Solaris のシステム管理 (IP サービス)

IPQoS の管理 (作業マップ)

この節には、Oracle Solaris システム上で IPQoS を起動および保守するための一連の作業を示します。作業を行う前に、「IPQoS 構成ファイル内での QoS ポリシーの定義 (作業マップ)」に従って、IPQoS 構成ファイルを完成しておく必要があります。

次の表では、それらの作業について箇条書き形式で説明し、各作業を完了する方法が詳しく説明された節へのリンクを示しています。

作業 

説明 

説明 

1. システムで IPQoS を構成します。 

ipqosconf コマンドを使用して、システムの IPQoS 構成ファイルを有効にします。

「新規構成を IPQoS カーネルモジュールへ適用する方法」

2. Oracle Solaris 起動スクリプトを使用して、各システムの起動後にデバッグ済みの IPQoS 構成ファイルを適用します。 

システムを再起動するたびに、IPQoS 構成ファイルが確実に適用されるようにします。 

「再起動後にも IPQoS 構成を適用する方法」

3. syslog を使用した IPQoS のログ記録を有効にします。

エントリを追加して、syslog による IPQoS メッセージのログ記録を有効にします。

「起動時に IPQoS メッセージを記録する方法」

4. 発生する IPQoS の問題を解決します。 

エラーメッセージを利用して IPQoS の問題を解決します。 

表 35–1 のエラーメッセージを参照してください。