Java Desktop System 電子メールとカレンダ・ユーザーズガイド

第 11 章 電子メールとカレンダの構成

この章では、電子メールとカレンダを構成する方法について説明します。

構成する機能の選択

構成する機能を選択するには、次の手順を実行します。

  1. 「ツール」->「設定」を選択します。

  2. 構成する機能を「Evolution 設定」ダイアログの左区画から選択します。この機能の環境設定が右区画に表示されます。

右区画を使用して、この機能の環境設定を変更します。

「Evolution 設定」ダイアログにはボタンが含まれています。次の表は、ボタンを説明しています。

ボタン 

説明 

「適用」

「Evolution 設定」ダイアログで行なった変更を保存して、変更を即座に実装するには、このボタンをクリックします。

「閉じる」

「Evolution 設定」ダイアログを閉じるには、このボタンをクリックします。変更内容は保存されません。

「了解」

「Evolution 設定」ダイアログで行なった変更を保存してダイアログを閉じるには、このボタンをクリックします。

メールアカウントの構成

メールアカウントを構成するには、「Evolution 設定」ダイアログの左区画にある「メールのアカウント」アイコンをクリックします。表 11–1は、メールアカウント設定の構成に使用できるダイアログ要素を示しています。

表 11–1 メールアカウントの環境設定

ダイアログ要素 

説明 

アカウント表 

メールアカウントをリストする表です。メールアカウントを編集するには、そのメールアカウントをダブルクリックします。 

「追加」

このボタンをクリックして、メールアカウントを追加します。Evolution アカウントアシスタントが表示されます。Evolution アカウントアシスタントは、メールアカウントを追加するプロセスをガイドします。

メールアカウントの追加方法の詳細については、「Evolution 設定アシスタントの使用」を参照してください。

「編集」

メールアカウントを編集するには、アカウント表でアカウントを選択して、「編集」ボタンをクリックします。

メールアカウントの編集方法の詳細については、「メールアカウントを編集する」を参照してください。

「削除」

メールアカウントを削除するには、アカウント表でアカウントを選択して、「削除」ボタンをクリックします。確認ダイアログが表示されます。確認ダイアログの「削除」をクリックして、メールアカウントを削除します。

「デフォルト」

メールアカウントをデフォルトのメールアカウントにするには、アカウント表でアカウントを選択して、「デフォルト」ボタンをクリックします。

「有効」、「無効」

メールアカウントを無効するには、アカウント表でアカウントを選択して、「無効」ボタンをクリックします。または、アカウントの「有効」カラムのチェックボックスをクリックします。

メールアカウントを有効にするには、アカウントを選択して、「有効」ボタンをクリックします。または、有効にするアカウントの「有効」カラムのチェックボックスをクリックします。

メールアカウントを編集する

次の機能領域でメールアカウントをカスタマイズできます。

身元情報

メールアカウントの身元情報を指定するには、「身元情報」タブセクションを使用します。「身元情報」タブセクションの要素については、「アカウント管理設定の構成」および「身元情報の入力」を参照してください。表 11–2 は、これらの節で説明されていない、指定可能な身元情報の詳細を示しています。

表 11–2 メールアカウント ID の環境設定

ダイアログ要素 

説明 

「デフォルトの署名」

ドロップダウンリストからデフォルト署名として使用する署名を選択します。選択した署名は、すべてのメッセージに追加されます。 

「新しい署名の追加」

このボタンをクリックして、署名の一覧に署名を追加します。 

署名の一覧に署名を追加するには、次の手順を実行します。 

  • 「追加」ボタンをクリックして、 「署名の編集」ダイアログを表示します。

  • 「名前」テキストボックスに署名を入力します。

  • ダイアログのコンテンツ領域に署名を入力します。署名のフォーマット方法の詳細については、「メッセージの作成」を参照してください。

  • 「ファイル」->「保存して閉じる」を選択して、署名を保存してダイアログを閉じます。

受信メールの詳細

メールアカウントの受信メールの詳細を指定するには、「メールの受信」タブセクションを使用します。「メールの受信」タブセクションの要素については、「電子メールを受信するメールサーバーの構成」を参照してください。

受信メールの環境設定

メールアカウントの受信メールオプションを指定するには、「受信オプション」タブセクションを使用します。「返信オプション」タブセクションの要素については、「電子メールの受信オプションの構成」を参照してください。

送信メールの詳細

メールアカウントの送信メールの詳細を指定するには、「メールの送信 」タブセクションを使用します。「メールの送信」タブセクションの要素については、「電子メールの送信方法の構成」を参照してください。

デフォルト環境設定

メールアカウントのデフォルト環境設定を指定するには、「デフォルト」タブセクションを使用します。表 11–3に、指定可能なデフォルト環境設定を示します。

表 11–3 メールアカウントのデフォルト環境設定

ダイアログ要素 

説明 

「草案フォルダ」

「メッセージを作成します」ウィンドウで「ファイル」->「草案を保存」を選択すると、下書きメッセージが保存されます。この環境設定を使用して、下書きメッセージが格納されるフォルダを指定します。

フォルダボタンをクリックして、「フォルダの選択」ダイアログを開きます。「フォルダの選択」ダイアログで下書きメッセージが格納されるフォルダを選択して、「了解」をクリックします。

