バグ ID 6852379: まれに、Power Management モードがエラスティックモードに設定されている場合に、起動中のドメインで、起動手順の非常に早い段階でパニックが発生し、次のいずれかのようなメッセージが表示されることがあります。
Boot device: /virtual-devices@100/channel-devices@200/disk@0 File and args: SunOS Release 5.10 Version Generic_139555-08 64-bit Copyright 1983-2009 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. Use is subject to license terms. panic[cpu0]/thread=180e000: cpu1 failed to start (2) |
または
Boot device: /virtual-devices@100/channel-devices@200/disk@0 File and args: SunOS Release 5.10 Version Generic_139555-08 64-bit Copyright 1983-2009 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. Use is subject to license terms. panic[cpu0]/thread=180e000: XC SPL ENTER already entered (0x0) |
影響: パニックは起動手順の非常に早い段階で発生します。これはアプリケーションまたはファイルシステムの起動前であるため、アプリケーションまたはファイルシステムには影響しません。ドメインは自動的に再起動するはずです。ドメインは、CR 6853590 のために再起動しない場合があります。「サービスを初期化できないとき、OpenBoot プロンプトで再起動が停止する」 を参照してください。
回避方法: ドメインが起動しない場合、次のいずれかを実行します。
システムがエラスティックモードのときに、影響を受けたドメインを停止してから起動します。
Power Management モードをエラスティックモードからパフォーマンスモードに変更し、ドメインを起動してから、システムをエラスティックモードに戻します。