次のリストは、このリリースの Communications Suite でサポートされるゾーンのレベルについて説明します。
完全ルートゾーンと疎ルートゾーンの両方がサポートされます。
非大域ゾーンがすでに存在する場合、Communications Suite を大域ゾーンにインストールできます。
非大域ゾーンは、Communications Suite を大域ゾーンにインストールしたあとに作成できます。
完全ルート非大域ゾーンに Communications Suite がすでにインストールされている場合でも、Communications Suite を大域ゾーンにインストールできます。大域ゾーンに別の Communications Suite インストールがすでにインストールされていても、Communications Suite を完全ルート非大域ゾーンにインストールできます。
ゾーン内のすべての共有コンポーネントは、同じリリースの Communications Suite からのコンポーネントである必要があります。共有コンポーネントは自動的に同期され、最新の Communications Suite リリースと一致するよう同期されます。
単一のコンピュータ上で、Communications Suite の完全ルート配備と疎ルート配備を混在させるべきではありません。
Communications Suite は、次の例外を除いて非大域疎ルートゾーンにインストールできます。
Sun Cluster ソフトウェア、Sun Cluster Geographic Edition、および Sun Cluster エージェントは大域ゾーンにのみインストールできます。
Message Queue は大域ゾーンまたは完全ルート非大域ゾーンでのみインストールまたはアップグレードできます。
Application Server を非大域疎ルートゾーンにインストールするには、その前にオペレーティングシステムにバンドルされている任意のバージョンの Application Server を大域ゾーンから削除する必要があります。
インストーラは、共有コンポーネントまたは Message Queue を疎ゾーンにインストールしません。インストールしようとすると、インストールは停止し、共有コンポーネントおよび Message Queue は大域ゾーンにインストールする必要があることを伝えるメッセージが表示されます。
インストーラは、大域ゾーンにインストールされるパッケージの伝達を制御します。
共有コンポーネントは常に伝達されます。
Message Queue は常に伝達されます。
ほかのすべてのコンポーネントは伝達されません。
Sun Java Web Console 共有コンポーネントは、大域ゾーンでのみアップグレードできます。