「送信済みフォルダ」

メッセージを送信すると、そのメッセージのコピーが自動的に保存されます。この環境設定を使用して、送信メッセージが格納されるフォルダを指定します。 

フォルダボタンをクリックして、「フォルダの選択」ダイアログを開きます。「フォルダの選択」ダイアログで送信メッセージが格納されるフォルダを選択して、「了解」をクリックします。

「デフォルトにもどす」

このボタンをクリックすると「草稿フォルダ」および「送信済みフォルダ」に対する電子メールとカレンダのデフォルト設定が復元されます。

「常に使用する CC 先」

すべてのメッセージを指定のアドレスにコピー (Cc) する場合はこのオプションを選択します。メッセージのコピー (Cc) 先のアドレスをフィールドに入力します。複数のアドレスにメッセージを Cc したい場合は、アドレスをコンマで区切ります。 

「常に使用する Bcc 先」

すべてのメッセージを指定のアドレスにブラインドコピー (Bcc) する場合はこのオプションを選択します。メッセージのブラインドコピー (Bcc) 先のアドレスをフィールドに入力します。複数のアドレスにメッセージを Bcc したい場合は、アドレスをコンマで区切ります。 

セキュリティ環境設定

「セキュリティ」タブセクションを使用して、メールアカウント用の PGP または GPG セキュリティ環境設定を指定します。PGP および GPG は、メッセージの暗号化と復号化に使用されるアプリケーションです。

表 11–4に、設定可能なセキュリティ環境設定を示します。

表 11–4 メールアカウントのセキュリティ環境設定

ダイアログ要素 

説明 

「PGP/GPG キー ID」

テキストボックスに公開鍵を入力します。 

「このアカウントを使用する場合は、常に送信メッセージに署名を付与する」

このメールアカウントから送信するすべてのメッセージに暗号化された署名を添付する場合はこのオプションを選択します。 

「会議開催要求に合意しない (Outlook 互換)」

「カレンダ」の出席者に会議情報を送信するときに、暗号化された署名を添付しない場合は、このオプションを選択します。

Outlook は、暗号化された署名付きの会議出席依頼を受け付けません。会議出席者の中で Outlook を使用している人がいる場合はこのオプションを選択します。

「暗号化したメールを送信する場合は、常にメールを暗号化する」

常に暗号化された形式で自分宛てに暗号化されたメッセージのコピーを送信する場合は、このオプションを選択します。 

暗号化された送信メッセージを、「送信」フォルダや「送信キュー」フォルダなどで復号化できるようにするには、このオプションを選択します。

「暗号解読時に常に信用キーを使用する」

メッセージを暗号化するときに、公開鍵リングに含まれている連絡先の公開鍵の正当性を確認しない場合は、このオプションを選択します。公開鍵リングは、既知のすべての公開鍵がリストされたファイルです。

フォルダ環境の設定

フォルダの環境設定を指定するには、「フォルダの設定」ダイアログを使用します。次の機能領域でフォルダの環境設定をカスタマイズできます。

デフォルトフォルダの環境設定

「デフォルトのフォルダ」タブセクションを使用して、電子メールとカレンダコンポーネントのデフォルトフォルダを指定します。表 11–5に、設定可能なデフォルトフォルダの環境設定を示します。

表 11–5 デフォルトフォルダの環境設定

ダイアログ要素 

説明 

「メール」

この環境設定を使用して、着信メッセージが配信されるフォルダを指定します。この環境設定は、POP 電子メールアカウントのみに関連します。 

フォルダボタンをクリックして、「デフォルトのフォルダの選択」ダイアログを開きます。メッセージが配信されるフォルダをダイアログで選択して、「了解」をクリックします。

「連絡先」

この環境設定を使用して、連絡先情報を格納するデフォルトフォルダを指定します。 

フォルダボタンをクリックして、「デフォルトのフォルダの選択」ダイアログを開きます。連絡先情報を格納するフォルダをダイアログで選択して、「了解」をクリックします。

「カレンダ」

この環境設定を使用して、予定と会議を格納するデフォルトフォルダを指定します。 

デフォルトのカレンダフォルダのサマリは、自分の「サマリ」に表示されます。PDA を同期させる場合、PDA はデフォルトカレンダフォルダと同期します。

フォルダボタンをクリックして、「デフォルトのフォルダの選択」ダイアログを開きます。予定と会議を格納するフォルダをダイアログで選択して、「了解」をクリックします。


注 –

Sun Java System Calendar Server アカウントから「個人用カレンダ」フォルダを使用するには、「デフォルトのフォルダの選択」ダイアログで「個人用カレンダ」フォルダを選択します。


「タスク」

この環境設定を使用して、タスクを格納するデフォルトフォルダを指定します。 

デフォルトのタスクフォルダのサマリは、自分の「サマリ」に表示されます。PDA を同期させる場合、PDA はデフォルトタスクフォルダと同期します。

フォルダボタンをクリックして、「デフォルトのフォルダの選択」ダイアログを開きます。タスクを格納するフォルダをダイアログで選択して、「了解」をクリックします。


注 –

Sun Java Enterprise System Calendar Server アカウントから「個人用タスク」フォルダを使用するには、「デフォルトのフォルダの選択」ダイアログで「個人用タスク」フォルダを選択します。


