Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド

15.4.3 アクセス制御のためのコマンド行ユーティリティー

次の表は、アクセス制御用の ACL を設定または変更するための Calendar Server コマンド行ユーティリティーを示しています。

表 15–2 アクセス制御のためのコマンド行ユーティリティー

ユーティリティー 

説明 

cscal

特定のユーザーまたはリソースのカレンダの ACL を設定するときは、-a オプションを指定して create コマンドまたは modify コマンドを実行します。

csresource

リソースカレンダに ACL を設定するには、csresource ユーティリティーに -a オプションを指定して実行します。

commadmin ユーザー

csuser

Schema バージョン 2 の Delegated Administrator コンソールまたは Delegated Administrator ユーティリティー、commadmin を使用して、ユーザーカレンダを作成するときに使用するデフォルト ACL を変更します。

ユーザーがカレンダを作成するときに使用するデフォルト ACL を変更するには、Schema バージョン 1 の csuser ユーティリティーに -a オプションを指定して実行します。


注 –

Delegated Administrator コンソールでアクセス権限を設定する場合は、「組織のプロパティー」ページ (または「新しい組織を作成」ウィザード) で「拡張権限を設定」ボタンをクリックすると、コンソールから管理できるアクセス権限のリストが表示されます。