Java Desktop System Release 3 ユーザーズガイド

優先するアプリケーションの選択

優先するアプリケーション設定ツールにアクセスするには、「起動」をクリックして、「設定」-> 「デスクトップの設定」-> 「優先するアプリケーション」の順に選択します。

優先するアプリケーション設定ツールを使用して、優先するアプリケーションの起動時に Java Desktop System が使用するアプリケーションを指定します。たとえば、優先端末アプリケーションとして、Xterm を指定できます。「起動」 をクリックし、「アプリケーション」-> 「ユーティリティ」->「端末」の順に選択するとXterm が起動します。

次の領域内では、「優先するアプリケーション」設定ツールの設定をカスタマイズできます。

Web ブラウザの設定

優先 Web ブラウザを設定するには、「Web ブラウザ」タブセクションを使用します。優先 Web ブラウザは、URL をクリックしたときに開きます。たとえば、アプリケーションで URL を選択するか、デスクトップで URL ランチャーを選択したときに、優先 Web ブラウザが開きます。

表 7–20 に、優先 Web ブラウザの変更可能な設定を示します。

表 7–20 Web ブラウザの設定

ダイアログ要素 

説明 

「Web ブラウザを選択」

標準の Web ブラウザを使用する。ドロップダウンコンビネーションボックスを使用して、優先 Web ブラウザを選択する 

「カスタム Web ブラウザ」

カスタムの Web ブラウザを使用する 

「コマンド」

カスタム Web ブラウザを起動するコマンドを入力する。クリックした URL をブラウザが表示できるようにするには、コマンドのあとに、“%s” を指定する

「端末内で実行」

端末でコマンドを実行する。実行するウィンドウを作成しないブラウザには、このオプションを選択 

電子メールクライアントの設定

優先電子メールクライアントを設定するには、「メールリーダ」タブセクションを使用します。

表 7–21 に、優先電子メールクライアントの変更可能な設定を示します。

表 7–21 優先電子メールクライアントの設定

ダイアログ要素 

説明 

「メールリーダの選択」

標準の電子メールクライアントを使用する。ドロップダウンコンビネーションボックスを使用して、優先電子メールクライアントを選択する 

「他のメールリーダ」

カスタムの電子メールクライアントを使用する 

「コマンド」

カスタムの電子メールクライアントを起動するコマンドを入力する 

「端末内で実行」

端末でコマンドを実行する。実行するウィンドウを作成しない電子メールクライアントには、このオプションを選択 

テキストエディタの設定

テキストエディタ」タブセクションを使用すると、優先テキストエディタを構成できます。

表 7–22 に、優先テキストエディタの変更可能な設定を示します。

表 7–22 優先テキストエディタの設定

ダイアログ要素 

説明 

「エディタを選択」

標準のテキストエディタを使用する。ドロップダウンコンビネーションボックスを使用して、優先テキストエディタを指定する 

「カスタムエディタ」

カスタムのテキストエディタを使用する。「カスタムエディタプロパティ」ダイアログが表示される 

  • 「名前」: カスタムテキストエディタの名前を入力する

  • 「コマンド」: カスタムテキストエディタを起動するコマンドを入力する

  • 「このアプリケーションは複数のファイルを開くことができます」: デフォルトのテキストエディタが複数のファイルを開く場合に選択する

  • 「このアプリケーションはシェル上で実行する必要があります」: 端末でコマンドを実行する。実行するウィンドウを作成しないエディタには、このオプションを選択

カスタムテキストエディタを指定したあと、「プロパティ」ボタンをクリックして、「カスタムエディタプロパティ」ダイアログを表示できる。ダイアログを使用して、カスタムテキストエディタの設定を変更できる

「このエディタを使用してファイルマネージャのテキストファイルを開く」

ファイルマネージャが、テキストファイルの表示にカスタムテキストエディタを起動する 

端末の設定

「端末」タブセクションを使用して、優先端末を構成します。

表 7–23 に、優先端末の変更可能な設定を示します。

表 7–23 優先端末の設定

ダイアログ要素 

説明 

「端末を選択」

標準の端末を使用する。ドロップダウンコンビネーションボックスを使用して、優先端末を指定する 

「カスタム端末」

カスタムの端末を使用する 

「コマンド」

カスタム端末を起動するコマンドを入力する 

「実行フラグ」

コマンドに指定する実行オプションを入力する