オフラインフォルダの環境設定

「オフラインのフォルダ」タブセクションを使用して、オフラインフォルダを指定します。オンラインモードからオフラインモードに切り替えると、電子メールとカレンダは、選択したフォルダのコピーをシステム上に作成します。オフラインモードとオンラインモードの詳細については、「オフラインでの作業」を参照してください。

メールフォルダツリーを使用して、オフラインで作業するフォルダを選択します。フォルダ横のプラス記号 (+) をクリックして、フォルダのコンテンツを展開します。展開したフォルダコンテンツを元に戻すには、フォルダ横のマイナス記号 (-) をクリックします。

自動完了フォルダの環境設定

「自動完了のフォルダ」タブセクションでは、電子メールとカレンダがメッセージの「宛先」、「Cc」、および「Bcc」フィールドでアドレスの自動完了を行うときに検索する、連絡先フォルダを指定します。

アドレス自動完了フォルダを指定するには、「追加」ボタンをクリックします。「フォルダの追加」ダイアログで希望のフォルダを選択して、「了解」をクリックします。

アドレス自動完了フォルダのリストからフォルダを削除するには、「追加の完了フォルダ」リストでフォルダを選択して、「削除」ボタンをクリックします。

メールの環境設定の指定

一般メールの環境設定および HTML メールの環境設定を指定し、ラベルおよびラベルカラーをカスタマイズするには、「メールの設定」ダイアログを使用します。次の機能領域でメールの環境設定をカスタマイズできます。

一般的なメールの環境設定

一般的なメールの環境設定を指定するには、「一般」タブセクションを使用します。表 11–6に、構成可能な一般メールの環境設定を示します。

表 11–6 一般的なメールの環境設定

ダイアログ要素 

説明 

「他のアプリケーションと同じフォントを使う」

電子メールとカレンダで、フォント環境設定ツールで指定されているフォント設定を使用する場合は、このオプションを選択します。電子メールとカレンダは、電子メールとカレンダユーザーインタフェース、および HTML 形式のメッセージに、フォント環境設定ツールでの設定を使用します。

「標準フォント」

「他のアプリケーションと同じフォントを使う」オプションを選択解除する場合は、この環境設定を使用して電子メールとカレンダユーザーインタフェースと HTML 形式のメッセージに使用するフォントを選択します。フォント選択ボタンをクリックします。「HTML 可変幅フォントの選択」ダイアログが表示されます。このダイアログを使用して、希望のフォントを選択します。

「端末のフォント」

「他のアプリケーションと同じフォントを使う」オプションを選択解除する場合は、この環境設定を使用してプレビュー区画で使用するフォントを選択します。フォント選択ボタンをクリックします。「HTML 表示の固定幅フォントの選択」ダイアログが表示されます。このダイアログを使用して、希望のフォントを選択します。

「メッセージに既読マークを付与する時間 n 秒」

プレビュー区画にメッセージを指定の時間表示したあとに、そのメッセージを開封済みとしてマークするには、このオプションを選択します。 

スピンボックスで、メッセージが開封済みとしてマークされるまで待つ時間を指定します。 

「デフォルトの文字エンコード」

メッセージのデフォルトの文字エンコードをドロップダウンリストから選択します。文字エンコードと国際的メッセージについては、「国際的なメッセージの送信と受信」を参照してください。

「引用を強調表示する color 色」

不等号記号 (>) で始まるメッセージの行は、ほかのメッセージからの引用です。メッセージ内の引用を特定の色で表示する場合は、このオプションを選択します。 

色選択ボタンをクリックして、引用に使う色を選択します。「色の選択」ダイアログが表示されます。このダイアログを使用して、希望の色を選択します。

「終了時にごみ箱フォルダを空にする」

電子メールとカレンダの終了時に「ごみ箱」フォルダの内容を永久に削除するには、このオプションを選択します。

「フォルダを抹消する時に確認する」

フォルダから削除したメッセージをそのフォルダから永久に削除する前に、確認メッセージを表示するには、このオプションを選択します。 

「新着メールが届いても通知しない」

メッセージの受信時に音声のフィードバックを通知しない場合は、このオプションを選択します。 

「新着メールが届いたらビープ音を鳴らす」

メッセージの受信時に電子メールとカレンダで音が鳴るようにするには、このオプションを選択します。

「新着メールが届いたらサウンドを再生する」

メッセージの受信時にサウンドファイルを再生するには、このオプションを選択します。 

「ファイル名を指定する」ドロップダウンコンビネーションボックスに、再生するサウンドファイルの名前を入力します。または、「参照」をクリックして、「コマンドの実行」ダイアログを表示します。このダイアログで、再生するサウンドファイルを選択します。

HTML メールの環境設定

HTML メールの環境設定を指定するには、「HTML メール」タブセクションを使用します。表 11–7 は、構成可能な HTML メール環境設定を示しています。

表 11–7 HTML メールの環境設定

ダイアログ要素 

説明 

「画像の読み込み」グループ

メッセージ本文に画像が含まれているメッセージを受け取ることがあります。また、インターネット上の画像へのリンクを含むメッセージを受け取ることもあります。リンクされた画像の読み込みには時間がかかることがあります。また、スパム電子メールの送信者に情報を提供する可能性もあります。 

このグループからオプションの 1 つを選択して、リンクされた画像に対する電子メールとカレンダの動作を指定します。次のオプションの中からどれか 1 つを選択します。

