットフォームの暗号化フレームワークのサポート。たとえば、libpkcs11.so には、UltraSPARC ® T1 プロセッサハードウェアアクセラレーションのサポートが含まれています。
DoS (Denial of Service) 攻撃に対する保護の強化
ネイティブ sed(1) ベースの入力フィルタリングを使った、クロスサイトスクリプト保護
Web サービスのセキュリティー:
IETF XML デジタル署名
W3C XML 暗号
統合された P3P (Platform for Privacy Preferences) サポート
Web ベースの分散オーサリングおよびバージョン管理 (Web-based Distributed Authoring and Versioning、WebDAV) アクセス制御のサポート
LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) auth-db が拡張され、検索式とマッチング属性が設定可能になりました
LDAP auth-db は Microsoft Active Directory との相互運用性をサポートします
Tomcat またはその他の Java キーストアファイルベースリポジトリからの証明書の移行のサポート
動的に適用された証明書失効リスト (CRL) のサポート
統合された IPv6 のサポート
Sun Java System Web Server はこれまで常に、RSA キーをサポートしてきました。Web Server 7.0 では、RSA キーを引き続きサポートすることに加え、楕円曲線暗号方式 (ECC) を新たにサポートします。
ECC は、モバイルまたはワイヤレス環境向けの次世代の公開鍵暗号方式です。ECC は、非対称暗号を実行するために、一連のキーの生成、暗号化、および復号化のアルゴリズムに基づいています。
ECC の重要な機能は次のとおりです。
ECC では、RSA などの従来の暗号システムと比べて小規模なキーサイズで同等のセキュリティーを提供できるので、コンピュータ処理が高速化し、消費電力が削減され、メモリーおよび帯域幅を節約することができます。
ECC は楕円曲線に動作します。ユーザーは曲線とキーの長さを選択する必要があります。曲線は、NIST、ANSI、SECG などのさまざまな組織によって標準化され、命名されています。これらの標準にはキーの長さも含まれているため、定義済みの曲線名の中から 1 つを選択するだけですみます。Web Server 7.0 は、現在規定されているすべての曲線をサポートします。
Web Server での ECC の使用方法の詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 管理ガイド』を参照してください。
Web Server 7.0 は Sun Java Studio Enterprise 8.1 をサポートします。Sun Java Studio ソフトウェアは、Java テクノロジ開発者向けの、Sun の強力で拡張可能な IDE です。Sun Java Studio 8.1 は NetBeans ソフトウェアをベースにしており、Sun Java プラットフォームと統合されています。
Web Server 用のプラグインは、次の方法で取得できます。
Sun Java System Web Server メディアキットの付属 CD
Sun Java Studio の付属 AutoUpdate 機能の使用
Sun Java System Web Server のダウンロードセンター
Web Server 用の Sun Java Studio 8.1 プラグインは、ローカルの Web サーバーでのみ動作します。つまり、IDE と Web サーバーは、同一マシン上にインストールする必要があります。
Sun Java Studio 8.1 の Web アプリケーション機能の使用については、次のチュートリアルを参照してください。
http://developers.sun.com/prodtech/javatools/jsenterprise/learning/tutorials/index.jsp
Sun Java Studio 8 の詳細については、次を参照してください。
http://www.sun.com/software/sundev/jde/
Web Server は次の言語で使用できます。
フランス語
ドイツ語
スペイン語
日本語
簡体字中国語
繁体字中国語
韓国語
Web Server は、Solaris、Linux、HP-UX、および Windows のオペレーティングシステム上にインストールできます。次の表は、プラットフォームのサポートについてまとめたものです。インストール要件の詳細については、このリリースノートの 「必要なパッチ」を参照してください。
Windows、Linux、および HP-UX 上では、Web Server は 32 ビットアプリケーションとして実行されます。
Intel の Itanium アーキテクチャーはサポートされません。
指定されたプラットフォームに Web Server をインストールするための必要最小限のメモリーは、Web Server をスタンドアロン製品としてインストールする場合に適用されます。Web Server を Java ES の一部としてインストールする場合は、必要最小限のメモリーが異なる可能性があります。正確なメモリー要件については、『Sun Java Enterprise System 5 リリースノート (UNIX 版)』を参照してください。
ベンダー |
アーキテクチャー |
オペレーティング システム |
必要 最小限の メモリー |
最小の 推奨 ディスク容量 |
---|---|---|---|---|
Sun |
UltraSPARC® |
Solaris 8、9、10 |
512M バイト |
550M バイト |
Sun |
AMD/x86 |
Solaris 9、10 (x86) Solaris 10 (AMD64) |
512M バイト |
550M バイト |
Microsoft |
AMD/x86 |
Windows 2000 Advanced Server, Service Pack 4 Windows XP Professional Edition SP2 以上、 Windows Server 2003 Enterprise Edition Windows 2003 Server R2 Enterprise Edition |
512M バイト |
550M バイト |
Red Hat |
AMD/x86 |
Red Hat Enterprise Linux 3.0 (Update 4.0 以降)、4.0、5.0 (またはそれ以降のアップデート) Red Hat Enterprise Linux 4、5 (64 ビット)
|
768M バイト |
550M バイト |
Novell |
AMD/x86 |
SUSE Linux Enterprise Server 9 (またはそれ以降のアップデート) SuSE Enterprise Linux 9、10 SP2 (32 ビット、64 ビット) |
512M バイト |
550M バイト |
Hewlett-Packard |
PA-RISC 2.0 |
HP-UX 11iv1 (B.11.11) |
512M バイト |
550M バイト |
IBM |
AIX 5.3 および 6.1 |
512M バイト |
550M バイト |
システム仮想化とは、複数のオペレーティングシステム (OS) インスタンスが共有ハードウェア上で独立して動作することを可能にするテクノロジのことです。機能的には、仮想化環境内でホストされている OS に配備されたソフトウェアは通常、背後のプラットフォームが仮想化されていることに気づきません。Sun では、適切に設定された適切なサイズの仮想化環境上で、仮想化されていないシステム上の場合と同様に Sun Java System 製品が機能することを確認できるよう、選択したシステム仮想化と OS の組み合わせについて Sun Java System 製品のテストを実行しています。仮想化環境での Sun Java System 製品の Sun のサポートについては、http://download.oracle.com/820–4651 を参照してください。
適用可能な最新のパッチでオペレーティングシステムを更新します。次の各節では必須パッチを一覧表示します。
