Java Preferences アダプタは、JRE が提供するデフォルトのファイルベースシステムなどほかの既存の実装に対してラッパーとして使用される必要がある Preferences API の実装として提供されます。Preferences API を利用する Java アプリケーションで中央構成を使用できるようにするには、ヘルパーとして /usr/lib/apoc/apocjlaunch スクリプトを使用して、そのアプリケーションの起動スクリプトを作成する必要があります。このスクリプトには、2、3 の環境変数を指定して、必要な環境で Java アプリケーションを起動する apocjlaunch スクリプトを最後に含める必要があります。次の環境変数を設定する必要があります。
JAVA: Java 実行時実行可能ファイルへのパスを含みます。
APPLICATION: そのアプリケーションに対する定期的な Java 実行時起動の後続部分を含みます。たとえば、シングルクラス起動の場合は classname [arguments]、jar アーカイブ起動の場合は -jar jarname [arguments] となります。
次の省略可能な追加の環境変数を設定できます。
CLASSPATH: アプリケーションクラスパスに含める必要がある、コロンで区切られた jar またはクラスファイルのリスト
DEFINES: アプリケーション起動に含める必要がある define 文を含む文字列
PREFFACTORY: アプリケーションが使用する必要がある基本的な Preferences API 実装でのファクトリのクラス名