猶予期間は、メッセージを差出人にバウンスするまでメールボックスが制限容量 (ディスク容量やメッセージの数) を超えた状態でいられる期間を指定するものです。猶予期間とは、メッセージがメッセージキュー内に保持される期間ではなく、メッセージキュー内に含まれているすべての着信メッセージがバウンスされるまでに、メールボックスが制限容量を超えた状態でいられる期間です。(詳細は 「20.1 概要」を参照。) 猶予期間は、ユーザーが制限容量のしきい値に達し、警告を受けたときに開始します。「制限容量の通知を設定する」を参照してください。
コマンド行で制限容量の猶予期間を指定する場合は、次のようになります。
configutil -o store.quotagraceperiod -v number
この number は時間数を示しています。