Solaris 8、9、または 10 オペレーティングシステムの x86 ユーザーまたは SPARC ユーザーは、最新のパッチクラスタをインストールするようにしてください。このパッチクラスタは、http://sunsolve.sun.com/pub-cgi/show.pl?target=patchpage Web サイトの「推奨 & セキュリティパッチ」で利用可能になっています。
32 ビット Solaris (SPARC) プラットフォームの場合、次の節で列挙されているパッチに加えて、SUNWlibC パッケージと SUNWlibCx パッケージをインストールしてください。
Web Server 7.0 インストーラは、必須パッチがマシンにインストールされているか判定します。それらのパッチがなかった場合、インストールは失敗します。サポートされたプラットフォーム上に Web Server 7.0 を正常にインストールして、正しく機能させるには、次の各パッチが必要です。
http://sunsolve.sun.com で入手可能なパッチが「古くなっている」場合、最新版には最新のバグ修正と製品の機能拡張が含まれているので、それらのパッチの最新版をダウンロードします。
マシンにインストールされている Solaris オペレーティングシステムのバージョンを確認するには、/etc/release ファイルを参照します。
/etc/release ファイルには、Solaris オペレーティングシステムのバージョン情報が次の形式で含まれています。
Solaris 10 6/06 s10x_u2wos_08 X86 Copyright 2006 Sun Microsystems, Inc. All Rights Reserved. Use is subject to license terms. Assembled 02 May 2006 |
Solaris 8 プラットフォーム (SPARC)
Solaris 8 2/02
109326-19
108434-18 — C++ 用の共有ライブラリパッチ (32 ビット版の Web Server 向け)
108435-18 — C++ 用の共有ライブラリパッチ (64 ビット版の Web Server 向け)
Solaris 8 プラットフォーム (x86)
109327-19
Solaris 9 プラットフォーム (SPARC)
Solaris 9 9/05
112970-12
111711-12 — C++ 用の共有ライブラリパッチ (32 ビット版の Web Server 向け)
111712-12 — C++ 用の共有ライブラリパッチ (64 ビット版の Web Server 向け)
Solaris 9 プラットフォーム (x86)
Solaris 9 9/05
114354-11
117172-17 — カーネルパッチ
111713-09 — C++ 用の共有ライブラリパッチ
Solaris 10 プラットフォーム (SPARC)
120032-04 — SPARC S10 パッチ (libresolv の修正を含む)
Solaris 10 プラットフォーム (x86)
119964-03 — C++ 用の共有ライブラリパッチ
120033-04 — S10 パッチ
SUNWlxml (64 ビット版の Web Server 向け)
5300-08-01-0819 以上
6100-00-04-0815
パッチの適用後にシステムを再起動する必要があります。
互換性のない一部のパッチは、Web Server の起動に影響を与え、サーバーが要求に応答しない結果を招く恐れがあります。次の表に、そのようなパッチの一覧を示します。互換性のないパッチがマシンにインストールされている場合は、そのパッチを互換性のある推奨パッチに更新します。
表 3 互換性のないパッチのリスト
オペレーティングシステム |
互換性のないパッチ |
互換性のある推奨パッチ |
---|---|---|
Solaris 8 SPARC |
109147-37 (リンカーパッチ) 109147-38 (リンカーパッチ) 109147-39 (リンカーパッチ) |
109147–40 (リンカーパッチ) |
Solaris 9 SPARC |
112963-22 (リンカーパッチ) 112963-23 (リンカーパッチ) 112963-24 (リンカーパッチ) |
112963-25 (リンカーパッチ) |
Solaris 10 SPARC |
117461-04 (ld のパッチ) 117461-05 (ld のパッチ) 117461-06 (ld のパッチ) 117461-07 (ld のパッチ) |
117461-08 (ld のパッチ) |
Solaris 9 x86 |
113986-18 (リンカーパッチ) 113986-19 (リンカーパッチ) 113986-20 (リンカーパッチ) |
113986-21 (リンカーパッチ) |
Solaris 10 x86 |
118345-08 (ld と libc.so.1 のパッチ) 118345-09 (ld と libc.so.1 のパッチ) 118345-10 (ld と libc.so.1 のパッチ) 118345-11 (ld と libc.so.1 のパッチ) |
121208-02 (ld と libc.so.1 のパッチ) |
HP-UX プラットフォーム上に Web Server をインストールするための要件は、次のとおりです。
HPUX11i-OE B.11.11.0312 (HP-UX 11i オペレーティング環境)
HPUXBase64 B.11.11 (HP-UX 64 ビット Base OS)
HPUXBaseAux B.11.11.0312 (HP-UX Base OS Auxiliary)
FEATURE11-11 B.11.11.0209.5 (HP-UX 11i 用の機能有効化パッチ、2002 年 9 月)
HWEnable11i B.11.11.0412.5 (HP-UX 11i v1 用のハードウェア有効化パッチ)
BUNDLE B.11.11 (パッチバンドル)
BUNDLE11i B.11.11.0306.1 (HP-UX 11i に付属する必要なパッチ、2003 年 6 月)
GOLDAPPS11i B.11.11.0506.4 (HP-UX 11i v1 用 Gold Application パッチ、2005 年 6 月)
GOLDBASE11i B.11.11.0506.4 (HP-UX 11i v1 用 Gold Base パッチ、2005 年 6 月)
JAVAOOB 2.03.01 (HP-UX 用 Java2 Out-of-box)
PHCO_29109 1.0 (Pthread の拡張および修正)
PHCO_30544 1.0 (Pthread.h の修正および新しい拡張)
PHCO_29495 1.0 (libc 累積パッチ)
PHCO_31923 1.0 (libc 累積ヘッダーファイルパッチ)
PHKL_25842 スレッド異常終了 (またはそれに取って代わったパッチ)
PHCO_35743 s700_800 11.11 (libc 累積パッチ)
米国では、夏時間 (Daylight Savings Time、DST) が 3 月の第 2 日曜日に始まり、11 月の第 1 日曜日に終わります。これは、オペレーティングシステムおよび JDK/JRE の日付と時刻の規則に影響を及ぼします。
米国のタイムゾーンにおける正しい時刻がログファイル内に格納され、かつ管理サーバーや Java Web アプリケーションがこの変更の影響を受けないようにするには、次のことを行います。
適切なオペレーティングシステムパッチをダウンロードして使用します。Solaris パッチは http://sunsolve.sun.com/search/document.do?assetkey=1-26-102775-1 からダウンロードできます。その他のプラットフォームの場合、オペレーティングシステムベンダーの Web サイトから類似の DST 互換パッチをダウンロードします。 |
管理サーバーと Java Web アプリケーションがこの変更の影響を受けることがないように、JRE をアップグレードします。夏時間の変更に対する修正が含まれている適切な JRE をダウンロードして使用します。サポートされている各プラットフォームの JRE バージョンは、次のとおりです。 |
Solaris: 1.5.0_09 以降
Linux: 1.5.0_09 以降
HP-UX: 1.5.0.03 以降
Windows: 1.5.0_09 以降
Web Server の管理コンソールでサポートされるブラウザは、次のとおりです。