  • 「二度と画像を読み込まない」 : リンクされた画像を二度とダウンロードしない場合には、このオプションを選択します。

  • 「差出人がアドレス帳にある場合は画像を読み込む」 : 差出人が連絡先の一覧にある場合にだけ、リンクされた画像をダウンロードするときには、このオプションを選択します。

  • 「常に画像を読み込まない」 : リンクされたすべての画像をダウンロードするには、このオプションを選択します。

「アニメーションを表示する」

受信したメッセージに挿入または添付されたアニメーションを表示するには、このオプションを選択します。 

「HTML 形式を希望しない連絡先に送信する場合は確認する」

HTML 形式のメッセージの受信を希望しない連絡先へ、HTML 形式のメッセージを送信するときに警告を表示するには、このオプションを選択します。「HTML メールの受信を希望する」オプションが選択されていない連絡先の一覧の連絡先に HTML 形式のメッセージを送信すると、警告が表示されます。

色の環境設定

ラベルの色の環境設定を指定するには、「色」タブセクションを使用します。

ラベルの色を変更するには、ラベルテキストボックスの右側にある色選択ボタンをクリックします。「色の選択」ダイアログで、ラベルに必要な色を選択します。

新しいラベルを作成するには、現在のラベルの 1 つを上書きする必要があります。上書きするラベルのテキストボックスに、新しいラベルの名前を入力します。ラベルの色を変更するには、テキストボックスの右側にある色選択ボタンをクリックします。「色の選択」ダイアログで、ラベルに必要な色を選択します。

電子メールとカレンダのラベルのデフォルト設定に戻すには、「デフォルトに戻す」ボタンをクリックします。

メール作成の設定

色を指定するには、「メール作成の設定」のオプションを使用します。次の機能領域でメール作成の環境設定をカスタマイズできます。

一般的なメッセージ作成の環境設定

メッセージ作成の環境設定を指定するには、「一般」タブセクションを使用します。表 11–8 は、設定可能なメッセージ作成の環境設定を示しています。

表 11–8 一般的なメッセージ作成の環境設定

ダイアログ要素 

説明 

「転送方式」

メッセージの転送にさまざまな方式を選択できます。メッセージのデフォルトの転送方式をドロップダウンリストから選択します。 

メッセージの転送方式の詳細については、「メッセージを転送するには」を参照してください。

「返信方式」

メッセージの返信にさまざまな方式を選択できます。メッセージのデフォルトの返信方式をドロップダウンリストから選択します。 

次のオプションの中からどれか 1 つを選択します。 

  • 「オリジナルのメッセージを引用する」 : 元のメッセージを新しいメッセージの本文に挿入し、引用部分の各行の先頭に不等号記号 (>) を挿入するには、このオプションを選択します。

  • 「オリジナルのメッセージを引用しない」 : 返信メッセージから元のメッセージを除外するには、このオプションを選択します。

  • 「オリジナルのメッセージを添付する」 : 新しいメッセージに元のメッセージを添付するには、このオプションを選択します。

「文字セット」

メッセージのデフォルトの文字エンコードをドロップダウンリストから選択します。 

「HTML でメッセージを形成する」

HTML 形式をメッセージのデフォルトの形式にするには、このオプションを選択します。このオプションを選択しない場合は、デフォルト形式がプレーンテキスト形式になります。 

「スマイリーアイコンを自動的に挿入する」

入力時に自動的に顔文字を挿入するには、このオプションを選択します。たとえば、「:-)」と入力すると、スマイリーアイコンが自動的に挿入されます。

このオプションは、HTML 形式のメッセージだけに適用されます。 

「件名が空の場合は送信する前に確認する」

「件名」テキストボックスが空のメッセージを送信するときに、警告メッセージが表示されるようにするには、このオプションを選択します。

「Bcc 受信者のみ指定されている場合は送信する前に確認する」

「Bcc」フィールドだけにアドレスがあり、「宛先」フィールドと「Cc」フィールドにアドレスがないメッセージを送信するときに、警告メッセージが表示されるようにするには、このオプションを選択します。

署名の環境設定

署名の環境設定を指定するには、「署名」タブセクションを使用します。表 11–9 は、設定可能な署名の環境設定を示しています。

表 11–9 署名の環境設定

ダイアログ要素 

説明 

署名のリスト 

メッセージに挿入できる署名のリストを表示します。メッセージを作成するときに、「署名」ドロップダウンリストから署名の 1 つを選択できます。

「追加」

このボタンをクリックして、署名の一覧に署名を追加します。 

署名の一覧に署名を追加するには、次の手順を実行します。 

  • 「追加」ボタンをクリックして、 「署名の編集」ダイアログを表示します。

  • 「名前」テキストボックスに署名を入力します。

  • ダイアログのコンテンツ領域に署名を入力します。署名のフォーマット方法の詳細については、「メッセージの作成」を参照してください。

  • 「ファイル」->「保存して閉じる」を選択して、署名を保存してダイアログを閉じます。

「スクリプトの追加」

スクリプトを使用して署名を生成できます。スクリプトを追加して署名を生成するには、「スクリプトの追加」ボタンをクリックします。

署名の一覧にスクリプトを追加するには、次の手順を実行します。 

  • 「スクリプトの追加」ボタンをクリックして、「スクリプトの追加」ダイアログを表示します。

  • 「名前」テキストボックスにスクリプト名を入力します。

  • 使用するスクリプトのファイル名を「スクリプト」ドロップダウンコンビネーションボックスに入力します。または、「参照」をクリックして、「ファイルの選択」ダイアログを表示します。ダイアログを使用して、使用するスクリプトを指定します。

