Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド

6.5 Calendar Server バージョン 6.3 で高可用性を設定するためのすべての配備例で使用する命名規則


ヒント –

この節を印刷し、HA のインストールおよび設定プロセスの進行に応じて使用した値を記録してください。


ここでは、次の 4 つの表で、すべての例で使用する変数名について説明します。

表 6–3 非対称型の例で使用するディレクトリ名変数

名前の例 

ディレクトリ 

説明 

install-root

/opt

Calendar Server がインストールされているディレクトリ。 

cal-svr-base

/opt/SUNWics5/cal

すべての Calendar Server ファイルが格納されているディレクトリ。 

var-cal-dir

/var/opt/SUNWics5

/var ディレクトリ。

share-disk-dir

/cal

グローバルディレクトリ。つまり非対称型高可用性システムでのノード間で共有されるディレクトリ。 

表 6–4 対称型の例で使用するディレクトリ名変数

名前の例 

ディレクトリ 

説明 

install-rootCS1

install-rootCS2

/opt/Node1

/opt/Node2

Calendar Server のインスタンスがインストールされているディレクトリ。 

cal-svr-baseCS1

cal-svr-baseCS2

/opt/Node1/SUNWics5/cal

/opt/Node2/SUNWics5/cal

ノードのすべての Calendar Server ファイルが格納されているディレクトリ。 

var-cal-dirCS1

var-cal-dirCS2

/var/opt/Node1/SUNWics5

/var/opt/Node2/SUNWics5

各ノードの /var ディレクトリ。

share-disk-dirCS1

share-disk-dirCS2

/cal/Node1

/cal/Node2

Calendar Server の各インスタンスがそのフェイルオーバーノードと共有しているグローバル (共有) ディレクトリ。これは、対称型高可用性システムで使用されます。 

表 6–5 非対称型の例で使用するリソース名変数

変数名 

説明 

CAL-RG

カレンダリソースグループ。 

LOG-HOST-RS

論理ホスト名リソース。 

LOG-HOST-RS-Domain.com

完全修飾論理ホスト名リソース。 

CAL-HASP-RS

HAStoragePlus リソース。 

CAL-SVR-RS

Calendar Server リソースグループ。 

表 6–6 対称型の例で使用するリソース名変数

変数名 

説明 

CAL-CS1-RG

Calendar Server の 1 番目のインスタンスのカレンダリソースグループ。 

CAL-CS2-RG

Calendar Server の 2 番目のインスタンスのカレンダリソースグループ。 

LOG-HOST-CS1-RS

Calendar Server の 1 番目のインスタンスの論理ホスト名リソース。 

LOG-HOST-CS1-RS-Domain.com

Calendar Server の 1 番目のインスタンスの完全修飾論理ホスト名リソース。 

LOG-HOST-CS2-RS

Calendar Server の 2 番目のインスタンスの論理ホスト名リソース。 

LOG-HOST-CS2-RS-Domain.com

Calendar Server の 2 番目のインスタンスの完全修飾論理ホスト名リソース。 

CAL-HASP-CS1-RS

Calendar Server の 1 番目のインスタンスの HAStoragePlus リソース。 

CAL-HASP-CS2-RS

Calendar Server の 2 番目のインスタンスの HAStoragePlus リソース。 

CAL-SVR-CS1-RS

Calendar Server の 1 番目のインスタンスの Calendar Server リソースグループ。 

CAL-SVR-CS2-RS

Calendar Server の 2 番目のインスタンスの Calendar Server リソースグループ。 

表 6–7 非対称型の例における IP アドレスの変数名

論理 IP アドレス 

説明 

IPAddress

chsttpd デーモンが待機するポートの IP アドレス。標準的な IP 形式で指定してください。例: "123.45.67.890"

表 6–8 対称型の例における IP アドレスの変数名

論理 IP アドレス 

説明 

IPAddressCS1

Calendar Server の 1 番目のインスタンスの chsttpd デーモンが待機するポートの IP アドレス。標準的な IP 形式で指定してください。例: "123.45.67.890"

IPAddressCS2

Calendar Server の 2 番目のインスタンスの chsttpd デーモンが待機するポートの IP アドレス。標準的な IP 形式で指定してください。例: "123.45.67.890"