UNIX® および Windows プラットフォーム:
Mozilla 1.7 以上
Firefox 2.0 以上
Windows プラットフォーム:
Microsoft Internet Explorer 6.0 および 7.0
この節では、Sun Java System Web Server のインストール、移行、およびアップグレードに関する注意事項を示します。これらのトピックの詳細については、『Sun Java System Web Server Installation and Migration Guide』を参照してください。このリリースの Web Server における既知の問題については、このリリースノートの 「既知の問題点」を参照してください。
以前のバージョンの Web Server が含まれているディレクトリに Web Server をインストールすることはできません。ただし、Web Server を新しいディレクトリにインストールしたあとで既存のインストールを移行することはできます。
Web Server は、Java Enterprise System の一部またはスタンドアロンバージョンとしてインストールできます。
スタンドアロンインストールでは、NSS や NSPR などの必要な共有コンポーネントはすべて、Web Server インストールファイルとともにパッケージ化されます。
Web Server を Java ES スイートの一部としてインストールする場合は、Java ES インストーラによって、NSS や NSPR などのすべての共有コンポーネントは別々のパッケージとして、Web Server 固有のバイナリは別々のオペレーティングシステム依存のパッケージとしてインストールされます。したがって、すべての共有コンポーネントパッチおよび Web Server パッチをダウンロードして、インストールする必要があります。
Sun Solve を参照してください。それぞれのオペレーティングシステム用の最新の Java ES コンポーネントパッチをダウンロードしてインストールします。
最新の NSS / NSPR パッチをシステムにインストールしないと、Web Server 7.0 Update 3 が正常に起動しません。したがって、Web Server 7.0 Update 3 をインストールする前に、Update 3 パッチにバンドルされた Web Server 7.0 Update 3 パッチ README で、システムで使用できる適切な NSS パッチを確認してください。
Web Server 6.0 および 6.1 の設定は移行できます。6.0 未満の Web Server バージョンからの直接移行はサポートされていません。Web Server 4.0 以降などの以前のバージョンは、まず Web Server 6.1 に移行し、それから Web Server 7.0 に移行する必要があります。Web Server 4.0 以降から Web Server 6.1 への移行については、最新の『Sun Java System Web Server 6.1 Installation and Migration Guide』および『Sun Java System Web Server 6.1 リリースノート』を参照してください。
Web Server 4.1 から Web Server 7.0 への移行や、Web Server 6.0 のすべてのバージョンから Web Server 7.0 への移行の詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 Installation and Migration Guide』を参照してください。
Sun Java System Web Server 7.0 のインストール環境がすでに存在している場合に Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 をインストールすると、インストーラは自動的にアップグレードを実行します。
Sun Java System Web Server 7.0 がすでにインストールされている場合は、Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 インストーラで Web Server 7.0 のインストール環境の場所を指定してからアップグレードしてください。
Sun Java System Web Server 7.0 が Java ES 5 の一部としてインストールされている場合は、Web Server 7.0 Update 3 にアップグレードするために、http://sunsolve.sun.com/pub-cgi/show.pl?target=patchpage Web サイトにある次のパッチをインストールすることをお勧めします。
125437 (Solaris SPARC/SPARCV9)
125438 (Solaris x86/x64)
125439 (Linux)
125440 (HP-UX)
125441 (Windows)
Web Server のローカライズされたバージョンを使用している場合は、Web Server 7.0 から Web Server 7.0 Update 3 に正常にアップグレードするために、次のパッチをインストールしてください。
126331 (Solaris SPARC (8/9/10)) (Solaris SPARC ローカリゼーションパッチ ID)
126332 (Solaris x86 (8/9/10)) (Solaris x86 ローカリゼーションパッチ ID)
126333 (Linux ローカリゼーションパッチ ID)
Web Server 7.0 から Web Server 7.0 Update 3 にアップグレードする方法の詳細については、『Installation and Migration Guide』を参照してください。
Web Server 7.0 は JavaServerTM Faces 1.2 テクノロジをサポートします。JavaServer Faces 1.1 アプリケーションのほとんどは、何の変更を加えなくても Web Server 7.0 と連動するはずです。ただし、アプリケーションを JavaServer Faces 1.2 アプリケーションに移行するときに何らかの互換性の問題が発生する可能性があります。その場合は、アプリケーションに変更を加える必要があります。この変更については、次の JavaServer Faces リリースノートで説明されています。https://javaserverfaces.dev.java.net/rlnotes/1.2_04/issues.html
Java ES 5 に付属する Sun Java System Portal Server 7.1 は、Sun Java System Web Server 7.0 Update 1 との互換性がありません。Sun Java System Portal Server 7.1 が Web Server 7.0 とともに配備されている場合、Sun Java System Web Server 7.0 だけでなく両方のサーバーをアップグレードする必要があります。必要な Sun Java System Portal Server 7.1 のアップグレードは、Java Enterprise System 5 Update 1、または http://sunsolve.sun.com/pub-cgi/show.pl?target=patches/patch-access Web サイトで入手可能な次のパッチで行えます。
124301 (SPARC)
124302 (x86)
124303 (Linux)
Web Server のローカライズされたバージョンを使用している場合は、Portal Server の次のローカリゼーションパッチもインストールしてください。
125301 (Solaris SPARC および Solaris x86 ローカリゼーション)
125302 (Linux ローカリゼーション)
Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 のマニュアル全文は http://docs.sun.com/coll/1653.3 から入手できます。
この節では、Web Server 7.0 Update 3 で解決済みの問題を一覧表示します。
問題 ID |
説明 |
6387762 |
wadm からシェル変数またはシステム変数にアクセスできない。 |
