スーパーユーザーになります。
root の権限がなくてもスワップファイルを作成できます。しかし、スワップファイルが誤って上書きされないように、root を所有者にしておくとよいでしょう。
必要に応じて、スワップファイル用のディレクトリを作成します。
# mkfile nnn[k|b|m] filename |
指定したサイズ nnn (K バイト、バイト、または M バイト) とファイル名でスワップファイルが作成されます。
スワップファイルを有効にします。
# /usr/sbin/swap -a /path/filename |
絶対パス名を使用してスワップファイルを指定しなければなりません。スワップファイルが追加され、ファイルシステムがマウント解除されるか、またはシステムがリブートされるまで使用可能になります。プロセスまたはプログラムがスワップファイルにスワップしているときは、ファイルシステムのマウントを解除できないことに注意してください。
ファイルのフルパス名を指定し、ファイルシステムのタイプとして swap を指定して、スワップファイルのエントリを /etc/vfstab ファイルに追加します。
/path/filename - - swap - no - |
スワップファイルが追加されたことを確認するには、次のように入力します。
$ /usr/sbin/swap -l |
スワップファイルがアクティブにならない場合は、次のサービスが稼働していることを確認してください。
# svcs nfs/client STATE STIME FMRI enabled 14:14:34 svc:/network/nfs/client:default |
次の例は、/files/swapfile という 100M バイトのスワップファイルを作成する方法を示しています。
# mkdir /files # mkfile 100m /files/swapfile # swap -a /files/swapfile # vi /etc/vfstab (An entry is added for the swap file): /files/swapfile - - swap - no - # swap -l swapfile dev swaplo blocks free /dev/dsk/c0t0d0s1 136,1 16 1638608 1600528 /files/swapfile - 16 204784 204784 |