  • 「了解」をクリックします。

「編集」

署名または署名スクリプトを編集するには、署名のリストから項目を選択し、「編集」ボタンをクリックします。

「削除」

署名または署名スクリプトを削除するには、署名のリストから項目を選択し、「削除」ボタンをクリックします。

スペルチェックの環境設定

スペルチェッカの環境設定を指定するには、「スペルチェック」タブセクションを使用します。表 11–10 は、設定可能なスペルチェッカの環境設定を示しています。

表 11–10 スペルチェックの環境設定

ダイアログ要素 

説明 

言語表 

辞書がインストールされている言語のリストを表示します。 

言語を有効にするには、言語表で言語を選択し、「有効」ボタンをクリックします。または、目的の言語に対する「有効」列のチェックボックスをクリックして、チェックボックスにチェックマークが表示されるようにします

「入力時にスペルチェックする」

電子メールとカレンダで入力時にスペルをチェックするには、このオプションを選択します。電子メールとカレンダは、言語表で選択されている言語の辞書を参照してスペルをチェックします。

「スペルミスした文字の色」

「入力時にスペルチェックする」オプションを選択した場合、言語表で選択されている言語の辞書の用語と一致しない単語に、電子メールとカレンダによって、メッセージ内で下線が付けられます。

一致しない単語の下線の色を変更するには、色選択ボタンをクリックします。「色の選択」ダイアログで必要な色を選択します。

カレンダとタスクの環境設定の指定

カレンダとタスクの環境設定を指定するには、カレンダとタスクの設定を使用します。次の機能領域でカレンダとタスクの環境設定をカスタマイズできます。

一般的なカレンダとタスクの環境設定

一般的なカレンダとタスクの環境設定を指定するには、「一般」タブセクションを使用します。表 11–11 は、設定可能な一般的なカレンダとタスクの環境設定を示しています。

表 11–11 一般的なカレンダとタスクの環境設定

ダイアログ要素 

説明 

「タイムゾーン」

電子メールとカレンダのタイムゾーンを選択します。タイムゾーンを選択するには、グローブボタンをクリックします。「タイムゾーンの選択」ダイアログに世界地図が表示されます。このダイアログを使用して、電子メールとカレンダのタイムゾーンを選択します。タイムゾーンを選択して、「了解」をクリックします。

このダイアログを使用してタイムゾーンを選択する方法の詳細については、「タイムゾーンの選択」を参照してください。


注 –

電子メールとカレンダでは、次のアプリケーションのタイムゾーン設定を使用します。

  • 電子メールとカレンダ

  • Java Desktop System Release 3。Java Desktop System のタイムゾーンを選択するには、「起動」をクリックし、「設定」->「システムの設定」->「タイムゾーン」を選択します。Java Desktop System のタイムゾーンを設定するには、ルートアクセスの特権が必要です。

  • Java System Calendar Server

電子メールとカレンダのりマインダが正しく機能するためには、これらのアプリケーションのそれぞれで、タイムゾーンが同じ値に設定されている必要があります。


「時刻の形式」

「カレンダ」の時刻形式を選択します。次のオプションの中からどれか 1 つを選択します。

  • 「12 時間制 (午前/午後)」 : 午前および午後の形式で時刻を表示するには、このオプションを選択します。

  • 「24 時間制」 : 00.00 〜 24.00 形式で時刻を表示するには、このオプションを選択します。

「週の開始」

日付区画で週の最初の日として使用する日を選択します。 

「勤務日」

平日に含める日を選択します。ここで選択する日が、「平日表示」に表示される日です。

「一日の開始」

スケジュール区画での一日の開始時刻を指定するには、このドロップダウンコンビネーションボックスを使用します。 

「一日の終了」

スケジュール区画での一日の終了時刻を指定するには、このドロップダウンコンビネーションボックスを使用します。 

「項目を削除するときに確認する」

予定やタスクを削除するときに確認メッセージを表示するには、このオプションを選択します。 

「リマインダを表示する 時間 前にリマインダを表示する」

予定の前にリマインダメッセージを表示するには、このオプションを選択します。このスピンボックスとドロップダウンリストを使用して、予定のどのくらい前にリマインダを表示するかを指定します。スピンボックスを使用して数値を、ドロップダウンリストを使用して時間の単位を指定します。 

表示の環境設定

カレンダとタスクの表示の環境設定を指定するには、「表示」タブセクションを使用します。表 11–12 は、設定可能なカレンダとタスクの表示設定を示しています。

表 11–12 カレンダとタスクの表示の環境設定

ダイアログ要素 

説明 

「時刻の単位」

スケジュール区画で使用する時間間隔を選択します。 

「週間と月間表示の中に予定の期日を表示する」

予定の期日を「週間表示」と「月間表示」で表示するには、このオプションを選択します。

「月間表示では週末を短縮する」

「月間表示」のスケジュール区画で土曜日と日曜日の情報を 1 つの列に表示するには、このオプションを選択します。

「期日ナビゲータの中に週番号を表示する」

日付区画で年間の週番号を表示するには、このオプションを選択します。 

「今日が期限のタスクの色」

電子メールとカレンダでは、今日が期限のタスクは色付きの形式で表示されます。

今日が期限のタスクを表示する色を変更するには、色選択ボタンをクリックします。「今日が期限のタスクの色」ダイアログで、必要な色を選択します。

「期限を過ぎたタスクの色」

電子メールとカレンダでは、期限を過ぎたタスクは色付きの形式で表示されます。

期限を過ぎたタスクを表示する色を変更するには、色選択ボタンをクリックします。「期限が過ぎたタスクの色」ダイアログで、必要な色を選択します。

「完了したタスクを隠す期間 時間

一定の期間が経過したあとに完了したタスクを隠すには、このオプションを選択します。タスクを完了してからタスクを隠すまでの期間を指定するには、スピンボックスとドロップダウンリストを使用します。スピンボックスを使用して数値を、ドロップダウンリストを使用して時間の単位を指定します。 