4793938 |
ディレクトリインデックスの代わりに、ユーザーとパスワードの入力ダイアログが表示される。 デフォルトでは、ユーザーが認証されないかぎり、Web Server 7.0 はディレクトリインデックスを送信しません。あるディレクトリにアクセスしようとすると、ユーザー名とパスワードの入力を求められます。これは、Web Server 7.0 のデフォルトのアクセス制御リスト (ACL) が、認証済みユーザーだけにリストアクセス権を許可するためです。 |
6426116 |
管理コンソールの「バージョン」ボタンをクリックすると、「ファイルが見つかりません」という警告が管理エラーログに書き込まれる。 |
6446206 |
グループ内のある単一ユーザーが削除されたときに、不正なメッセージ「グループは正常に保存されました」が表示される。 |
6431984 |
Web Server の PID ファイルと UNIX ドメインソケットは、/tmp にではなく /var/run に格納されるべきである。 |
6475536 |
管理サーバーのパスワードをリセットするための明確な手段が存在しない。 |
6489727 |
[JESMF CONFORM] CP は停止時には、MfManagedElementServer_stop() を呼び出すべきである。 |
6493971 |
サーバーインスタンスの再起動が応答しない場合に管理サーバーがタイムアウトしない。 restart-instance コマンドの実行時に、UNIX システム上の管理サーバーは、サーバーインスタンスが再起動されるまで待ちます。インスタンスが正常に再起動されない場合、管理サーバーは要求に応答しません。 |
6515745 |
Web Server で SNMP マスターエージェントプロセスが起動に失敗する |
6545779 |
Windows で、system32 ディレクトリに古いバージョンの libnspr4.dll があると wdeploy コマンドが失敗する。 |
6606243 |
Web Server インストーラが、管理自己署名付き証明書を IE 証明書タブにインポートする必要がある。 ブラウザを使用して管理コンソールにアクセスすると、信頼される認証局で証明書が発行されないことを示すポップアップ (IE6 および Mozilla/Firefox の場合) または警告ページ (IE7 の場合) が表示される場合があります。この原因は、管理サーバーが自己署名付き証明書を使用していることにあります。「管理 GUI ログイン」ページに移動するには、次の手順を実行します。
前述の手順では、そのブラウザセッション用の証明書が一時的に許可されます。 証明書を永続的に許可するには、次の手順を実行します。
|
6606132 |
「Sun Metaslot」ピンが設定されていない場合、自己署名付き証明書の作成に失敗する |
6709477 |
IE6 上で GUI 登録リマインダが正しく表示されない IE6 の select 要素は、階層構造の動作に必要な z インデックスをサポートしません。したがって、ドロップダウン (config および vs) にオーバーラップする登録リマインダが 1 つの階層として存在していても、そのドロップダウンが可視状態のままになります。 |
6639402 |
最大ファイル記述子数が 1024 の場合、サーバーで設定された接続キューのサイズが小さすぎる (128) Web Server では、さまざまなコンポーネント用にファイル記述子が予約されています。接続プールキューのサイズ、ファイルキャッシュの最大オープンファイル数、および最大キープアライブ接続数が設定されていない場合、その他のコンポーネント用にファイル記述子を予約したあとに、Web Server によって使用可能な記述子が 3 つの値の間で分割されます。最大ファイル記述子数のデフォルト値が小さいシステム (Solaris 8 や RHEL など) では、接続プールのサイズが小さい値に設定される場合があります。たとえば、RHEL の場合、最大ファイル記述子数のデフォルト値は 1024 です。接続キューのサイズが割り当てられていない場合、Web Server は 128 個の接続を接続キューに割り当てます。稼動が多いシステムでは、この値が小さすぎることがあります。接続のタイムアウトが開始した場合、ユーザーは最大ファイル記述子数をより高い値に設定する必要があります。 |
6644322 |
Fastcgistub のメモリーリークにより、Fastcgi サブシステムがハングアップする |
6474037 |
Ubuntu に Web Server をインストールする際の例外。 Linux Ubuntu の場合、/bin/domainname が含まれるパッケージはデフォルトで使用できません。Web Server を正常にインストールするには、これらのパッケージをインストールする必要があります。 パッケージをインストールするには、次のコマンドを入力します。 sudo apt-get install nis |
6414481 |
compat-libstdc++ をインストールしないと Web Server をインストールできない。 |
6641672 |
compat-libstdc++-33--3* (64 ビット) バージョンがあると、REDHAT ES4.0 Linux 64 ビットのインストールに失敗する |
6472668 |
Windows の場合、Web Server のインストールで -Xrs JVM オプションがデフォルトで使用される |
6559918 |
CLI と管理サーバーにバージョンの互換性がない場合、エラーメッセージが不明瞭である。 Web Server 7.0 インストールを Web Server 7.0 Update 2 にアップグレードする際には、設定 CLI 全体、管理サーバー、およびすべての管理ノードも必ず Web Server 7.0 Update 2 にアップグレードしてください。これは、Web Server 7.0 管理インタフェースと Web Server 7.0 Update 2 管理インタフェースとの連携動作が正しく行われないからです。 |
6595795 |
管理コンソールで、移行したインスタンスに必要な機能が obj.conf ファイルに追加されない。 JVM が無効な Web Server 6.0 インスタンスを Web Server 7.0 に移行し、移行したインスタンスを管理コンソールを使用して JVM オプション付きで有効化した場合、そのプロセスでは次の必要な行が obj.conf ファイルに追加されません。 NameTrans fn="ntrans-j2ee" name="j2ee" PathCheck fn="find-index-j2ee" ObjectType fn="type-j2ee" Error fn="error-j2ee" |
6641844 |
Windows の場合、パッチを使用して Java ES 5 リリースの一部である Web Server 7 から Web Server 7.0 Update 2 リリースにアップグレードしたあとに、サーバーの起動に失敗する。 |
6644314 |
セキュリティーパッチ 121656-16 は、Java ES 5/U1 における Sun Java System Web Server 7.0 Update 2 Linux パッチに対する必須条件です。ただし、このセキュリティーパッチでは循環依存関係が示されるため、いずれのパッチも適用できません。 |
6640206 |
Windows 以外 (Solaris、Linux、HP-UX) で、サンプルアプリケーションを使用せずに Web Server 7.0 または 7.0 Update 1 をインストールしており、Web Server 7.0 Update 2 にアップグレードする場合は、次のエラーメッセージが表示されます。 アップグレード中に問題が発生しました。問題を解決するには、次の場所にあるインストールログを確認してください: <install-dir>/setup/Sun_Java_System_Web_Server_install.log 注 – このエラーはアップグレードに影響しません。 |
6559735 |
サンプルアプリケーションのマニュアルで、プロパティーファイルのクラスパスに jar ファイルを追加することを説明する必要がある。 install-dir/samples/java/webapps/security/jdbcrealm/docs/index.html の「Compiling and Assembling the Application」の節で、jdbcrealm.build.properties ファイルのクラスパスサフィックスに JDBC ドライバ jar ファイルを追加することを説明する必要があります。 |
