サイズが 1T バイトを超えるディスクを使用することが現在の環境にとって適切かどうかを判断するときは、次の点を考慮してください。
VTOC ラベル付きディスクを使用するシステム向けの階層化されたソフトウェア製品で、EFI ラベル付きディスクにアクセスできないことがあります。
以前の Solaris リリースを実行しているシステムは、EFI ラベル付きディスクを認識しません。
EFI ラベル付きディスクからブートを実行できません。
x86 ベースのシステムでは、EFI ラベル付きの 2T バイトを超えるディスク上で fdisk コマンドを使用できます。
Solaris 管理コンソールの「ディスク」ツールでは、EFI ラベル付きディスクを管理できません。format ユーティリティーを使って EFI ラベル付きディスクをパーティションに分割します。すると、Solaris 管理コンソールの拡張ストレージツールを使って、EFI ラベル付きディスクを含むボリュームやディスクセットを管理できるようになります。
EFI 仕様では、スライスのオーバーラップは禁止されています。cxtydz でディスク全体を表現します。
EFI ディスクラベルは、ディスクやパーティションのサイズ情報を提供します。使用可能な単位はセクターまたはブロックです。シリンダおよびヘッドは使用できません。
次の format オプションは、EFI ラベル付きディスクではサポートされていないか、不適切です。
save オプション。EFI ラベル付きディスクは format.dat ファイルにエントリを必要としません。したがって、このオプションはサポートされません。
backup オプション。ディスクドライバは、一次ラベルを検出してディスクに書き込みます。したがって、このオプションは不適切です。