Microsoft Exchange フォルダへのアクセスの委任

電子メールとカレンダで、Exchange アカウントを操作する方法の詳細については、第 10 章「Microsoft Exchange Server アカウントの使用」を参照してください。

Java System Calendar Server アカウントの構成

電子メールとカレンダJava System Calendar Server コネクタを使用すると、電子メールとカレンダJava System Calendar Server のクライアントとして使用できます。電子メールとカレンダJava System Calendar Server アカウントを構成するには、「Evolution 設定」ダイアログの左区画にある「Sun Java System アカウント」アイコンをクリックします。 表 11–13 は、Java System Calendar Server アカウント設定の構成に使用可能なダイアログ要素を示しています。

表 11–13 Calendar Server アカウントの構成に使用する要素

ダイアログ要素 

説明 

アカウント表 

この表は、Calendar Server アカウントを示しています。アカウントを編集するには、そのアカウントをダブルクリックします。

「新規」

Calendar Server アカウントを追加するには、このボタンをクリックします。「新規アカウントを追加」ダイアログで、新しい Calendar Server アカウントを追加します。

Calendar Server アカウントの追加方法の詳細については、「Java System Calendar Server アカウントを追加する」を参照してください。

「編集」

Calendar Server アカウントを編集するには、アカウント表でアカウントを選択して、「編集」ボタンをクリックします。

「削除」

Calendar Server アカウントを削除するには、アカウント表でアカウントを選択して、「削除」ボタンをクリックします。確認ダイアログが表示されます。確認ダイアログで「削除」をクリックして、アカウントを削除します。

Java System Calendar Server アカウントを追加する

次の手順を実行します。

  1. 「ツール」->「設定」を選択します。

  2. 「Evolution 設定」ダイアログの左区画にある「Sun Java System アカウント」をクリックします。右区画に Calendar Server アカウントの表が表示されます。

  3. 「追加」をクリックします。「新規アカウントを追加」ダイアログが表示されます。

  4. 「新規アカウントを追加」ダイアログに Calendar Server アカウントの情報を入力します。次の表は、「新規アカウントを追加」ダイアログの要素を説明しています。

    要素 

    説明 

    「アカウント名」

    短いアカウント名を入力します。 

    「プロトコル」

    ドロップダウンリストから次のプロトコルのどれか 1 つを選択します。 

    • 「HTTP」 : 通常の操作にはこのプロトコルを選択します。

    • 「HTTPS」 : セキュリティを強化するためにはこのプロトコルを選択します。

    指定するプロトコルがわからない場合は、Calendar Server のシステム管理者に問い合わせてください。

    「サーバ」

    Calendar Server に使用するサーバー名を入力します。たとえば、calendarserver.internal.company.com のように入力します。

    「ポート」

    Calendar Server に使用するポート番号を入力します。「ポート」フィールドのデフォルト値は、80 です。

    「ユーザ」

    Calendar Server へのログインに使用するユーザー名を入力します。ユーザー名は大文字と小文字が区別されます。

    このダイアログにはパスワードを入力しないでください。Calendar Server では、アカウントにアクセスするときにパスワードが求められます。

    「ポーリング間隔 (分)」

    このスピンボックスを使用して、更新のためにサーバーを確認する頻度を指定します。 

  5. 「了解」をクリックして変更を保存し、「新規アカウントを追加」ダイアログを閉じます。電子メールとカレンダは、Calendar Server アカウント情報を確認してから、「情報」ダイアログを表示します。このダイアログによって、それらの設定を有効にするには電子メールとカレンダを再起動する必要があることが通知されます。

  6. 電子メールとカレンダを再起動します。

LDAP サーバーの構成

Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) を使用すると、ネットワークを介して連絡先情報にアクセスできます。複数のユーザーが同じ連絡先情報を共有できます。LDAP の一般的な用途には、社員全員がアクセスできる、社員全員を含んだ単一のアドレス帳があります。

LDAP サーバーを構成するには、「Evolution 設定」ダイアログの左区画にある「ディレクトリサーバー」アイコンをクリックします。表 11–14 は、LDAP サーバーの構成に使用できるダイアログ要素を示しています。

表 11–14 LDAP サーバーの構成に使用する要素

ダイアログ要素 

説明 

LDAP サーバーのリスト 

電子メールとカレンダが接続できる LDAP サーバーのリストを表示します。

「追加」

このボタンをクリックして LDAP サーバーを追加します。LDAP サーバーの構成方法の詳細については、「LDAP サーバーを追加する」を参照してください。

「編集」

LDAP サーバーを編集するには、LDAP サーバーのリストでサーバーを選択し、「編集」ボタンをクリックします。「LDAP サーバーの編集」ダイアログの使用法の詳細については、「LDAP サーバーを追加する」を参照してください。