6413058 |
server.xml が、検索を変換して組み込むための全部のファイルパターンを格納しない。 スキーマは、このバージョンの Web Server に含まれる管理コンソールと検索管理ツールの両方が許可する全部のファイルパターンを格納しません。また、これは、以前のバージョンの Web Server からの移行を必要とする可能性のある全部のファイルパターンを表現する手段も持ちません。 |
6632936 |
Red Hat Linux Enterprise Linux 5 で、検索機能が正常に機能しない。 Red Hat Enterprise Linux マシンに compat-libstdc++ ライブラリがインストールされている場合、インストールされている rpm を削除し、compat-libstdc++-296-2.96-132.7.2.i386.rpm をダウンロードしてインストールする必要があります。 x86 32 ビットおよび 64 ビットの場合は、compat-libstdc++-296-2.96-132.7.2.i386.rpm をダウンロードしてインストールします。 注 – 信頼できない場所から rpm をダウンロードおよびインストールしないでください。セキュリティーの脆弱性を招く場合があります。 |
6611067 |
ファイルシステム SELinux のセキュリティーが有効な場合、Red Hat Enterprise Linux インスタンスの開始に失敗する。 新しい Linux ディストリビューションには、SELinux プロジェクトから有効な新しいカーネルセキュリティーの拡張機能があります。これらの拡張機能を使用すると、システムセキュリティーをより詳細に制御できます。ただし、SELinux では共有ライブラリのロードなどのデフォルトシステムの動作の一部も変更されているため、他社のプログラムにとって問題となる可能性があります。Web Server 管理サーバーまたはインスタンスの開始時に、「Cannot restore segment prot after reloc: Permission denied」というメッセージを表示した場合は、システムで SELinux が有効であることを表します。 |
6602075 |
Web Server で Sun crypto 1000 を使用するには、Solaris 10 パッチ 125465-02 (SPARC) および 125466-02 (x86) が必要である。 |
6432870 |
統計情報が有効化された要素が server.xml ファイル内で false に設定されたときに、サーブレットコンテナはその統計情報を収集する。 |
6567124 |
Web Server 7.0 で実行している JSF Web アプリケーションを Web Server 7.0 Update 1 で実行すると中断する場合がある。 Web Server 7.0 Update 1 には JavaServer Faces 1.2 テクノロジが付属しています。すべての JavaServer Faces Web アプリケーションは、何の変更を加えなくても Web Server 7.0 Update 1 と連動するはずです。ただし、JavaServer Faces 1.2 には互換性にいくつかの既知の問題があり、それらの非互換性に対処するためにアプリケーションに変更を加えることが必要になる場合もあります。この非互換性については、次の JavaServer Faces リリースノートで説明されています。 https://javaserverfaces.dev.java.net/rlnotes/1.2_04/issues.html Java ES 5 Portal Server ユーザーは、Java ES 5 Update 1 がリリースされるまで Web Server 7.0 Update 1 へのアップグレードを延期することをお勧めします。 |
6549619 |
Windows 2003 で、CLI からコマンドを実行すると、メッセージが正しくエンコードされない。 |
6630841 |
FastCGI ハンドラの新規ロールが、常に「英語」名で作成される。 |
6632818 |
CGI 設定ページにローカライズされていない文字列が表示される。 |
6628910 |
ローカリゼーションロケールの CLI インストーラ「Enter your option」が英語である。 |
6484181 |
Portal Server は、Web Server 7.0 64 ビットの起動時の JVM スタックサイズを 128K に設定するが、これは小さすぎる。 Web Server 7.0 がすでに 64 ビットモードで設定された状態で Portal Server のインストールを開始した場合、Portal Server の構成ではスタックサイズは 128K に設定されません。これに対し、Portal Server と Web Server がどちらもすでに 32 ビットモードでインストールおよび設定されている場合に 64 ビットモードに切り替えるには、「回避方法」の節で説明する一連の手順を手動で実行する必要があります。 |
6487041 |
Java ES Web Server インストールでは schemagen/xjc/wsgen/wsimport スクリプトが存在しない。 schemagen/xjc/wsgen/wsimport スクリプトがある場所は、Web Server の Java ES インストール版とスタンドアロンインストール版ではそれぞれ異なります。 |
6550622 |
Java ES 5 ソフトウェアを Java ES 5 Update 1 にアッ グレードするときに、Portal Server はアップグレードせずに Web Server のみをアップグレードした場合、Portal Server サンプルの実行に失敗し、JSF 例外が発生する。 詳細は、「互換性の問題」 を参照してください。 |
6643821 |
SMF コマンドを実行すると、startserv および stopserv スクリプトから Java ES 環境が削除される (Solaris 10 のみ)。 |
6549580 |
Windows で実行中の Web Server にサービスに関する説明が含まれておらず、Java ES Update 1 パッチの適用後も説明が更新されない。 |
6641175 |
POST を使って 2G バイトを超えるデータをサーバーにストリーミングすると、問題が発生する。request.getInputStream().read() が -1 を返す |
6576542 |
WS 7.0 に付属する、セッションレプリケーション機能を試すためのサンプルを使用できない |
6600183 |
本文を FastCGI Perl に送信後に Transfer-encoding ヘッダーが送信される。 |
6613414 |
iWS7.0U1 - Page-encoding が大文字と小文字の区別 (たとえば utf-8 と UTF-8 の区別) をしない |
6613865 |
Cookie の符号化/復号化のサーブレットコンテナ実装が SJSWS6.1 以降から変更された |
6641175 |
POST を使って 2G バイトを超えるデータをサーバーにストリーミングすると、問題が発生する。request.getInputStream().read() が -1 を返す |
6641231 |
2M バイトを超えるファイルのアップロードが Java Web コンテナに制限される。 |
6658609 |
web 7.0 u2 の JDBC リソース設定の待ち時間およびアイドルタイムアウトの最大値に -1 を指定できない |
6660297 |
RDB を再起動すると web70 の JDBC リソースプールが予期どおりに動作しない。 |
6671260 |
標準エラー出力メッセージを FastCGI からエラーログにリダイレクトできない。 FastCGI から標準エラー出力に送信されるデータは、エラーログに記録されません。 |
6671957 |
ファイル圧縮機能のマニュアルがない (SJSWS7.0) |
6671992 |
Web サーバーマニュアルで、フィルタの適用範囲と内容についてより具体的に記述する必要がある |
