Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド

15.5.3 リソースとリソースカレンダの作成


ヒント –

ics.conf パラメータ resource.invite.autoprovision の値が "yes" の場合、リソースカレンダは最初の出席依頼時に作成されます。つまり、このリソースがデフォルトカレンダを持っていない場合、初めて出席依頼がスケジュール設定された時にリソースカレンダが作成されます。


次のいずれかの方法でリソースを作成します。

Calendar Server ユーティリティー (Schema バージョン 1)

csresource create コマンドを使用します。

このユーティリティーは、リソースの LDAP エントリとデフォルトカレンダの両方を作成します。

リソースの LDAP エントリがすでに存在する場合、csresource ではカレンダのみが作成されます。LDAP エントリは重複して作成されません。

たとえば、カレンダ ID が aud100、表示名が Auditorium、およびデフォルトの設定を持つリソース LDAP エントリを作成するには、次のコマンドを実行します。

csresource -m aud100@siroe.com -c aud100 create Auditorium

Delegated Administrator ユーティリティーと Calendar Server ユーティリティー

2 つのコマンドを組み合わせて使用します。

  • LDAP エントリを作成するには、Delegated Administrator ユーティリティーコマンド commadmin resource create

  • デフォルトカレンダを作成するには、Calendar Server ユーティリティーコマンド csresource create

Delegated Administrator コンソール

Delegated Administration Console で LDAP リソースを作成するには、組織リストからこのリソースを配置する組織を選択します。該当する組織の「カレンダリソース」ページで、「新規」をクリックして「新規カレンダリソースを作成」ウィザードを起動します。

Delegated Administrator ユーティリティーについては、『Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 Delegated Administrator Guide 』を参照してください。

Delegated Administrator Console については、オンラインヘルプを参照してください。

csresource については、付録 D 「Calendar Server のコマンド行ユーティリティーのリファレンス」を参照してください。