Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス)

sendmail の version 8.12 から追加された MAX マクロ

次のマクロを使用して、受け入れ可能なコマンドを最大数設定し、sendmail による配信の遅れを防止することができます。これらの MAX マクロは、コンパイル時に設定できます。次の表にある最大値は、現在のデフォルト値でもあります。

表 14–23 追加された MAX マクロ

マクロ 

最大値 

各マクロが検査するコマンド 

MAXBADCOMMANDS

25 

未知のコマンド 

MAXNOOPCOMMANDS

20 

NOOPVERBONEXXUSR

MAXHELOCOMMANDS

HELOEHLO

MAXVRFYCOMMANDS

VRFYEXPN

MAXETRNCOMMANDS

ETRN


注 –

マクロによる確認を無効にするには、マクロの値を 0 に設定します。