ホストに Solaris 10 がインストールされているかどうかを確認します。
大域ゾーンは自動的に作成されます。
実装計画に指定したすべての非大域ゾーンが、大域ゾーン管理者によって“疎ルート”のゾーンとして作成されているかどうかを確認します
非大域ゾーンの作成に関する詳細については、『System Administration Guide: Solaris Containers-Resource Management and Solaris Zones』の第 18 章「Planning and Configuring Non-Global Zones (Tasks)」を参照してください。
インストールシーケンスのガイドラインをチェックします。
この例に当てはまるガイドラインをチェックし、必要に応じて調整を行います。
インストールの前提要件をチェックします。
開始する前に、このインストールで行う必要のあるタスクについてチェックします。
大域ゾーンでインストーラを起動し、コンポーネントの選択で共有コンポーネントのみを選択します。
コンポーネントの選択では「共有コンポーネント」のみを選択し、ほかのコンポーネントは選択しないでください。共有コンポーネントのインストールが完了すると、共有コンポーネントが大域ゾーンにインストールされ、すべての非大域ゾーンに伝播します。
Message Queue が使用されている場合、Message Queue を大域ゾーンでアップグレードします
Message Queue は Solaris 10 とともにバンドルされており、互換性のないバージョンはアップグレードまたは削除する必要があります。アップグレードしたあと、Message Queue は大域ゾーン内に存在し、非大域ゾーンにも伝達されます。
Application Server が使用されている場合、Application Server は削除する必要があります。
Application Server は Solaris 10 とともにバンドルされており、大域ゾーンから削除する必要があります。pkginfo —I | grep —I “application server” コマンドを使用して、ホスト上にある Application Server パッケージを一覧表示します。Application Server パッケージを削除したあと、Application Server をほかの製品コンポーネントとともに非大域ゾーンにインストールできます。
希望する非大域ゾーンでインストーラを起動します
コンポーネントの選択で、希望するコンポーネントを選択します。
一部のコンポーネントは、大域ゾーン機能にアクセスする必要があるため非大域ゾーンにはインストールできません。これらのコンポーネントは、コンポーネントの選択で利用できません。
インストールを実行します
インストールサマリーとログを表示します
必要に応じて、インストール後の設定を完了します
第 6 章「Communications Suite のインストール後設定の完了」には、インストール後の設定に関する手順が示されています。
製品コンポーネントを起動します。
製品コンポーネントの起動と停止の手順については、第 7 章「インストール済み製品コンポーネントの確認」を参照してください。
必要に応じて、追加の非大域ゾーンでこのプロセスを繰り返します。