ユーザーからカレンダサービスを削除するには、csuser ユーティリティーの reset コマンドを実行します。
たとえば、jsmith からカレンダサービスを削除するには、次のように実行します。
csuser reset jsmith
これにより、icsCalendarUser (オブジェクトクラス)、icsSubscribed、icsCalendarOwned 、icsCalendar、icsDWPHost (LDAP CLD を使用している場合) をはじめとするすべてのカレンダ属性がユーザーの LDAP エントリから削除されます。Calendar Server 管理者がユーザーに代わってカレンダを作成することはできません。
次のいずれかの状況になった場合は、カレンダサービスはユーザーに復元されます。
ユーザーが Calendar Server に再度ログインした場合 (自動プロビジョニングがオンになっている状態)。
Calendar Server 管理者が csuser enable コマンドを実行した場合。この場合、icsDWPHost 属性はコマンドを実行しても復元されません。この属性は、別個で追加する必要があります。
Calendar Server 管理者が、ユーザー LDAP エントリに対してオブジェクトクラスと属性を明確に追加した場合。
Schema バージョン 2 に移行したばかりで、Delegated Administrator を使用してカレンダサービスを追加する場合。