ダイアログに情報を入力したら、「了解」をクリックして、LDAP サーバーに変更を適用し、ダイアログを閉じます。

「削除」

LDAP サーバーを削除するには、LDAP サーバーのリストでサーバーを選択し、「削除」ボタンをクリックします。

LDAP サーバーを追加する

次の手順を実行します。

  1. 「ツール」->「設定」を選択します。

  2. 「Evolution 設定」ダイアログの左区画にある「ディレクトリサーバー」をクリックします。右区画に LDAP サーバーの表が表示されます。

  3. 「追加」をクリックします。LDAP 設定アシスタントが表示されます。LDAP 設定アシスタントは、LDAP サーバーの構成プロセスを段階的に説明します。「進む」ボタンをクリックして、構成プロセスを開始します。

  4. 「サーバー情報」ページに一般的なサーバー情報を入力します。次の表は、「サーバー情報」ページの要素を説明しています。

    ダイアログ要素 

    説明 

    「サーバー名」

    連絡先情報が格納されている LDAP サーバーの DNS 名または IP アドレスを入力します。 

    「ログイン方式」

    ログインに使用する方式を選択します。次のオプションの中からどれか 1 つを選択します。 

    • 「匿名」 : ログイン時に身元を認証しない場合は、このオプションを選択します。

    • 「電子メールアドレスを使用する」 : LDAP サーバーへのログインに電子メールアドレスを使用するには、このオプションを選択します。電子メールアドレスは、サーバーへのログインに使用する前に、LDAP サーバーに追加する必要があります。

    • 「識別名 (DN) を使用する」 : LDAP サーバーへのログインに識別名を使用するには、このオプションを選択します。識別名は、LDAP ディレクトリ内のユーザーを特定します。識別名は、LDAP サーバーへのログインに使用する前に、サーバーへ追加する必要があります。

    「電子メールアドレス」または「識別名」

    LDAP サーバーへのログインに使用する電子メールアドレスまたは識別名を入力します。 

    一般的なサーバー情報の入力を完了したら、「進む」ボタンをクリックします。「サーバーへの接続」ページが表示されます。

  5. 「サーバーへの接続」ページにサーバー接続情報を入力します。次の表は、「サーバーへの接続」ページの要素を説明しています。

    ダイアログ要素 

    説明 

    「ポート番号」

    このフィールドには、電子メールとカレンダで LDAP サーバーへの接続に使用するポート番号を入力します。このフィールドの標準の値は 389 です。

    「SSL/TLS を使用する」

    LDAP サーバーへの接続に、SSL または TLS (Transport Layer Security) プロトコルをいつ使用するかを選択します。次のオプションの中からどれか 1 つを選択します。

    • 「常に」 : LDAP サーバーへの接続に、SSL または TLS を常に使用するには、このオプションを選択します。

    • 「可能な場合はいつでも」 : 安全な環境でないときにだけ、LDAP サーバーへの接続に SSL または TSL を使用する場合には、このオプションを選択します。

    • 「決してしない」 : LDAP サーバーへの接続に SSL または TSL を決して使用しない場合は、このオプションを選択します。

    サーバーの接続情報の入力を完了したら、「進む」ボタンをクリックします。

  6. 「ディレクトリの検索」ページに、サーバー上のディレクトリに対する検索の詳細を入力します。次の表は、「ディレクトリの検索」ページの要素を説明しています。

    ダイアログ要素 

    説明 

    「検索ベース」

    LDAP サーバー内の情報はツリー構造で編成されています。検索ベースとは、ツリー構造内の特定の場所を指し、LDAP ディレクトリ検索の開始位置となります。

    LDAP ディレクトリの検索に使用する検索ベースの名前をテキストボックスに入力します。 

    「サポートされた検索ベースの表示」

    電子メールとカレンダでサポートされている検索ベースのリストを表示するには、このボタンをクリックします。

    「検索範囲」

    ディレクトリ検索の範囲を選択します。次のオプションの中からどれか 1 つを選択します。 

    • 「レベル 1」 : 検索ベースの 1 つ下のレベルを検索するには、このオプションを選択します。

    • 「サブディレクトリ」 : 検索ベースとその下のすべてのレベルを検索するには、このオプションを選択します。

    「タイムアウト(分)」

    このスライダは、電子メールとカレンダが検索を停止するまでの時間を指定するために使用します。

    「ダウンロード制限」

    LDAP サーバーからダウンロードする連絡先の最大数を指定します。 

    検索情報の入力を完了したら、「進む」ボタンをクリックします。

  7. 「表示名」テキストボックスにサーバー名を入力します。この名前は、電子メールとカレンダのインタフェースに表示されます。

    表示名の入力を完了したら、「進む」ボタンをクリックします。「完了しました」ページが表示されます。

  8. LDAP サーバーを作成し、LDAP 設定アシスタントを閉じるには、「適用」ボタンをクリックします。

サマリの環境設定の指定

サマリの環境設定を指定するには、「サマリの設定」ダイアログを使用します。次の機能領域で「サマリの設定」をカスタマイズできます。

サマリのメールの環境設定

「サマリ」に表示するメールフォルダを指定するには、「メール」タブセクションを使用します。表 11–15 は、「サマリ」に対して構成可能なメールフォルダの環境設定を示しています。

