Solaris 10 10/08 インストールガイド (Solaris Live Upgrade とアップグレードの計画)

ブート環境の構成の表示

ブート環境の構成を表示するには、lufslist コマンドを使用します。出力される情報は、ブート環境マウントポイントごとの、ディスクスライス (ファイルシステム)、ファイルシステムの種類、およびファイルシステムのサイズです。

Procedureブート環境の構成を表示する

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. 次のように入力します。


    # lufslist -n BE_name
    
    BE_name

    ファイルシステムの詳細を表示するブート環境の名前を指定します。

    次の例ではリストを表示しています。


    Filesystem                fstype       size(Mb) Mounted on
    ------------------------------------------------------------------
    /dev/dsk/c0t0d0s1         swap           512.11 -
    /dev/dsk/c0t4d0s3         ufs           3738.29 /
    /dev/dsk/c0t4d0s4         ufs            510.24 /opt

    注 –

    非大域ゾーンが含まれているリストの例については、「ブート環境の非大域ゾーンのファイルシステムの構成を表示する」を参照してください。