Solaris 10 8/07 リリースでは、次の開発者用ツール機能と拡張機能が追加されました。
SunVTSTM (Sun Validation Test Suite) は、Sun x86 および SPARC ハードウェアのテストと検証を行う包括的なソフトウェア診断パッケージです。SunVTS ソフトウェアは、構成と、コントローラ、デバイス、およびプラットフォームが正常に機能しているかを検証します。
Solaris OS での SunVTS の主要な変更には次のものが含まれます。
新しいテストである xnetlbtest と iobustest が追加されています。Solaris 10 8/07 より前のリリースでは、これらのテストはいずれも社内開発用パッケージの一部としてのみ使用可能でした。
Test Hang Mitigation (THM) ライブラリと統合された SunVTS メモリーテスト。
パケットサイズを指定できる新しいオプションを含む、nettest の拡張。
LED テストをサポートする bmcenvironment テストの拡張。
nxge ドライバで crc バイトに対応するように netlbtest が変更されています。
disktest の拡張
改善されたオプション設定を含む、汎用テープテスト。
iobustest 拡張。これには、EFI ディスクのサポート、バス関連のパフォーマンスカウンタ、SIU/NCU の負荷、より高負荷のストレステストのカバー、PCI-E (PCI Express) のスキャン機能などがあります。
これらの機能とテストについての詳細は、http://www.sun.com/documentation で SunVTS 6.4 のマニュアルを参照してください。