FEATURE() の宣言についての変更点については、次の表を参照してください。
FEATURE の新しい名前および改訂された名前を使用するには、次の構文を使用します。
FEATURE(`name', `argument') |
新しい sendmail.cf ファイルを構築する必要がある場合は、「sendmail 構成を変更する」の 第 13 章メールサービス (手順)を参照してください。
表 14–25 追加または改訂された FEATURE() の宣言
FEATURE() の名前 |
説明 |
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引数 : 次の段落の例を参照してください。 この新しい FEATURE() によって、送信者アドレスと受信者アドレスからなるアクセスマップ内でキーを検索できます。この FEATURE() は、文字列 <@> で区切ります。たとえば、sender@ sdomain<@>recipient @rdomain のようにします。 |
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引数 : friend にすると、スパムメールの friend テストを実行できます。また、hater にすると、スパムメールの hater テストを実行できます。 すべての検査作業を遅らせる新しい FEATURE()。FEATURE(`delay_checks') を使用すると、クライアントが接続する場合、またはクライアントが MAIL コマンドを発行する場合に、ルールセット check_mail および check_relay は呼び出されません。代わりに、これらのルールセットはルールセット check_rcpt によって呼び出されます。詳細については、/etc/mail/cf/README ファイルを参照してください。 |
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引数 : この FEATURE() は、最大次の 2 つの引数を受け入れます。
DNS 参照の戻り値を検査する回数を複数にできる新しい FEATURE()。この FEATURE() を使用して、参照が一時的に失敗した場合の動作を指定できます。 |
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引数 : ドメイン名。 dnsbl の強化バージョンの新しい FEATURE() 。この FEATURE を使用して、DNS 参照の戻り値を検査できます。詳細は、/etc/mail/cf/README を参照してください。 |
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引数 : なし。 genericstable を $=G のサブドメインに適用するのにも使用できる新しい FEATURE()。 |
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引数 : 詳細は、http://www.sendmail.org の「リリースノート」を参照してください。 LDAP アドレスルーティングを実装する新しい FEATURE()。 |
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引数 : LMTP (Local Mail Transfer Protocol) を使用できるメールプログラムのパス名。デフォルトは mail.local であり、今回の Solaris リリースでは LMTP を使用できます。 ローカルメールプログラムの DSN (delivery status notification) 診断コードのタイプを SMTP の正しい値に設定する FEATURE()。 |
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引数 : なし。 ローカルメールプログラムをマスカレードしないようにするために使用する新しい FEATURE()。 |
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引数 : なし。 アクセスマップの .domain を参照するのに使用する新しい FEATURE()。 |
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引数 : canonify_hosts またはなし。 FEATURE() には次の機能が含まれます。 CANONIFY_DOMAIN または CANONIFY_DOMAIN_FILE で指定した、ドメインのリストを演算子 $[ および $] に渡して正規化することができます。 canonify_hosts がそのパラメータとして指定されている場合には、<user@host> など、ホスト名だけを含むアドレスを正規化できます。 複数のコンポーネントを持つアドレスの末尾にドットを追加できます。 |
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引数 : なし。 sendmail のデフォルト設定を m4 構成ファイルでオフにする新しい FEATURE()。このファイルは、複数の異なるポート上で待機するために生成されたもので、RFC 2476 に実装されています。 |
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引数 : reject にすると、! トークンを使用できません。 nospecial にすると、! トークンを使用できます。 ! トークンをアドレスのローカルの部分に使用するかどうかを決定する FEATURE()。 |
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引数 : なし。 通常の構成ですべてのルールセットを提供する FEATURE()。スパムメール対策チェックを実行します。 |
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引数 : なし。 sendmail がアドレスをローカル配信エージェントに渡す際に、アドレスの +detail の部分を保存できる新しい FEATURE()。 |
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引数 : なし。 LUSER_RELAY を使用している場合に、受信者のホスト名を保存できる新しい FEATURE()。 |
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引数 : なし。 電子メールのアドレス全体または受信者のドメインに基づいたキューグループを選択できる新しい FEATURE()。 |
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引数 : ドメインは、任意の引数です。 メールの送信側がアクセスマップに RELAY として指定されており、それをヘッダー行 From: でタグ付けされている場合に、リレーを許可する新しい FEATURE()。省略可能な引数 domain を指定すると、メール送信側のドメイン部も検査されます。 |
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引数 : なし。 $={VirtHost} を適用するのに使用する FEATURE()。$={VirtHost} は、VIRTUSER_DOMAIN または VIRTUSER_DOMAIN_FILE を使って生成できる virtusertable エントリを一致させるための新しいクラス。 また、FEATURE(`virtuser_entire_domain') を使用して、クラス $={VirtHost} をサブドメイン全体に適用することもできます。 |
次の FEATURE () 宣言はサポートされなくなりました。
表 14–26 宣言がサポートされていない FEATURE()