Sun ONE Messaging Server 6.0 インストールガイド (Solaris 版) |
付録 A
インストールワークシートこの付録では、インストールを計画するためのワークシートを示します。この付録には以下のワークシートが付いています。
Directory Server のインストールDirectory Server を Java Enterprise System インストーラまたは以前のインストールによってインストールします。表 A-1 の Directory Server のインストールおよび設定パラメータに記入してください。Administraion Server と Messaging Server をインストールして設定するときは、これらのパラメータが必要になります。
表 A-1 Directory Server のインストールパラメータ
パラメータ :
説明 :
例:
使用する場所 :
回答 :
Directory インストールルート
サーバープログラム、設定、メンテナンス、および情報ファイルを保管するための、専用のディレクトリサーバーマシン上のディレクトリ
/var/mps/serverroot/
comm_dssetup.pl Perl スクリプト
ホスト
ホスト名は、IP ホスト名です。IP ホスト名としては、「短縮形」のホスト名 (fiddle など) または完全指定ホスト名が使用されます。完全指定ホスト名は、ホスト名とドメイン名の 2 つの部分から成ります
fiddle.west.sesta.com
Administration Server 設定
LDAP ディレクトリのポート番号
LDAP ディレクトリサーバーのデフォルト値は 389 です
389
Administration Server の構成と Messaging Server の構成
「Messaging Server 設定のための Directory Server の準備」および「Messaging Server の初期実行時設定の作成」を参照
管理者 ID およびパスワード
構成情報の管理責任がある管理者
管理者のパスワード
Admin
PaSsWoRd
Administration Server 設定
ユーザーおよびグループツリーのサフィックス
ディレクトリツリーの最上部にある LDAP エントリの識別名。ユーザーデータおよびグループデータはその下に保管されます
o=usergroup
comm_dssetup.pl Perl スクリプト
Directory Manager の DN およびパスワード
UNIX のスーパーユーザーに相当する権限を持つディレクトリ管理者。通常は、この管理者がユーザーデータおよびグループデータを管理します
Directory Manager のパスワード
cn=Directory Manager
pAsSwOrD
comm_dssetup.pl Perl スクリプトおよび Messaging Server の設定
「Messaging Server 設定のための Directory Server の準備」および「Messaging Server の初期実行時設定の作成」を参照
管理ドメイン
管理制御の対象範囲
System Lab
Administration Server 設定
Administration Server の初期実行時設定Administration Server の初期実行時設定プログラムを Java Enterprise System インストーラから実行するときは、表 A-2 にインストールパラメータを記入してください。Messaging Server の初期実行時設定では、これらのパラメータの一部が必要になります。いくつかの質問に対する回答には、Directory Server のインストールチェックリストも参考になります。
表 A-2 Administration Server の初期実行時設定プログラムのパラメータ
パラメータ
説明
例
回答 :
完全指定ドメイン名
ホストマシンの完全指定ドメイン
fiddle.west.sesta.com
サーバールートの定義
サーバープログラム、設定、メンテナンス、および情報ファイルを保管するための、専用の Administration Server のインストールルート
/var/mps/serverroot
UNIX システムユーザー
システムユーザーが実行するプロセスに対する適切なアクセス権を持てるようにするために指定する、特定の権限
inetuser
UNIX システムグループ
特定の UNIX システムユーザーが所属するグループ
inetgroup
Configuration Directory Server
Directory Server のインストール中に指定したホストとポート
Host fiddle.west.sesta.com
Port 389
Configuration Directory Server 管理者およびパスワード
Directory Server のインストール中に指定した管理者 ID
管理者 ID のパスワード
Admin
PaSsWoRd
管理ドメイン
管理制御の対象範囲
Messaging Server と Directory Server を同じマシン上にインストールした場合は、Directory Server のインストール時に同じ管理ドメインを選択する必要があります
System Lab2
Administration Server のポート
Administration Server 専用の固有のポート番号
5555
Directory Server 設定スクリプト (comm_dssetup.pl)Directory Server 設定スクリプト (comm_dssetup.pl) を実行して Messaging Server の設定用に Directory Server を準備する場合は、表 A-3 にインストールパラメータを記入してください。Messaging Server の初期実行時設定では、これらのパラメータの一部が必要になります。
表 A-3 comm_dssetup.pl スクリプトパラメータ
パラメータ
説明
例
回答 :
サーバールート
サーバープログラム、設定、メンテナンス、および情報ファイルを保管するための、専用の Directory Server のインストールルート
/var/mps/serverroot/
サーバーインスタンス
ほとんどの機能を管理する LDAP Directory Server デーモンまたはサービス。導入によっては、インスタンスをユーザーとグループの保守専用に取っておき、設定用に別のインスタンスを管理することがあります
slapd-varrius
DC ルート
二重ツリーの DIT プロビジョニングモデル (Sun ONE LDAP Schema, v.1 または Sun ONE LDAP Schema, v.2 の互換モード) を持ちたい場合は、DC ツリーがローカル DNS 構造をミラー化し、システムが DC ツリーを、ユーザーデータおよびグループデータのエントリを含む組織ツリーへのインデックスとして使用します
o=internet
ユーザーおよびグループベースのサフィックス
ユーザーエントリおよびグループエントリのネームスペースを保持する、組織ツリー内のトップエントリ
o=usergroup
Directory Manager の DN およびパスワード
組織ツリー内のユーザーデータおよびグループデータを管理する管理者。「Java Enterprise System インストーラの実行」および「 Sun ONE Messaging Server」で指定した管理者と同じ管理者にする必要があります
Directory Manager DN のパスワード
cn=Directory Manager
pAsSwOrD
Messaging Server の初期実行時設定Messaging Server の初期実行時設定プログラムを実行するときは、表 A-4 にインストールパラメータを記入してください。いくつかの質問に対する回答には、Directory Server のインストールチェックリストも参考になります。