6680376 |
特定の htaccess 構成でサーバーがループに陥る |
6681681 |
/context-root (コンテキストのルート) と指定して Web アプリケーションの開始ファイルリストをアクセスすると、フィルタが 2 回適用される 開始ファイルを /context-root としてアクセスすると、現在のフィルタが 2 回適用されます。 |
6708333 |
web 7.0 u2 patch 125437-13 は前提条件として nss patch 3.11.8 以降が必要であることをドキュメント化すべきである |
6697002 |
pull-config を実行すると、config/ ディレクトリ内のバイナリファイルが、トークン化が原因で文字化けする (SJSWS7.0u2) |
6701520 |
インストール中にユーザーが特定の umask 設定をしている場合、インスタンスが起動しない |
6710993 |
es、fr - OLH がスローされた例外を表示しない |
この節では、Web Server 7.0 Update 2 で解決済みの問題を一覧表示します。
問題 ID |
説明 |
6467621 |
「Sun Software PKCS#11 softtoken」使用時にサーバーへの要求が失敗する。 |
6493271 |
Web Server 7.0 における Java ガベージコレクタのアクティビティーが、Web Server 6.1 の場合と比較して高い。 Web Server 7.0 のサーブレットコンテナは、多数の Java オブジェクトを作成します。 |
6497803 |
部分要求と welcome ファイルによって形成された要求 URI にサーブレットがマップされた場合、その動作が正しくない。 Web コンテナは、有効な部分要求を受け取ると、配備記述子内に定義された welcome ファイルリストを調べる必要があります。welcome ファイルリストとは、先頭や末尾に / が付いていない部分 URL の、順序付けされたリストのことです。Web Server は、各 welcome ファイルを配備記述子内で指定された順番で部分要求の末尾に追加し、静的リソースまたは WAR ファイル内のサーブレットがその要求 URI にマップされているかどうかをチェックする必要があります。Web コンテナは、WAR 内で最初に一致したリソースに、その要求を送信する必要があります。 |
6316881 |
req.getHeader() でヘッダー内の複数バイト文字を取得できない。 request.getHeader() の呼び出し時に、文字が正しく解析されません。 |
6554326 |
ハードコードされたメッセージ "ADMIN3594: Configuration changes require a server restart" がローカライズされていない。 |
6565615 |
日本語ロケールのオンラインヘルプで、「認証データベースの編集 (Editing Authentication Databases)」の PAM に関する説明で Directory Server の名前が誤って記述されている。 正しい説明は次のようになります。 「認証データベースの編集」PAM -- PAM は Sun Java System Web Server 7.0 によってサポートされる新しい認証データベースです。 |
6563951 |
先頭にスラッシュが付いた検索コレクションサブディレクトリが原因で、紛らわしいエラーが発生する。 検索コレクションを作成し、先頭にスラッシュが付いたドキュメントルートサブディレクトリを設定しようとすると、先頭にスラッシュが必要であることを誤って通知するエラーメッセージが表示されます。 |
6571208 |
ディレクトリ一覧表示タイプに一貫性のない表現がある。 「インデックス作成が「なし」のときに使用するエラー応答ファイル」という一文を、「一覧表示が「なし」のときに使用するエラー応答ファイル (Error response file to use when listing is None)」に変更するべきです。 |
6549584 |
国名一覧の中で「Other」という単語が翻訳されていない。 |
6556225 |
「ドキュメントの追加」ウィンドウで、サブディレクトリの「含める」チェックボックスが翻訳されていない。 |
6565615 |
日本語ヘルプ: 「認証データベースの編集 (Editing Authentication Databases)」の PAM に関する説明が誤っている。 |
6628918 |
日本語の 管理 GUI メッセージの翻訳に問題がある。 |
6628917 |
GUI インストーラ OLH の翻訳に問題がある。 |
6604075 |
Java ES で、Web Server 7.0 起動時に Access Manager で null ポインタ例外が表示される。 |
6479062 |
Solaris SPARC、Linux、および HP-UX プラットフォームで HTTP リスナープロトコルファミリを nca に設定すると、Web Server が起動しない。 EditHTTPListener ウィザードで Protocol-Family プロパティーを nca に設定すると、Web Server インスタンスは再起動しません。 |
6464953 |
set-authdb-prop CLI を使用して digestauthstate プロパティーを設定すると、値の検証が行われず、このプロパティーにとって無意味な値が許可されてしまう。 |
6504050 |
管理コンソールのすべてのウィザードの「結果」ページで、位置合わせを適切に行うべきである。 |
6473376 |
デフォルトの server.xml に <stack-size> 要素を含めるべきでない。 |
6367751 |
create-instance コマンドがリモートノード上で断続的に失敗し、HTTP 400 エラーがログに記録される。 |
6547264 |
あるリモートノードの起動直後に create-instance コマンドを実行すると、そのリモートノード上でそのコマンドが失敗する。 |
6468132 |
ニックネームにコロンが含まれる証明書は、list-cert コマンドを実行しても表示されない。 |
6437577 |
<pkcs11> 要素は、子要素が存在しなくても server.xml から削除されない。 |
6473589 |
トークン PIN を設定すると、<pkcs11/> が server.xml に追加される。 |
6534202 |
管理コンソール経由で WebDAV コレクションプロパティーを編集できない。 同じ構成が複数のノードに配備されている場合には、共用の場所として lockdb パスをすべてのノードで同じパスにマウントする必要があります。また、管理コンソールから lockdb 内のロックをリストしたり失効させたりするには、この同じパスに対して管理サーバーを書き込み可能にしてください。 |
6554691 |
add-webapp コマンドに JSP プリコンパイルオプションを指定して実行すると、コマンドは以前にプリコンパイルした JSP ファイルを削除しない。 |
6556820 |
管理コンソールまたは管理 CLI は、管理サーバーへの CA 証明書の追加をサポートしていない。 |
6489269 |
引用符で囲まれたパスを含む「external」式関数が、動作しない。 |
6432375 |
HP-UX 上で、一部の OID 値に対して SNMP が失敗する。 |
6483212 |
HP-UX 11.11 上で、最大ヒープサイズが 2048M バイト以上である場合に Web Server の起動が失敗する。 |
6474011 |
basic-search.html の説明が不明瞭である。 |
4988156 |
スタンドアロン製品を既存の Java ES インストール上にインストールすること、およびその逆がサポートされていない。 |
6610103 |
Windows で Java を無効化したあとに、構成を配備して起動することができない |
この節では、Web Server 7.0 Update 1 で解決済みの問題を一覧表示します。
この節では、Web Server 7.0 Update 3 のリリース時点における重要な既知の問題および制限事項を一覧表示します。
次の表に、Web Server の管理における既知の問題の一覧を示します。
表 4 管理における既知の問題
