Logical Domains 1.2 リリースノート

set-vdisk および set-vnet 操作によってゲストドメインが遅延再構成モードに設定される

バグ ID 6852685: Logical Domains 1.2 リリースから、遅延再構成処理は制御ドメインだけでサポートされます。しかし、Logical Domains Manager は、set-vdisk および set-vnet 操作でこの制限を適切に実施しません。これらの操作のいずれかをゲストドメインで実行すると、そのドメインは遅延再構成モードになります。

回避方法: set-vdisk または set-vnet 操作の結果、ゲストドメインが遅延再構成モードになった場合は、次の手順を実行します。

  1. ldm cancel-operation reconf コマンドを使用して、保留中の遅延再構成を取り消します。

  2. ゲストドメインを停止します。

  3. ldm set-vdisk または ldm set-vnet コマンドを再実行します。

  4. ゲストドメイン を起動します。


注 –

ドメインがすでに停止したか、遅延再構成モードで再起動された場合、保留中の構成がコミットされます。遅延再構成処理の使用に関する問題または制限の詳細は、『Logical Domains (LDoms) 1.1 Release Notes』 を参照してください。