任意のテキストエディタを使用して、spacet という名前のファイルを作成します。
パッケージに必要な追加ディスク領域の要件を指定します。次の形式を使用します。
pathname blocks inodes |
ディレクトリ名を指定します。ファイルシステムのマウントポイントであってもなくてもかまいません。
予約する 512 バイトブロックの数を指定します。
必要な i ノードの数を指定します。
詳細については、space(4) のマニュアルページを参照してください。
ファイルを保存してエディタを終了します。
次のいずれかの作業を完了します。
インストールスクリプトを作成する場合は、次の作業、「request スクリプトを書く方法」に進んでください。
prototype ファイルを作成していない場合は、「pkgproto コマンドを使用して prototype ファイルを作成する方法」の手順を完了して、手順 5 に進んでください。
prototype ファイルをすでに作成している場合は、それを編集し、前の手順で作成した情報ファイルのエントリを追加します。
パッケージを構築します。
必要な場合は、「パッケージの構築方法」を参照してください。
この space ファイルの例では、1000 個の 512 バイトブロックと 1 個の i ノードをターゲットシステムの /opt ディレクトリに予約するように指定しています。
/opt 1000 1 |
パッケージを構築したあと、実際にインストールして、正しくインストールされることを確認し、整合性を検証します。第 4 章パッケージの確認と転送では、これらの作業について説明し、検証済みのパッケージを配布媒体に転送する方法の手順を示します。