次の表に、Web Server のコアにおける既知の問題の一覧を示します。
表 5 コアにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
6296993 |
ある obj.conf 指令の実行時にエラーが発生した場合、問題の指令が見つかった場所のファイル名と行番号がログに記録されない。 |
6365160 |
データ型の制約違反のために server.xml のスキーマ検証が失敗したときに、要素の一連の有効な値を説明しないエラーメッセージが表示される。 |
6378940 |
どの HTTP ヘッダー解析エラーにも、クライアント IP とエラーの説明が記録されない。 |
6470552 |
set-variable SAF が定義済みの変数を設定できなかった。 |
6486480 |
<replacement>false</replacement> を指定すると、service-nsfc-dump のエントリヒット数が 0 になる。 server.xml ファイル内で <replacement>false</replacement> を指定すると、service-nsfc-dump 出力のエントリヒット数が 0 と表示されます。ただし、キャッシュヒット数は正しく表示されます。 |
6489220 |
サーバーが、$$ 文字定数を含む非補間文字列を挿入文字列として扱う。 あるパラメータ値に $$ escape が含まれている場合、サーバーは、そのパラメータブロックの PblockModel を構築します。$$ は定数なので、これは不要です。 |
6641109 |
NFS マウントされた docroot ディレクトリを使って設定された Web Server がクラッシュする NFS を使用していて MediumFileSizeLimit>0 の場合に NFS ファイルが削除または置換されると、Web Server がクラッシュします。したがって、ドキュメントルートが NFS 上にマウントされている場合は、MediumFileSizeLimit>0 を使用しないようにしてください。 回避方法 NFS クライアントのように、Web Server のドキュメントが NFS マウント上に存在している場合には、nsfc.conf 内で MediumFileSizeLimit を 0 に設定します。 |
次の表は、FastCGI における既知の問題を一覧したものです。
表 6 FastCGI における既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
6485248 |
reuse-connection が true に設定されていると、fastcgi スタブがすべてのプロセスを適切に閉じない。 FastCGI プラグインとして PHP と連携するように Web Server 7.0 を設定し、reuse-connection=true を設定します。サーバーを停止または再設定するときに、fastcgi() プロセスとその子プロセスが取り残されて適切に終了されません。 |
次の表に、Web Server のインストールにおける既知の問題の一覧を示します。
表 7 インストールにおける既知の問題
次の表に、Web Server 7.0 の移行およびアップグレード領域における既知の問題の一覧を示します。
表 8 移行およびアップグレードにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
6407877 |
installed.pkg ファイルが見つからない場合、Web Server 6.0 から 7.0 に移行するときに不正な移行が行われる。 Web Server 6.0 から 7.0 に移行するときに installed.pkg ファイルが見つからないと、Web Server は、magnus.conf ファイル内の NSServlet エントリを不正に移行します。 |
6490124 |
6.x -> 7.0: 移行済みのスケジュールされたイベントが依然として server.xml ファイル内の 6.x のパスを指している。
|
6502529 |
6.1->7.0: 移行時に、search-collection-dir 用に設定された相対パス設定が処理されない。 インスタンス移行時に、検索コレクションのコピー先になるターゲットパスの相対パスを指定しても、config-store に対して検索コレクションディレクトリが作成されます。インスタンスをインスタンス化するときに、検索コレクションが適切に移行されずにインデックスが作成されます。 |
6502769 |
6.x->7.0: 移行時に obj.conf ファイル内のすべての「ドキュメントルート」の NameTrans が無視される。 |
6498806 |
Windows では、Web Server の管理コンソールは移行の間、適切な警告をユーザーに与えない。 管理サーバーは、選択された新しい設定またはサービス名が Windows 上にすでに存在するかどうかを検出しないため、別の設定名を選択するようユーザーに適切に警告したり、別の設定名をデフォルトとして提案したりしません。 |
6500509 |
Web Server 7.0 の移行ツールは、ルート証明書がインストールされていると Web Server 6.1 から正常に移行することができない。 |
次の表に、Web Server のサンプルアプリケーションにおける既知の問題の一覧を示します。
表 9 サンプルアプリケーションにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
6472796 |
sendmail.jsp によって示されている、javamail サンプルアプリケーションの resource.host を指定するために編集するファイルが間違っている。 回避方法 javamail.resource.host を設定するには、javamail.build.properties を編集します。install_dir/samples/java/webapps/javamail/src/docroot/sendmail.jsp 内で指定された build.xml ではありません。 |
次の表に、Web Server の検索機能における既知の問題の一覧を示します。
表 10 検索における既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
6701532 |
検索エンジンが、パスワードで保護された PDF ドキュメントのインデックス作成に失敗する PDF ドキュメントがパスワードで保護され暗号化されている場合、検索エンジンがそのドキュメントのメタデータのインデックス作成に失敗します。その結果、要求された検索が失敗します。 |
次の表に、Web Server のセキュリティー領域における既知の問題の一覧を示します。
表 11 セキュリティーにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
6376901 |
同一ディレクトリ内のリソースに関する基本ベースおよびダイジェストベース ACL のサポートに制限がある。 サーバーがダイジェストベースの ACL と基本ベースの ACL をドキュメントツリー内の異なる部分で使用する場合、その両方を同一ディレクトリ内の異なるファイルやリソースで同時に使用しようとしても、失敗します。 |
6431287 |
TLS_ECDH_RSA_* には、RSA キーで署名されたサーバー証明書が必要である。 書式 TLS_ECDH_RSA_* の暗号化方式群を使用するには、サーバーが ECC キーペアと、RSA キーで署名された証明書を持っている必要があります。ここでは、自己署名付き証明書でこれらの暗号化方式群を使用することが除外されている点に注意してください。この要件はこれらの暗号化方式群にとって特有なものであり、バグではありません。サーバーはこれらの暗号化方式群に関連する間違った設定を検出して警告を発するべきですが、現時点ではそのようになっていません。 |
次の表に、Web Server 7.0 のセッションレプリケーション機能における既知の問題の一覧を示します。
表 12 セッションレプリケーションにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
6324321 |
