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7.4 ストリームのロケールによる地域対応

各ストリームには、数値の構文解析と書式設定に関係のあるロケールが対応しています。これによって、ソフトウェアの地域対応化を行います。2.2.2 節で説明したように、数値の表現は文化的規約によって異なります。特に次の例のように、小数点は必ずしもピリオドとは限りません。

cout.imbue(locale("De_DE"));
cout << 1000000.50 << endl; 

出力は、次のようになります。

1000000,50

その他、桁のグループ処理などの文化的規約は関係ありません。これらの処理では、グループ化の必要な数値の書式設定は行われません。4


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OEM リリース, 1998 年 6 月