Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

ユーザーアカウントの状態

各ユーザーアカウントの隣に表示されるアイコンは、現在割り当てられているアカウントの状態を表します。表 3–1 で、各アイコンが表す内容について説明します。

表 3–1 ユーザーアカウントの状態アイコンの説明

インジケータ 

状態 

ユーザーロックアイコン

ユーザーの Identity Manager アカウントがロックされています。このアイコンは Identity Manager アカウントがロックされた状態にあることを表すだけで、ユーザーのリソースアカウントの状態を表すものではないことに留意してください。 

Identity Manager アカウントのログイン試行の失敗回数が、Identity Manager アカウントポリシーで定義された最大数を超えると、ユーザーがロックされます。Identity Manager アカウントへのパスワードまたは質問によるログイン試行の失敗だけが、許容される最大失敗回数に数えられます。このため、Identity Manager ログインアプリケーション (管理者インタフェース、エンドユーザーインタフェースなど) のログインモジュールグループに Identity Manager ログインモジュールが含まれない場合は、Identity Manager の失敗パスワードポリシーは適用されません。ただし、特定の Identity Manager ログインアプリケーション用に設定されたログインモジュールのスタックに関係なく、質問によるログインの失敗が Identity Manager アカウントポリシーで設定された最大回数を超えると、ユーザーがロックされ、このアイコンが表示されることがあります。 

アカウントのロック解除については、「ユーザーアカウントのロック解除」を参照してください。

管理者機能のあるユーザーのロックアイコン

管理者の Identity Manager アカウントがロックされています。このアイコンは Identity Manager アカウントがロックされた状態にあることを表すだけで、管理者のリソースアカウントの状態を表すものではないことに留意してください。詳細は、前述のユーザーロックアウトアイコンの説明を参照してください。 

ユーザー無効アイコン

アカウントは、割り当てられたすべてのリソースおよび Identity Manager で無効になっています。アカウントが有効なときは、アイコンは表示されません。 

無効なアカウントを有効にする方法については、「ユーザーアカウントの無効化、有効化、およびロック解除」を参照してください。

ユーザーアカウントの一部無効アイコン

アカウントは、一部無効になっています。 これは、割り当てられた 1 つ以上のリソースで無効になっていることを示します。 

要更新アイコン

1 つ以上のリソースで Identity Manager ユーザーアカウントの作成または更新が試行されましたが、失敗しました。割り当てられたすべてのリソースでアカウントが更新された場合はアイコンは表示されません。 


注 –

Identity Manager がリストに表示された名前に一致する Identity Manager アカウントを見つけられなかった場合、「マネージャー」列にはマネージャーのユーザー名が括弧で囲んで表示されます。