Solaris のシステム管理 (IP サービス)

ProcedureDHCP トランザクションログを有効または無効にする方法 (コマンド行)

  1. スーパーユーザーになるか、DHCP 管理プロファイルに割り当てられている役割またはユーザー名になります。

    DHCP 管理プロファイルの詳細については、「DHCP コマンドへのユーザーアクセスの設定」を参照してください。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. 次の手順から 1 つを選択します。

    • DHCP トランザクションログを使用可能にする場合は、次のコマンドを入力します。


      # /usr/sbin/dhcpconfig -P LOGGING_FACILITY=syslog-local-facility
      

      syslog-local-facility は 0 - 7 の数字です。このオプションを省略すると、0 が使用されます。

      デフォルトでは、DHCP トランザクションはシステム通知が書き込まれる場所に書き込まれます。システム通知が書き込まれる場所は syslogd で構成できます。DHCP トランザクションをほかのシステム通知とは別の場所に記録する場合は、「DHCP トランザクションを別の syslog ファイルに記録する方法」を参照してください。

      トランザクションログを有効にすると、メッセージファイルのサイズは急速に大きくなります。

    • DHCP トランザクションログを使用不可にする場合は、次のコマンドを入力します。


      # /usr/sbin/dhcpconfig -P LOGGING_FACILITY=
      

      パラメータの値を指定しません。