表 11–15 サマリのメールフォルダの環境設定

ダイアログ要素 

説明 

メールフォルダツリー 

メールフォルダツリーを使用して、サマリに表示するフォルダを選択します。フォルダ横のプラス記号 (+) をクリックして、フォルダのコンテンツを展開します。展開したフォルダコンテンツを元に戻すには、フォルダ横のマイナス記号 (-) をクリックします。 

サマリに表示するフォルダを選択するには、フォルダの左側にあるチェックボックスをクリックし、ボックスにチェックマークを表示しますフォルダの選択を解除するには、チェックボックスをもう一度クリックして、チェックマークを外します。 

「フォルダのパスをすべて表示する」

サマリに表示されるフォルダへのフルパスを表示するには、このオプションを選択します。 

ニュース発信元の環境設定

「ニュース発信元」タブセクションを使用して、「サマリ」に表示するニュース発信元を指定します。表 11–16 は、「サマリ」に構成可能なニュース発信元の環境設定を示しています。

表 11–16 サマリのニュース発信元の環境設定

ダイアログ要素 

説明 

「選択可能なエントリ」のニュース発信元のリスト

サマリに表示可能なすべてのニュース発信元のリストを表示します。 

「追加」

ニュース発信元をサマリに追加するには、「選択可能なエントリ」のニュース発信元のリストからニュース発信元を選択し、「追加」ボタンをクリックします。ニュース発信元が「表示するエントリ」のニュース発信元のリストに追加されます。

「削除」

サマリからニュース発信元を削除するには、「表示するエントリ」のニュース発信元のリストでニュース発信元を選択し、「削除」ボタンをクリックします。ニュース発信元は「表示するエントリ」のニュース発信元のリストから削除されます。

「表示するエントリ」のニュース発信元のリスト

サマリに表示されるニュース発信元のリストを表示します。 

「更新時間(秒)」

スピンボックスを使用して、サマリでニュースヘッドラインの表示を更新する頻度を指定します。 

「新規発信元」

このボタンをクリックして、ニュース発信元を「選択可能なエントリ」のニュース発信元のリストに追加します。

ニュース発信元を「選択可能なエントリ」のニュース発信元のリストに追加するには、次の手順を実行します。

  1. 「新規発信元」ボタンをクリックします。

  2. 「新規ニュース発信元」ダイアログの「名前」テキストボックスに、ニュース発信元の名前を入力します。

  3. 「URL」フィールドにニュース発信元の URL を入力します。

  4. 「了解」をクリックします。

「表示する項目の最大数」

スピンボックスを使用して、各ニュース発信元に対して表示するヘッドラインの最大数を指定します。 

「発信元の削除」

追加したニュース発信元を削除するには、そのニュース発信元を選択し、「発信元の削除」ボタンをクリックします。「選択可能なエントリ」のニュース発信元のリストからそのニュース発信元が削除されます。

天気の設定

「サマリ」に表示する天気の場所を指定するには、「天気」タブセクションを使用します。表 11–17 は、「サマリ」に構成可能な天気の環境設定を示しています。

表 11–17 サマリの天気の環境設定

ダイアログ要素 

説明 

「選択可能なエントリ」の場所ツリー

場所ツリーを使用して、サマリに表示する天気の場所を選択します。場所の横のプラス記号 (+) をクリックして、場所のコンテンツを展開します。展開した場所のコンテンツを元に戻すには、場所の横のマイナス記号 (-) をクリックします。 

「追加」

サマリに場所を追加するには、「選択可能なエントリ」の場所ツリーで場所を選択し、「追加」ボタンをクリックします。場所は、「表示するエントリ」の場所のリストに追加されます。

「削除」

サマリから場所を削除するには、「表示するエントリ」の場所のリストでその場所を選択し、「削除」ボタンをクリックします。

「表示するエントリ」の場所のリスト

サマリに天気が表示される場所のリストを表示します。 

「気温の表示形式」

気温を摂氏で表示するか華氏で表示するかを選択します。 

「更新時間(秒)」

スピンボックスを使用して、サマリで天気の表示を更新する頻度を指定します。 

サマリのカレンダとタスクの環境設定

「サマリ」で表示するカレンダとタスクの情報を指定するには、「スケジュール」タブセクションを使用します。表 11–18 は、「サマリ」に構成可能なカレンダとタスクの情報設定を示しています。

表 11–18 サマリのカレンダとタスクの環境設定

ダイアログ要素 

説明 

「カレンダが一度に表示する期間を選択してください。」

サマリに表示するカレンダの日数を選択します。 

「すべてのタスクを表示する」

サマリにすべてのタスクを表示するには、このオプションを選択します。隠されている完了タスクは表示されません。完了したタスクを隠すには、「完了したタスクを隠す期間 時間」オプションを使用します。完了したタスクを隠す方法の詳細については、「カレンダとタスクの環境設定の指定」を参照してください。

「今日のタスクを表示する」

サマリに今日のタスクのみを表示するには、このオプションを選択します。隠されている完了タスクは表示されません。 

Microsoft Exchange アカウントの外出中メッセージの設定

電子メールとカレンダExchange アカウントを操作する方法の詳細については、第 10 章「Microsoft Exchange Server アカウントの使用」を参照してください。