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Sun ONE Instant Messaging 6.1 インストールガイド

第 5 章
Instant Messaging のアンインストール

この章では、Instant Messaging のコンポーネントの削除手順の詳細について説明します。次の節で、UNIX と Windows の場合の削除手順について説明します。


Solaris での Instant Messenger の削除

Solaris でのアンインストールには、Java Enterprise System のアンインストーラを使用します。手順については、『Sun Java Enterprise System インストールガイド』を参照してください。


Linux での Instant Messaging の削除

Instant Messaging を削除するには、次の手順を実行します。

  1. (オプション) Sun ONE Instant Messaging データのコピーが必要な場合は、データベースとすべての既存のリソース、およびカスタマイズした設定ファイルをバックアップします。この中には、DBinstallationresource の各ディレクトリのファイルも含まれます。これらのディレクトリのデフォルトの場所は、次のとおりです。
  2. Linux

    DB ディレクトリ: /var/opt/soim/db

    インストールディレクトリ: /opt/soim

    リソースディレクトリ: /var/opt/soim/html

  3. ローカルのターミナルウィンドウで、Instant Messaging をインストールしたディレクトリに変更します。
  4. コマンド行で、次のように入力します。
  5. ./uninstall

    アンインストールプログラムをコマンド行スクリプトとして実行する場合は、次のように入力します。

    ./uninstall -nodisplay

    開始パネルが表示されます。

  6. 続行するには、「次へ」をクリックします。
  7. 「Select Type of Uninstallation」パネルが表示されます。

    完全なアンインストールまたは部分的なアンインストールを選択します。完全なアンインストールでは、すべてのコンポーネントが削除されます。部分的なアンインストールでは、Instant Messaging のコンポーネントを 1 つだけアンインストールすることも、すべてのコンポーネントをアンインストールすることもできます。

  8. 続行するには、「次へ」をクリックします。
  9. (Solaris のみ) 完全なアンインストールを選択した場合、または Identity Server Instant Messaging サービスをアンインストールする場合は、「Instant Messaging Server LDAP Configuration」パネルが表示されます。

    次に示す LDAP サーバーの詳細を入力します。

    • 「LDAP Host Name」: LDAP サーバーが実行されているマシンのホスト名。デフォルトは、完全指定のホスト名です。directory.siroe.com などがあります。
    • 「LDAP Port Number」: LDAP サーバーが着信要求を待機するポート番号。デフォルトは 389 です。
    • 「Base DN」: 「Base DN」 (識別名) は、ユーザーやグループを検索するときの開始ポイントとして使用される LDAP ディレクトリのエントリです。o=i-zed.com などがあります。
    • 「Bind DN」: Directory Manager の識別名。
    • 「Bind Password」: Directory Manager のパスワード。
  10. 続行するには、「次へ」をクリックします。
  11. 「Ready to Uninstall」パネルが表示されます。

  12. 「Uninstall Now」をクリックして、アンインストールを実行します。
  13. 「Uninstalling」パネルにアンインストールの進行状況が表示されます。アンインストールが完了すると、「Uninstallation Summary」パネルが表示されます。

  14. (オプション) アンインストールの詳細を表示するには、「Details」をクリックします。「Uninstallation Summary」パネルに戻るには、「Dismiss」をクリックします。
  15. 「終了」をクリックして、アンインストール手順を終了します。

  16. アンインストールスクリプトでは、製品と一緒にインストールされた Java Runtime Environment は削除されません。



Windows での Instant Messaging の削除

Instant Messaging をアンインストールするには、次の手順を実行します。

  1. (オプション) Instant Messaging サーバーのデータを保存する場合は、次のファイルとディレクトリをバックアップします。
  2. DB ディレクトリ: C:¥Program Files¥Sun¥Instant Messaging¥db

    インストールディレクトリ: C:¥Program Files¥Sun¥Instant Messaging

    リソースディレクトリ: C:¥Program Files¥Sun¥Instant Messaging¥html

  3. 「スタート」メニューから、「設定」、「コントロール パネル」の順に選択します。
  4. 「アプリケーションの追加と削除」を選択します。
  5. 「インストールと削除」タブをクリックします。
  6. 製品の一覧から、「Sun ONE Instant Messaging」を選択し、「追加と削除」をクリックします。
  7. その製品をアンインストールするには、「はい」をクリックします。
  8. 完全なアンインストールまたは部分的なアンインストールを選択します。完全なアンインストールでは、すべてのコンポーネントが削除されます。部分的なアンインストールでは、コンポーネントを 1 つだけアンインストールすることも、すべてのコンポーネントをアンインストールすることもできます。
  9. 「Uninstall Now」をクリックして、製品のアンインストールを続行します。
  10. (オプション) アンインストールの詳細を表示するには、「詳細」をクリックします。「Uninstallation Summary」パネルに戻るには、「Dismiss」をクリックします。
  11. 「終了」をクリックして、アンインストールを終了します。



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