インストール用の DHCP マクロを作成する前に、次の作業を実行してください。
ネットワークインストールサーバーのインストールクライアントとして、DHCP を使用してインストールするクライアントを追加します。詳細は、「add_install_client を実行してネットワークからインストールするシステムを追加する方法」を参照してください。
DHCP サーバーがまだ構成されていない場合は、構成します。詳細は、『Solaris のシステム管理 (IP サービス)』の「DHCP サーバーの構成と構成解除 (DHCP マネージャ)」および『Solaris のシステム管理 (IP サービス)』の「DHCP サーバーの構成と構成解除 (dhcpconfig コマンド)」を参照してください。
マクロに使用する DHCP オプションを作成します。「Solaris インストールパラメータ用の DHCP オプションとマクロの作成」を参照してください。
DHCP サーバーで、スーパーユーザーになるか、同等の役割になります。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細は、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
DHCP マネージャを起動します。
# /usr/sadm/admin/bin/dhcpmgr & |
「DHCP マネージャ (DHCP Manager)」ウィンドウが表示されます。
「マクロ (Macros)」タブを選択します。
「編集 (Edit)」メニューから「作成 (Create)」を選択します。
「マクロの作成 (Create Macro)」ダイアログボックスが開きます。
マクロの名前を入力します。
「選択 (Select)」ボタンをクリックします。
「オプションの選択 (Select Option)」ダイアログボックスが開きます。
「カテゴリ (Category)」リストで「ベンダー (Vendor)」を選択します。
前に作成した「ベンダー (Vendor)」オプションがリストされます。
マクロに追加するオプションを選択して、「了解 (OK)」をクリックします。
オプションの値を入力します。
このオプションのデータタイプを 「Solaris インストールパラメータ用の DHCP オプションとマクロの作成」で確認し、add_install_client -d によってレポートされる情報を参照してください。
指定するオプションごとに、手順 6 と 7 を繰り返します。
別のマクロを追加するには、オプション名に Include と入力し、オプション値にそのマクロ名を入力します。
マクロが完成したら、「了解 (OK)」をクリックします。