リモートでエラーが発生したときに、詳しいエラーメッセージが表示されない。 リモートで例外が発生すると、リモートインスタンスのエラーログ内にエラーメッセージが記録されます。ところが、ローカルインスタンスは現時点では、ユーザーがどのエラーログを参照する必要があるかが明確に示されていない、汎用的なリモート例外を表示します。 |
6396820 |
クライアントの Cookie が無効になっていると、セッションレプリケーションが正しくフェイルオーバーされない。 |
6406176 |
有効になっている場合、セッションレプリケーションは、デフォルトのセッションマネージャーになるべきである。 管理コンソールまたは CLI を使用するか server.xml ファイルを編集してセッションレプリケーションを有効にしても、セッションレプリケーションは実際には有効になっていません。代わりに、sun-web.xml を手動で編集する必要があります。 |
次の表に、Web Server の Web コンテナにおける既知の問題の一覧を示します。
表 13 Web コンテナにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
4858178 |
Web コンテナが標準エラーに書き込む。 |
6349517 |
1 を超える MaxProcs モードでの Web アプリケーションのセッション統計情報が正しくない。 Web Server はマルチプロセスモードで実行されます。プロセスの最大数を設定するには、magnus.conf 内の MaxProcs 設定変数を使用します。MaxProcs の値が 1 より大きい値に設定されていると、Web Server は、mmap ベースのセッションマネージャーを使って異なる JVM 間でセッションを共有できるようにします。複数のプロセスから統計情報を収集する間、Web アプリケーションの MBean は、個々の MBean にセッションを提供します。個々の MBean の Web アプリケーションセッション統計情報を参照しても、実際のセッション数を確認することはできません。
|
6394715 |
Web コンテナが、無効化された Web アプリケーションの MBean オブジェクトを削除する。 server.xml ファイル内の <enabled> 要素を false に設定することで Web アプリケーションを無効にすると、Web コンテナはその Web アプリケーションの MBean を削除します。したがって、そのアプリケーションは閉じた Web アプリケーションまたは削除済みの Web アプリケーションとして扱われます。無効化されたオブジェクトは削除されるため、統計情報も失われます。 |
6419070 |
JNDI リソースの作成が成功したときに、詳細度のもっとも高いログレベルでもエラーログに情報が記録されない。 |
6422200 |
com.sun.org.apache.xerces.internal.jaxp.DocumentBuilderImpl.parse が 1 バイトの読み取りを行う。 server.xml ファイルを読み取るときに、XML のバージョン番号とエンコーディングを含む先頭行は、一度に 1 バイトずつ読み取られます。 |
6440064 |
サーブレットコンテナが、仮想サーバーごとにスレッドを 1 つずつ作成する。 |
6501184 |
REQ_EXIT によって javax.servlet.ServletException が発生する。 |
次の表に、Web Server のローカライズされたバージョンにおける既知の問題の一覧を示します。
表 14 ローカリゼーションにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
6543814 |
複数バイト文字列には検索フィルタ「*」が正常に機能しない。 |
6714777 |
日本語ロケールで、Sun オンラインアカウント作成のエラーメッセージに * (アスタリスク) 文字が含まれる |
6715350 |
日本語ロケールで、OLH に無効な文字が含まれる |
次の表に、Java Enterprise System (Java ES) における既知の問題の一覧を示します。
表 15 Java ES における既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
6432106 |
Web Server のアップグレード後に Sun Java System Portal Server の検索機能が例外をスローする。 Web Server を Java ES 4 から Java ES 5 にアップグレードすると、Portal Server の検索機能が例外をスローします。 回避方法 注 – 既存の libdb-3.3.so および libdb_java-3.3.so ライブラリファイルを、Web Server の非公開ディレクトリ以外の適切な場所に移動します。Portal Server ライブラリを適切な場所に移動したら、そのパスを以下の手順で <libdb-3.3.so path>: <libdb_java-3.3.so path> に指定する必要があります。 Solaris プラットフォームで、次の手順を実行します。
|
6504178 |
移行ログが「root is not a valid user」という間違ったメッセージを Java ES 5 上で報告する。 UNIX プラットフォームで Java ES 4 から Java ES 5 にアップグレードしているときに、移行ログファイルが WARNING: "root is not a valid user" と報告します。そのホストでは「root」ユーザーは有効なので、このメッセージは間違っています。 |
6453037 |
Web Server の起動時に、多数の警告メッセージや情報メッセージが、ログファイルに送られずに標準出力に表示される。 |
Sun Java System Web Server で問題が発生した場合は、次のいずれかの方法でご購入先のカスタマサポートに連絡してください。
次のオンライン Sun ソフトウェアサポートサービスをご利用ください。
保守契約を結んでいるお客様は、専用ダイヤルをご利用ください。
問題解決へのお手伝いが円滑に行えるよう、サポートに連絡する際には次の情報をご用意ください。
問題が発生した状況および操作への影響などの、問題の具体的説明
マシン機種、OS バージョン、および製品のバージョン (問題に関係するパッチおよびその他のソフトウェアを含む)
問題を再現するための具体的な手順の説明
エラーログまたはコアダンプ
弊社では、マニュアルの改善に努めており、お客様からのコメントおよびご忠告をお受けしております。Sun へのご意見は、次の場所にある「コメントの送信」リンクを使用してお送りください。http://docs.sun.com/
ご意見をお送りいただく場合は、マニュアルの Part No. やタイトル名などの識別情報もあわせてご記入ください。
Sun Java System Web Server 製品に関するフィードバックをお送りいただく場合は、mailto:webserver@sun.com 宛てに電子メールをお送りください。
Sun Java Systems の有用な情報は、次の場所から入手できます。
Sun Java System Web Server のマニュアル
Sun ソフトウェア製品およびサービス
Sun 開発者向け情報
Sun 開発者サポートサービス
ソフトウェアサポートサービス
Sun サポートおよびトレーニングサービス
サポート: http://jp.sun.com/support/
トレーニング: http://suned.sun.co.jp/JPN/
Sun コンサルティングおよびプロフェッショナルサービス
http://www.sun.com/service/sunjavasystem/sjsservicessuite.html
Sun Gathering Debug Data
Sun 製品資料の検索には docs.sun.com Web サイトからだけでなくお好みの検索エンジンも使用することができ、その場合は検索フィールドに次の構文を入力します。
<search-term> site:docs.sun.com
たとえば、「Web Server」を検索するには、次のように入力します。
Web Server site:docs.sun.com
検索に java.sun.com 、www.sun.com や developers.sun.com などほかの Sun Web サイトも含めるには、「docs.sun.com」の代わりに「sun.com」を検索フィールドに入力します。