Sun ONE logo     前へ     目次     索引     次へ     
Sun ONE Calendar Server インストールガイド



本書について


このマニュアルでは、Sun™ Open Network Environment (Sun™ ONE) Calendar Server (旧名称:iPlanet™ Calendar Server) およびソフトウェアコンポーネントのインストールの方法について説明します。この章は、次の項目で構成されます。

今回のリリースの時点で既に分かっている問題の最新情報については、『Sun ONE Calendar Server リリースノート』を参照してください。

http://docs.sun.com/db/prod/s1calsrv


対象読者

このマニュアルは、Calendar Server のインストールと導入を担当する管理者とサポートスペシャリストを対象としています。


お読みになる前に

カレンダーサーバをインストールする前に、次の概念について理解しておく必要があります。

  • オペレーティングシステム (Solaris™ オペレーティング環境、ほかの UNIX™ システム、または Windows NT システム) の基本管理手順

  • Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)。LDAP ディレクトリを使用してユーザ情報を保存する場合


内容の紹介


表 1    Sun ONE Calendar Server インストールガイドの編成

章または付録

説明

このマニュアルについて (この章)  

対象読者、前提条件、マニュアルの内容、表記上の規則、関連情報について説明する。  

第 1 章 「インストールの準備」  

カレンダーサーバのインストール準備について説明する。  

第 2 章 「UNIX システムでの Calendar Server のインストール」  

UNIX システムでのカレンダーサーバのインストール方法について説明する。  

第 3 章 「Windows NT システムでの Calendar Server のインストール」  

Windows NT システムでのカレンダーサーバのインストール方法について説明する。  

第 4 章 「Calendar Server  データの移行」  

カレンダーサーバ移行ユーティリティについて説明する。  

用語集  

カレンダーサーバ用語について説明する。  

索引  

 


表記上の規則

このマニュアルは、Solaris オペレーティング環境にインストールする場合の表記規則に基づいて記述されています。Solaris 以外の UNIX オペレーティングシステムや Windows NT システムにカレンダーサーバをインストールする場合は、Solaris のファイルパスが示されている部分を、使用しているオペレーティングシステムのパスに置き換えてください。

モノスペースフォント

モノスペースフォントは、画面上のコンピュータ出力、または入力するテキストの表記に使用します。また、ファイル名、識別名、関数、コード例にも使用します。

イタリックフォント

イタリックフォント で表記されているテキストは、ユーザがインストール固有の情報を使用して入力するテキストを示しています。サーバのディレクトリパス、ディレクトリ名の表記に使用します。たとえば、このマニュアルでは、ディレクトリパスを次のように表記します。

server-root/cal/bin

この場合、server-root はサーバのインストール先のディレクトリを示しています。たとえば、次のように入力します。

  • Solaris システムのデフォルトのインストールにはパスを使用します。 ソフトウェアファイルの server-root として /opt/SUNWics5/ を使用します。つまり、デフォルトのインストールディレクトリを選択した場合、server-root/cal は次のパスを示しています。

    /opt/SUNWics5/cal

  • Solaris 以外の UNIX システムの場合、デフォルトのインストール位置は次のとおりです。 /opt/iPlanet/CalendarServer5/ の場合、server-root/cal は次のパスを示しています。

    /opt/iPlanet/CalendarServer5/cal

  • Windows NT システムの場合、デフォルトのインストール位置は次のとおりです。 c:\Program Files\iPlanet\tCalendarServer5\ の場合、server-root/cal は次のパスを示します。

    c:\Program Files\iPlanet\CalendarServer5\cal

角括弧 [  ]

角括弧 [ ] ではさまれているパラメータは、省略可能です。たとえば ics2migrate 移行ユーティリティの次の構文書式で、-q-m は省略可能なオプションとなります。

ics2migrate [-q] [-m ldap]

縦棒 (|)

縦棒 (|) は、水平方向に延びるリストに含まれる選択肢を区切ります。たとえば、次の -s-f-l の各オプションでは、指定可能な選択肢があります。

ics2migrate [-q] [-m db] [-s def|none] [-f def|none]
  [-l min|max]ソース ターゲット

コマンド行プロンプト

コマンド行プロンプト (C シェルでは %、Korn シェルや Bourne シェルでは $) は、このマニュアルの例では記述していません。ご使用のオペレーティングシステムによってそれぞれ異なるコマンド行プロンプトが表示されます。ただし、コマンドは、原則としてこのマニュアルで紹介しているとおりに入力してください。


関連マニュアル

Calendar Server には、管理者、開発者、およびエンドユーザを対象としたマニュアルが付属しています。iPlanet マニュアルの Web サイトでは、このマニュアル以外にも、PDF 形式と HTML 形式の次のカレンダーサーバマニュアルをご利用頂けます。

  • 『Calendar Express 5.1.1 の新機能』

  • 『Sun ONE Calendar Server リリースノート』

  • 『Sun ONE Calendar Server 管理者ガイド』

  • 『Sun ONE Calendar Server プログラママニュアル』

  • 『Sun ONE Messaging and Collaboration スキーマリファレンス』

  • 『Sun ONE Messaging and Collaboration イベント通知サービスマニュアル』

これらのマニュアルは、次のページに掲載されています。

http://docs.sun.com/db/prod/s1calsrv

Calendar Express からは、エンドユーザを対象としたオンラインヘルプをご利用いただけます。


オンラインマニュアル

このマニュアルは、次のページからPDF 形式と HTML 形式をオンラインでご利用いただけます。

http://docs.sun.com/db/prod/s1calsrv


前へ     目次     索引     次へ     
Copyright 2002 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved.

最終更新日 2002 年 8 月 30 日