次の表に、ネットワークを構成するための各種作業の一覧を示します。表では、各作業で実行する内容について説明し、作業の具体的な実行手順が詳しく説明されている現在のマニュアル内の節を示しています。
作業 |
説明 |
参照先 |
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1. ハードウェア要件とネットワークトポロジを計画します |
必要な機器の種類とサイトの機器レイアウトを決定します。 |
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2. ネットワークの登録 IP アドレスを取得します |
インターネットなど、自分のローカルネットワークの外部と通信を行う計画の場合、ネットワークには一意の IP アドレスが必要となります。 |
「ネットワークの IP 番号の取得」を参照してください。 |
3. IPv4 ネットワーク接頭辞または IPv6 サイト接頭辞に基づいたシステムの IP アドレス指定スキームを作成します。 |
サイトでのアドレスの割り振りを決定します。 |
「IPv4 アドレス指定スキーマの設計」または「IPv6 アドレス指定計画の準備」を参照してください。 |
4. ネットワーク上のすべてのマシンの IP アドレスとホスト名を含むリストを作成します。 |
このリストを使用してネットワークデータベースを構築します |
「ネットワークデータベース」を参照してください |
5. ネットワークで、どのネームサービスを使用するかを決定します。 |
ローカルの /etc ディレクトリで、NIS、LDAP、DNS、またはネットワークデータベースを使用するかどうかを決定します。 |
「ネームサービスとディレクトリサービスの選択」を参照してください |
6. 必要に応じて、管理作業を分担するための区分を設定します。 |
サイトで、管理作業を分担するための区分にネットワークを分割する必要があるかどうかを決定します |
「管理作業の分化」を参照してください |
7. ネットワーク設計でのルーターの位置を決定します。 |
ネットワークがルーターを必要とする大きさの場合は、ルーターをサポートするネットワークトポロジを作成します。 |
「ネットワーク上でのルーターの計画」を参照してください |
8. 必要な場合、サブネット戦略を策定します。 |
IP アドレス空間を管理するためや、ユーザーが使用できる IP アドレスを増やすために、サブネットの作成が必要な場合があります。 |
IPv4 でのサブネット計画については、「サブネット化とは」を参照してください IPv6 サブネットの計画については、「サブネット用の番号付けスキームの作成」を参照してください |