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Sun ONE Instant Messaging 6.1 インストールガイド

第 3 章
Instant Messenger の設定と起動

この章の次の節では、Instant Messenger に対応するように Web サーバーとクライアントシステムを設定する方法について説明します。


JavaTM Web Start の有効化

Java Web Start で Instant Messenger を使用するには、このソフトウェアをインストールし、Java Web Start を操作できるように Web サーバーを設定する必要があります。Java Web Start のインストール手順については、次のサイトを参照してください。

http://java.sun.com/products/javawebstart

Web サーバーで Java Web Start を使用できるようにするには、Web サーバーの mime.types ファイルを編集して、次の JNLP の定義を追加する必要があります。

コンテンツタイプ: application/x-java-jnlp-file

サフィックス: jnlp

Sun ONE Web Server Enterprise Edition の場合

MIME タイプを Sun ONE Web Server に追加するには、次の手順を実行します。

  1. 次の URL を入力して、ブラウザで管理サーバーにアクセスします。
  2. http://hostname.domain-name:administration_port

    たとえば、次のように入力します。http://budgie.siroe.com:8888

    Sun ONE Web Server によって、ユーザー名とパスワードの入力を要求するウィンドウが表示されます。

  3. Web サーバーのインストール時に指定した管理ユーザー名とパスワードを入力します。
  4. Web サーバーによって Administration Server ページが表示されます。

  5. 「Manage Servers」ページで、「Manage」をクリックします。
  6. Web サーバーによって 「Server Manager」ページが表示されます。

  7. 「MIME Types」リンクをクリックします。
  8. 「MIME file」ドロップダウンリストから、編集する MIME タイプを選択し、「OK」をクリックします。
  9. 「Global MIME Types」ページで、「Category」ドロップダウンリストから「type」を選択します。
  10. 「Content-Type」テキストボックスで、次のように入力します。
  11. application/x-java-jnlp-file

  12. 「File Suffix」テキストボックスで、次のように入力します。
  13. jnlp

  14. 「New Type」をクリックして、MIME タイプを作成します。
  15. この変更内容を反映させるために Web サーバーを再起動します。

Apache Web Server の場合

次の行を mime.types ファイルに追加します。

application/x-java-jnlp-file jnlp

デフォルトでは、このファイルは Apache Web Server の設定ディレクトリにあります。


クライアントシステムの設定

クライアントマシンに適切なバージョンの Java がインストールされている場合は、Java プラグインまたは Java Web Start を使用するための特別な要件はありません。Netscape Navigator バージョン 7 と最新バージョンの Mozilla ブラウザには、最新バージョンの Java が含まれていますが、Internet Explorer には含まれていません。各バージョンの要件については、『Sun ONE Instant Messaging リリースノート』を参照してください。

クライアントマシンに必要なバージョンの Java がインストールされていない場合は、Java Web Start をインストールする必要があります。Java は、次のサイトからダウンロードしてインストールできます。

http://www.java.sun.com/j2se

Java Web Start は、次のサイトからダウンロードしてインストールできます。

http://www.java.sun.com/products/javawebstart


Sun One Instant Messaging の起動

ここでは、Instant Messenger (Instant Messaging クライアントアプリケーション) を起動する手順について説明します。

Instant Messenger は、次の節で説明するように、Web ブラウザ内でアプレットとして実行することも、スタンドアロンのアプリケーションとして実行することもできます。

Instant Messenger を Web ブラウザから実行

Web ブラウザ内でアプレットとして Instant Messenger を実行するには、次の手順を実行します。

  1. Web ブラウザを起動します。
  2. サポートされているブラウザについては、『Sun ONE Instant Messaging リリースノート』を参照してください。

  3. Sun ONE Instant Messaging のホームページに進みます。デフォルトでは、このホームページは、index.html という名前で格納されています。次の形式を使用して、Instant Messaging のホームページを検索します。
  4. http://codebase/index.html

    ここでの codebase は、Web サーバーのリソースファイルの場所に相当する URL です。

  5. 「Java Plug-In を利用します」をクリックします。
  6. このホームページをカスタマイズし、リンクテキストを変更した場合は、Instant Messenger をブラウザ内でアプレットとして実行する操作に相当するリンクをクリックします。リンクは、im.jnlp (標準) または imssl.jnlp (セキュアモード) を指しています。

Instant Messenger をスタンドアロンのアプリケーションとして実行

Instant Messenger をスタンドアロンのアプリケーションとして実行するには、次の手順を実行します。

  1. Web ブラウザを起動します。
  2. サポートされているブラウザについては、『Sun ONE Instant Messaging リリースノート』を参照してください。

  3. Sun ONE Instant Messaging のホームページに進みます。デフォルトでは、このホームページは、index.html という名前で格納されています。次の形式を使用して、Instant Messaging のホームページを検索します。
  4. http://codebase/index.html

    ここでの codebase は、Web サーバーのリソースファイルの場所に相当する URL です。

  5. 「Java Web Start を利用します」をクリックします。
  6. このホームページをカスタマイズし、リンクテキストを変更した場合は、JavaTM Web Start を使用して Instant Messenger を実行する操作に相当するリンクをクリックします。リンクは、im.html (標準) または imssl.html (セキュアモード) を指しています。

    Java プラグインを使用して Instant Messenger セッションを確立する場合は、ブラウザのウィンドウがそのセッション専用でなければなりません。

    このブラウザウィンドウを使用して他の URL に移動したり、Instant Messenger セッションを終了しないでブラウザウィンドウを閉じたりしないでください。

リソースページのカスタマイズ方法については、『Sun ONE Instant Messaging 管理者ガイド』を参照してください。



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