Java Desktop System 電子メールとカレンダ・ユーザーズガイド

フォルダ環境の設定

フォルダの環境設定を指定するには、「フォルダの設定」ダイアログを使用します。次の機能領域でフォルダの環境設定をカスタマイズできます。

デフォルトフォルダの環境設定

「デフォルトのフォルダ」タブセクションを使用して、電子メールとカレンダコンポーネントのデフォルトフォルダを指定します。表 11–5に、設定可能なデフォルトフォルダの環境設定を示します。

表 11–5 デフォルトフォルダの環境設定

ダイアログ要素 

説明 

「メール」

この環境設定を使用して、着信メッセージが配信されるフォルダを指定します。この環境設定は、POP 電子メールアカウントのみに関連します。 

フォルダボタンをクリックして、「デフォルトのフォルダの選択」ダイアログを開きます。メッセージが配信されるフォルダをダイアログで選択して、「了解」をクリックします。

「連絡先」

この環境設定を使用して、連絡先情報を格納するデフォルトフォルダを指定します。 

フォルダボタンをクリックして、「デフォルトのフォルダの選択」ダイアログを開きます。連絡先情報を格納するフォルダをダイアログで選択して、「了解」をクリックします。

「カレンダ」

この環境設定を使用して、予定と会議を格納するデフォルトフォルダを指定します。 

デフォルトのカレンダフォルダのサマリは、自分の「サマリ」に表示されます。PDA を同期させる場合、PDA はデフォルトカレンダフォルダと同期します。

フォルダボタンをクリックして、「デフォルトのフォルダの選択」ダイアログを開きます。予定と会議を格納するフォルダをダイアログで選択して、「了解」をクリックします。


注 –

Sun Java System Calendar Server アカウントから「個人用カレンダ」フォルダを使用するには、「デフォルトのフォルダの選択」ダイアログで「個人用カレンダ」フォルダを選択します。


「タスク」

この環境設定を使用して、タスクを格納するデフォルトフォルダを指定します。 

デフォルトのタスクフォルダのサマリは、自分の「サマリ」に表示されます。PDA を同期させる場合、PDA はデフォルトタスクフォルダと同期します。

フォルダボタンをクリックして、「デフォルトのフォルダの選択」ダイアログを開きます。タスクを格納するフォルダをダイアログで選択して、「了解」をクリックします。


注 –

Sun Java Enterprise System Calendar Server アカウントから「個人用タスク」フォルダを使用するには、「デフォルトのフォルダの選択」ダイアログで「個人用タスク」フォルダを選択します。


オフラインフォルダの環境設定

「オフラインのフォルダ」タブセクションを使用して、オフラインフォルダを指定します。オンラインモードからオフラインモードに切り替えると、電子メールとカレンダは、選択したフォルダのコピーをシステム上に作成します。オフラインモードとオンラインモードの詳細については、「オフラインでの作業」を参照してください。

メールフォルダツリーを使用して、オフラインで作業するフォルダを選択します。フォルダ横のプラス記号 (+) をクリックして、フォルダのコンテンツを展開します。展開したフォルダコンテンツを元に戻すには、フォルダ横のマイナス記号 (-) をクリックします。

自動完了フォルダの環境設定

「自動完了のフォルダ」タブセクションでは、電子メールとカレンダがメッセージの「宛先」、「Cc」、および「Bcc」フィールドでアドレスの自動完了を行うときに検索する、連絡先フォルダを指定します。

アドレス自動完了フォルダを指定するには、「追加」ボタンをクリックします。「フォルダの追加」ダイアログで希望のフォルダを選択して、「了解」をクリックします。

アドレス自動完了フォルダのリストからフォルダを削除するには、「追加の完了フォルダ」リストでフォルダを選択して、「削除」ボタンをクリックします。