Sun Java System Messaging Server 6.3 管理ガイド

A.3.4 複数の Messaging Server インスタンスの監視

ここでは、同じホストコンピュータ上で実行されている複数の Messaging Server インスタンスを監視する 2 つの方法について説明します。1 つはサブエージェントをスタンドアロンモードで実行する方法で、Messaging Server の個々のインスタンスがホストコンピュータ間を動的に移動する可能性がある高可用性フェイルオーバー (HA) 設定に適しています。もう 1 つは SNMP v3 コンテキスト名を使用する方法で、複数の Messaging Server インスタンスの場所が 1 つのシステムに限られており、SNMP 監視ソフトウェアによってポーリングされる IP アドレスの数を制限するのが望ましい場合 (たとえば、監視ソフトウェアのライセンスに IP アドレス単位で課金されるコンポーネントが含まれる場合など) に、ある程度のメリットがあります。この 2 つ目の方法は、HA フェイルオーバー設定にも使用できますが、その場合はスタンドアロンモードの方法と同じ数の IP アドレスをポーリングする必要があります。