設定プログラムは、グラフィカルユーザーインタフェース (GUI) からでも、コマンド行からでも実行できます。
プログラムをリモート実行する場合は、DISPLAY 環境変数を正しく設定し、サーバーからの X-Windows 接続により、使用しているコンピュータ上に表示できるようにする必要があります。たとえば、xhost ユーティリティーを使用するには、使用しているコンピュータで次のコマンドを実行します。
# xhost +
ここでは、次の内容について説明します。
スーパーユーザー (root) としてログインするか、スーパーユーザーになります。
/opt/SUNWics5/cal/sbin ディレクトリに移動します。
次の表から選択したオプションを使用してスクリプトを実行します。
オプション |
説明 |
---|---|
-nodisplay |
設定スクリプトをテキストのみモード (非 GUI) で実行します。 |
-noconsole |
テキスト出力を表示しません。設定スクリプトをサイレントモードで実行するには、このオプションに -nodisplay を指定して実行します。 |
-novalidate |
入力フィールドのテキストを検証しません。 |
-saveState [statefile] |
設定に関する質問に対して入力した回答を状態ファイル (テキストファイル) に保存します。状態ファイルの完全修飾パスを指定しない場合、ファイルは次のデフォルトディレクトリに保存されます。/opt/SUNWics5/cal/jconfigure 。 |
-state [statefile] |
入力値の設定に状態ファイルを使用します。このオプションは、-novalidate および -noconsole と一緒に使用する必要があります。 |
たとえば、コマンド行モードで設定スクリプトを実行するには、次のコマンドを使用します。
./csconfigurator.sh -nodisplay
コマンド行バージョンでは、GUI と同じ情報が同じ順序で尋ねられます。デフォルト値は、角カッコ [] で示されます。デフォルト値をそのまま使用するには、キーボードで Enter キーを押します。
スクリプトによって提示されるさまざまな質問に含まれる情報については、以降の節で示す GUI 画面内のテキストを参照してください。