シングルラベルに制限していないユーザーは、異なるラベルのデータを表示できます。操作可能な範囲は、上限がセッション認可上限、下限が管理者によって割り当てられた最下位ラベルに制限されます。
「最後のログイン (Last Login)」ダイアログボックスで、前回のセッションの日時が正しいことを確認します。
通常の時間外であるなど、最後のログインに疑わしいところがないかを常に確認してください。ログイン時間が正しくないと考える理由がある場合は、セキュリティー管理者に連絡してください。
管理者からのメッセージがないかどうかを確認します。
「本日のメッセージ (Message of the Day)」フィールドには、予定されているメンテナンスやセキュリティー上の問題に関する警告が表示されていることがあります。 このフィールドの情報は必ず確認してください。
セッションのセキュリティー属性を確認します。
図 2–1 に示すように、「最後のログイン (Last Login)」ダイアログボックスには、ユーザーがなれる役割や最下位ラベルなどのセキュリティー特性が表示されます。
(省略可能) マルチレベルセッションへのログインが許可されている場合は、シングルラベルセッションにするかどうかを決定します。
「シングルラベルにセッションを制限 (Restrict Session to a Single Label)」ボタンをクリックして、シングルラベルのセッションにログインします。
ラベルビルダーが表示されます。シングルラベルでログインしている場合は、ラベルビルダーによりそのセッションラベルが示されます。マルチレベルのシステムの場合は、ラベルビルダーによりセッション認可上限を選択できます。
ラベルの選択を確定します。
「了解 (OK)」をクリックします。
選択したトラステッドデスクトップ (Trusted CDE または Trusted JDS) が表示されます。