バグ ID 6808832: Sun Fire T5240 などのシステムでは、専用 PCI-E ルートコンプレックスで最大 2 つのドメインを構成できます。このようなシステムには、2 つの UltraSPARC T2+ CPU と 2 つの I/O ルートコンプレックスが装備されています。
システムの 2 つのルートコンプレックスは、pci@500 と pci@400 です。primary ドメインには、少なくとも 1 つのルートコンプレックスが必ず含まれます。2 つめのドメインは、割り当てまたはバインドされていないルートコンプレックスを使用して構成できます。
pci@400 ファブリック (またはリーフ) には、オンボード e1000g ネットワークカードが備わっています。次の状況では、ドメインでパニックが発生する場合があります。
pci@500 を含む primary ドメインと pci@400 を含む 2 つめのドメインでシステムが構成されている
ブレードの種類によっては、primary ドメイン (システムディスク) がデフォルトで pci@400 バスに構成されています。
2 つめのドメインの起動に、pci@400 ファブリック上の e1000g デバイスが使用される
次のネットワークデバイスが primary 以外のドメインに構成されている場合、これらのデバイスを避けてください。
/pci@400/pci@0/pci@c/network@0,1 /pci@400/pci@0/pci@c/network@0 |
これらの条件に該当する場合、PCI-E の致命的エラーが発生し、そのドメインでパニックが発生します。
このような構成を避けるか、またはこのような構成を使用している場合は、示されているデバイスから起動しないでください。